また出てきました蕁麻疹。
本当に痒いと共に、何より気持ち悪いこの皮膚の状況。(画像醜くてスミマセン!)
子供の頃からアレルギー体質で、小学校の低学年の頃から、特に夏場は突発的に蕁麻疹が出ていました。(多分卵白)
数年前のことでしたが、あるクリニックで、ネコを含む6種のアレルゲン検査(血液採取)を行ってみました。
ヤケヒョウダニとハウスダスが陽性、最も判定が高かったのは雑草でした。
それらはさほどではないのですが、IgEが1,772という診断でした。
そのクリニックによると、IgEは100以下が正常値。
IgE170以上がアレルギー体質。
よってIgE1,772という値は異常値だと。
けれどそれは体質ということで対処方法がなく、それから数年そのままになっていました。
けれどここ数年、年がら年中、この蕁麻疹に悩まされてきました。
時には顔や首にも蕁麻疹が現れるようになりました。
それにプラスオンで、汗をかいた時の顔の痒みを含む「大人アトピー」にも悩まされてきました。
春の終わりごろには「PM2.5が顔の表面に付着するので、これは投薬治療しか治せない」と判断されました。
とにかく毎日毎日、皮膚トラブルに直面していた私は、この状況を一度きちんと整理する必要があると考えるようになりました。
そので行った行動は「食物アレルギー検査(IgE・IgAスタンダードパネル検査:50,328円」でした。
「その結果(反応が出るかわからないし、出なかったらさらに対処が分からなくなる)によって、体質が変わったりとか何か自分の為になるのか?」と相方にも諭されましたが、お金や少しの時間が無駄でも自分の体を知ることから何か方法が見つかるかもしれないと考えた私は、検査キットをWEBで購入。
検査キットは3日位で自宅に着きました。
アメリカの会社のものなのですが、戸惑うことはありませんでした。
この画面の右側のものは、指先から血を出すための針です。
押すと針が瞬時に出てきます(使用後・未使用返却)。
ちょうど採血時は肌寒い夜だったためか、針を刺しても血がほとんど出てきません。
指をあたためた後、第一関節にゴムを巻いて圧迫して何度か針を刺しました。
試験紙にその血を吸いこませます。
郵送で送り、2週間程で結果のレポートが郵送されてきました。
IgEの"E"というアルファベットはこの抗体が紅斑(Erythema)を惹起するということに由来し、ヒスタミンなどと並んでアレルギー反応において中心的な役割を果たす分子の一つで哺乳類にのみ存在する糖タンパク質であり、免疫グロブリンEの一種。
簡単に言えば、IgE反応は、食物または吸入によるアレルゲンへの暴露の直後(通常、アレルゲンへの暴露から15分以内)に初期相反応が現れます。
その後、後期相反応が4-6時間後に現れ、浮腫や炎症が何日にもわたって続くことがあります。
結果私の場合、下の画像が示す通り、IgA(白)IgE(グレー)は、肉・フルーツ・乳製品・シーフード・スパイス・ナッツ・穀物・野菜の96品目のうち、特に乳製品全てにおいて共に中程度の反応が出ていました。
シーフードは私の好きなものに限って反応が出ていました。
ラーメン好きな私は日常的に感じていましたが、小麦やグルテンにも大きな反応がありました。
野菜カテゴリーでは、あんまり好きではないもやしに反応が出ていても何も思いませんが、昆布に反応が出るとは驚きでした。
このような結果を突き付けられても、好きなものは食べたいし、ヨーグルトは止めようとか、やっぱり卵は出たわとか・・・そんな程度の思いでした。
むしろ「この5万円で、良い旅館の露天風呂付きのお部屋を予約できたよね~!」というのが率直な感想でした。
けれどそれを知ることによって、時の力で自分(体質)を変えられるとは、その時は思っていませんでした。
続く〉〉