山咲雛子の日記

毎日何かを好き☆と感じ、感謝して、頑張っています。時間が沢山あったら、ゆっくり自然の中で過ごしたいです♪旅もしたいな♪

平成最後の日

2019年04月30日 | つぶやき

西国三十三観音巡礼の結願の2日前に喉風邪をひいてしまい、戻ってきてすぐに耳鼻科で喉の治療をして、薬を飲んでいます。

寝込むほどではないのですが、咳きが出てなかなか治らず、今日はいつもよりゆっくり体を休めていましたが、なかなか快方に向かいません。

病院もお休みなので、よほど緊急性がないかぎりおとなしくしているしかありません。

早くジムに行って体を動かして、サウナで汗を流したいものです。

 

今日は「平成」として最後の日でしたが、そんなふうにほとんど何もせず、おとなしく過ごしていました。

なににしても健康でなければ、自分の思うような時間を過ごすことができませんね。

健康ということの大切さをしみじみと感じます。

 

明日から「令和」ですね。

私にとって新年号に変わる日を迎えることが、これで最後になるかどうかは分かりませんが、生きていることに感謝して、一日一日を大事にしていきたいと思います。

 

 

 


西国三十三観音巡礼 第3番粉河寺

2019年04月28日 | 神社・仏閣

その日正午ごろに岸和田下松駅でレンタカーを借りて、5番、4番を打ち、お昼なしで、3番の粉河寺に到着したのは、16時20分でした。

平日のお参りの為か、納経時間のおわりが迫っているためか、境内には人がおらず、心なしか焦る気持ちが高まってきました。

 

大門前には不動堂。

粉河寺は、派粉河観音宗の総本山となっており、境内は1万5千坪もあります。

石畳を進むと左に伽藍が立ち並んでします。 

出現池。 

お手水場。

 中門。

現存の本堂は享保五年(1720年)に再建。

江戸時代中期の欅材による代表的建築で西国三十三ヶ所の中で最大。

一重屋根の礼堂と二重屋根の正堂とが結合した構成を持つ複合仏堂の形式となっております。

とても貫録がある建築物です。

西国三十三だと思うのですが、この丸いのは「観音堂」であるおしるし、とお聞きしました。

ご本尊は千手千願観世音菩薩さま。

おびんずるさま。

撫でると除病の功徳があるとされています。

お堂の上のものが相輪といって、さらに形によって細かい名称がついているのですが、これは宝珠水煙と思われます。

相輪って、色香があると私は思うんですよね、お寺らしくて。

それぞれのお堂の相輪の違いを見ていると奥が深いんですよね、ひそかな感動が深まってきます。

クスノキの巨木。 

本堂の裏には神社がお祀りされていました。

ご朱印も頂くことができるそうです。

神社の参拝者をお迎えする猫ちゃん♪ 

とても人懐っこい猫ちゃんです♪

神社の方にお名前を教えていただきましたが、忘れてしましました。

年は7歳くらいだったような記憶があります。

社務所の近くには孔雀さんもいました。 

 

ニワトリ夫妻と3羽は一緒に飼われています。

可愛がられているのがわかるくらい、皆毛艶もよく、穏やかな表情でした。

癒されます♪

 

ああ、粉河寺さんもとてもよいお参りとなりました。

門前のおみやげやさんで鮎ずしが完売してたのが残念でしたが。。。

 


西国三十三観音巡礼 第4番施福寺

2019年04月28日 | 神社・仏閣

第4番の施福寺さんは、西国三十三の寺院の中でも「屈指の難所」といわれています。

境内には金剛、葛城連峰の展望台もあり、大和葛城山、金剛山、岩湧山などの山並みが一望できるハイキングコースでもあります。

私はレンタカーでお参りしたのですが、後付けナビのため、「槇尾山会館」では出てこず、「満願寺不動尊」と設定してたどり着くことができました。

施福寺までのバスは一日に少しあります。

駐車場までの道のりでは、細い道もほんの少しの箇所だけありましたが、道路の拡張工事が進んでおり、だいぶ走りやすくなっているようです。

私はトイレ利用の為、お寺の駐車場(無料)の手前のハイキングコース用の駐車場に停めました。

財弁天さまを右手に見てスタート♪

ガイド本情報によると、30分山道を上るとのこと。

緩やかな上りがひたすら続きます。

やっと 山門が見えてきました。 

 

施福寺は「せふくじ」と呼びますが、槇尾山にあることから槇尾寺「まきおでら」とも呼ばれています。

三十三の寺院のなかで、何番の何々寺と覚えるのも大変なのですが、二つの呼ばれ方があるのをセットで覚えておくのは難しいですよね。

さらに付け加えて、天台宗の寺院でご本尊は十一面千手千眼観世音菩薩さまです。

5番の葛井寺さんと同じ観世音さまですね。

山門をくぐるとここからなんですよ、急に心拍数があがってきますよ。

足が重い! 

またまた石段!

これでもか、って石段なのね。

ん~、もう。 

弘法大師堂に着きました。

お線香とお蝋燭を手向けます。

愛染堂。

このお寺は弘法大師が803年の時、この寺に住む奈良大安寺の高僧 勤操を慕って訪れ、剃髪得度したといわれています。

お大師様は唐から帰国すると再びこの寺に逗留したといわれています。

お手水場。

汗をかいた体にひんやり気持ちいいです♪

 

本堂で納経し、やれやれと一安心です。

納経場の方はその日ひとりでしたが、とてもお優しい方で、ここまで登ってきてよかったなぁ~、と思いました。

「西国1200年事業の記念に御開帳を行っているので、本堂に入ってお参りしませんか?」

と誘われたのですが、次は3番さんの粉河寺まで打ちたいので、残念なことでしたが、やめにしました。

桜の頃だったら綺麗だったでしょうね。

 帰り道は下りなのでスイスイ本当に楽なのですが。

シニアの方は顔に苦悶の表情を浮かべて、登っておられました。

なんかこんなにクールに下って、申し訳ないような気持ちもします。

一人の方から「半分くらいまでは来たのかな?これ以上のぼりならあきらめたほうがいいだろうか?」

と聞かれましたが、まだまだ半分以上も上りです。

「休み休みゆっくりで大丈夫ですから、まだ歩けるのならもう少し頑張られてみてもよろしいと思いますけどね」とお答えしました。

皆さん、お寺にたどり着きたい一心なんですよね。

その思いは、とても清らかなお心なんだと思います。

合掌

 

 

 


西国三十三観音巡礼 第5番葛井寺

2019年04月27日 | 神社・仏閣

藤井インターおりて数分で、葛井寺に到着しました。

西国巡礼で多いのですが、お寺さんの呼び方が難しいと私は感じます。

葛井寺の住所は藤井寺1-16-21です。

でもお寺の名前は「葛井」でふじいと読ませています。

「葛」といえばマメ科の蔓性 (つるせい) の多年草のことを指し、秋の七草に入っています。

でも「藤」は春に咲き、この葛井寺さんは藤の花が有名となっています。

じゃ、藤井寺でよろしいのでは?と思うのですが、なぜ「葛井」なのかというのは、百済の渡来人「葛井氏」の氏寺として建立されていたという説によるものなのかもしれません。

その日は毎年恒例の「藤まつり」が開催されていました。

ボランティアさんもたくさんテントで待機されていましたが、肝心の藤の開花がまだまだという感じで、藤のたくさんある棚で一つだけは花がきれいに咲いていました。

町中にあって立ち寄りやすい雰囲気のお寺さんで、ご近所らしい参拝車で活気があふれていました。

葛井寺は真言宗御室派。

本堂の拝観とご本尊の十一面千手千眼観世音菩薩さまのご開帳は、縁日の毎月18日と8月9の千日まいりの日。

境内では西国三十三観音めぐりができます。

弘法大師お手堀井戸。 

藤井安基がこの井戸により蘇生させられ、それ以降寺 門興隆に力を注いだと言われているそうです。

弘法大師お手堀と言われ、目の治療や心を開眼させる聖水の湧く井戸なのだそうです。

日本では、千手観音は四十二手とされるのが一般的ですが、葛井寺のご本尊の十一面千手千眼観世音菩薩さまは、文字通り゛千の手”と”千の目”を持つ千手観音像。

頭上に十一面をいただき、そして正面で手を合わせる合掌手、宝鉢や宝輪、数珠などをもつ40本の大手に、クジャクのようにひらく1001本の小手、合わせて1043本の手を持ち、掌にはそれぞれ眼が描かれているそうです。

国宝となっておられます。

御開帳の時にお参りしたいものです。

護摩堂。

 

境内に駐車場がありますが、停められる台数に限りがあり、途中の道が対向車とすれ違えないほど細いところがあります。

私はお寺さんの近くのコインパークに停めました。

特にお寺さんのおまつりの時は、コインパーク利用が気持ちとしてもラクかもしれません。

周辺道路は細い道が多くて、一方通行道路などもありました。

 


西国西国三十三観音1番~9番、12番、28番、29番、33番、番外3ヶ寺スケジュール

2019年04月26日 | 神社・仏閣

長いタイトルになりましたが、西国三十三観音巡礼結願に至る為、東北から6泊5日での計画です。

  

空港に行くと名古屋城の金シャチ実物大レプリカを設置されており、撮影した画像をインフォメーションに見せる「ゆかり」1個頂けるイベントが開催されていました。

(2019年3月27日(水)から5月7日(火)まで)

今回和歌山方面の巡礼の為、これこそpeachと思い関空利用しましたが、やっぱり安価な旅客機のため、メイン滑走路から外れており空港内を歩かされました。

機内が狭いなどいろいろと我慢はありますが、到着にブレがないのと、セール時予約は安価が利点と感じます。

peachは第二ターミナルのため、JRや南海鉄道を利用するためには、無料のリムジンバスで第一ターミナルに移動しなければなりません。

こんな連結バス、初めて見ました~!!

次に止まった停留所で外国の方がたくさん乗り込んできて、いきなり活気づいた車内となりました。

私が空港でレンタカーを借りなかったのは、空港連絡橋スカイゲートブリッジ往復通行料金(軽自動車:現行720円)がかかるのと、その後の奈良駅への移動のアクセスを考え、JRで移動してレンタカ―を借りた方が得策と考えたからでした。

なかなか軽自動車を扱っているレンタカー屋がなくて、岸和田下松駅まで向かうこととなりましたが、車にこだわりがなければ、快速が止まる駅でレンタカーを借りたほうが良いと思います。

関空から出て、関空に戻る日程なら、関空でレンタカーを借りることが一番良いと思います。

私の選んだ計画の結果、KIXリムジンバス(無料)+JR運賃(630円)乗換え1回と、時間と移動の疲労ロスがありました。

 

さて、岸和田下松から中部国際国際空港に至るまでの、6泊7日の西国三十三観音巡礼スケジュールは今回こんな日程となりました。

1日目 仙台空港→関空→岸和田小松(レンタカー借り)

     (空港+電車+レンタカー)

     5番、4番、3番→ビジネスホテル泊(翌朝2番まで徒歩で行ける)

2日目 (レンタカー+移動)

     2番、6番、飛鳥歴史公園(高松塚など小散歩)、7番、番外法起院、8番

     →岸和田小松(レンタカー返却)→JR奈良駅ビジネスホテル泊

3日目 (阪急交通ツアー)JR奈良西口→28番、29番→JR奈良駅ビジネスホテル泊

4日目 (阪急交通ツアー)JR奈良西口1番→JR奈良駅ビジネスホテル泊

5日目 (電車+バス+徒歩)9番、番外元慶寺、番外花山院→京都四条のカプセルホテル泊

6日目 (電車+バス+徒歩+列車)12番、33番→33番門前旅館泊

7日目 (旅館送迎+列車+電車+地下鉄+空港)

     名古屋城観光、熱田神宮→仙台空港

 

西国三十三観音巡礼は、広範囲に至る為、中心から最も遠い寺院は走行距離が凄い事になります。

私のようにひとりで東北から移動してくる者にとっては、阪急交通ツアーをスポットで利用するのがおススメです。

ツアーでは、先達さんも同乗して、とても勉強になりました。

5日目には奈良の神社仏閣を巡り心に栄養を頂くコースを予定していましたが、急遽、考えを変えて、番外巡りとなりました。

皆さまには今回私の5日、6日目ルートはおすすめできませんが、今後のブログにてご紹介させて頂きたいと思っています。

普段の私は、地下鉄移動があっても電車移動はめったにない生活ですが、次第に電車も慣れてきて、巡礼移動でも少しの仮眠をとることもできるようになりました。

そんなふうに体がなっていくというか、慣れてくると、楽になりますね。

「順応」ってこんなことなんだなぁ~、と感じました。