山咲雛子の日記

毎日何かを好き☆と感じ、感謝して、頑張っています。時間が沢山あったら、ゆっくり自然の中で過ごしたいです♪旅もしたいな♪

発願(ほつがん)

2016年04月24日 | 神社・仏閣

「今年のG.Wは、2日を何とかやりくりすれば10連休になる」と移動中のラジオで聞き、「私は何して過ごそうか?」というのが始まりでした。

私は、3月も4月も土日出勤もありで、振休消化を余儀なくされている状況でした。

相方は、G.W中は完全に仕事。

いつものごとく「またジムで長期休暇をやり過ごすしかない」とも思ったのですが、ANAマイルもたまっているし、いっそのこと「10連休でしかできないことで、ジムでは得られない何か???もあるよねぇ~」と思いついたのでした。

その後「生きている間に私がしてみたかったこと」を自問自答。

結果「四国巡礼。それはもっと年を重ねてから・・・と思っていたけれど、もしかしたら今かも知れない」と。

 

「発願」とは、もともと仏教用語で「悟りを求める心を起こす。自己および他人を救済する心を起こす」ことを示すそうです。

現状、悩みもある、寂しさもある、仕事の事だって不安材料はいくらでも出てくる、私を取り巻く皆も同じ。

そう考えると「四国巡礼で、歩き遍路が良い」と思えてきました。

 

そんな流れで、3月5日のこと。

2日間で巡業計画を立て、主に宿坊を中心として、宿を予約しました。

1番から28番。

徳島から高知まで。

相方も「歩き遍路に行きたい」と言っていましたが、今自分が頑張らなければならない仕事のことをよく理解していて「ひとりで頑張ってきな!」と。

「歩き」だから、できるだけ荷物を少なくしたいのですが・・・

ガーン。

こうして並べてみると「ゴミ」のよう。

でも選抜した生活用品です。

薬と化粧品が多いのが、女性ならではと思います。

白衣の下に着用するのは、普段使っているジムの軽量シャツを厳選して起用。

歩き遍路では、脚や体全体の痛みもあるかと想定されます。

「痛み」が続くと心が折れますし、そうなる前に「内服薬」の服用が有効的です。

「痛みと戦うお遍路」ではなく、「どうやって自己を充実させるか」が私のテーマでした。

胃弱と常備久薬に相性が良いのが「バファリンEX」。

水酸化アルミニウムゲルが15秒で崩壊。

4時間も胃の中で滞留し、ロキソプロフェンNAが効いてくる間、胃を保護してくれます。

 

化粧品は11日分ほぼサンプルを用い、薬と共にだんだん荷物が少なくなる想定。

それをカテゴリー別に封入します。

ボン!

リュックは8分目。

さらに肩掛けの「お遍路グッズ」カバンも一つ。

「お遍路カバン」はちょっと豪華な感じを選んでみました。

このかばんの中身はこちら。

「真言宗用 翡翠のお数珠」を選びました。

相方の菩提寺が「真言宗」なのです。

さらにこの写真のあと「般若心経」などの冊子も増えてきました。

その分、性能の良い軽量化カメラで差替え。

「時間」も考えると、このようなセットもありかと・・・。

本当は手帳を持っていきたかったのですが、少しでも軽量化を考えると、日程のコピーで代用。

祈願札には、墨汁を使い、筆で書き込みしたかったのですが、筆ペンに代用。

雨用品は、ゴアテックスのコートと、防水パンツで、傘はなし。

 

最大33キロを一日で歩く行程。

そんな距離、今まで歩いたことないし不安もあります。

都度ブログにアップしようと計画していましたが、軽量化のため断念。

5月末以降アップさせていただきます。

 

しばらく、お遍路の旅に行ってきます。

成し遂げられるよう、応援していてくださいね。

 


神様からの挑戦状???

2016年04月06日 | つぶやき

「私のこのスケジュール、見て下さいよ~。

今までこんなに真っ黒になる事なんて、ありませんでしたよ。

しかもスケジュールの中身は何一つ外せず、濃すぎて、自分の100%以上を求められる内容です。」

上司「そうやね・・・(無言)」

しかも、その期限がいつまで続くのか曖昧・・・。

 

その夜、仕事で忙しすぎる私に、相方が「辞めれば?だってふたりのこときちんとできていないでしょう。それずっと続くはずだよね?」と。

 

その言われた瞬間、車でいえば、稼働する4本のタイヤがすべてパンクのような撃沈でした。

「もう前に進めない!!」

そうとしか思いつかないほど八方塞がり。

土日を休まず仕事したとしても、今までのような達成感や満足できるような、内容のある活動ができるとは思えません。

絶望的な断崖に立たされているかのごとく、すっかり心が萎えてしまった私は、気がついたら上司に「4月30日をもって、退職させていただきます」と訴えていました。

結局、受け付けられることもなく「休みの日もあるのだろうから、そんなタイミングで、時間かけて考えてみて~」と。

 

その後、得意先に「私辞めるかもしれません」と言ってみたんです。

「ダメダメ、辞めるなんて・・・絶対ダメだよ~。」などと説得され・・・

他の得意先も「大丈夫だよ。大変な時は無理しないで・・・次に来てくれるのは、来月でいいから・・・」とも。

 

私の説得もむなしく、先月辞めてしまったHちゃんは、

「山咲、あなたは機械じゃないんだからね。

完璧なんて、そもそも無理なんだ、この今の状況は。

できいことはできないんだよ、生身の体なんだからね。

できないことは、頑張ろうなんて思わないほうがいいよ。

その考えのために今辞めたら、きっと後悔するよ。

私がそうだから・・・」と。

 

皆が私を説得するために使ってくれた時間は、総計2時間20分でした。

人生の大事な時間を費やして頂いたわけで、この篤い思いを無にしては、。罰が当たりそうです。

罪の意識を「コンプレックス」というかたちで私自身の心に残すようになる気がしてなりません。

 

それならば、私は自身の限界を超える道を、選びたいです。

大事な時間を、私のために一生懸命諭してくれた、上司、元同僚、担当者に感謝しなければなりません。

皆のため、仕事をやりやすい環境をつくるため、これからも頑張る道が正しいと思えました。

きっと頑張れる!と、自分を信じてみようと思います。