山咲雛子の日記

毎日何かを好き☆と感じ、感謝して、頑張っています。時間が沢山あったら、ゆっくり自然の中で過ごしたいです♪旅もしたいな♪

賀茂神社

2010年04月30日 | ドライブ
赤い鳥居の脇の桜が美しい「賀茂神社」を訪ねてみました。



駐車場を取り囲むように満開の桜。

賀茂神社は、地元では、当地に遷宮する前の名称から「糺(ただす)さま」、社殿の色から「赤神さま」とも呼ばれ、地元の方々に愛されています。

この賀茂神社の歴史は、船岡城址に関係する伊達騒動のため、当時わずか2歳で4代藩主に就任した伊達綱村にかかわっています。



もともと鹽竈神社の神職が、利府村野中にあった自らの屋敷内に、只洲宮および貴船宮を祀っており、この只洲宮が現在の下賀茂神社の起源とされているそうです。
のちに、貴船宮は鹽竈神社境内に遷され、1607年(慶長12年)には只洲宮も鹽竈神社境内に遷されます。
それから仙台藩第3代藩主伊達綱宗が、伊達騒動で子の綱村に家督を譲っていたものの、1663年(寛文3年)に鹽竈神社の修造を行い、只洲宮と貴船宮は鹽竈神社境内で遷宮されました。
仙台藩第4代藩主伊達綱村による鹽竈神社の修造になると、只洲宮と貴船宮は鹽竈神社の外の別々の地に遷宮されることになりました。

伊達綱村のときの家老、古内志摩の屋敷跡である当地に、1696年(元禄9年)只洲宮は下賀茂神社として遷宮し、同時に上賀茂神社と八咫烏神社も勧請されたそうです。

当時は、神社や仏閣までも、現代風にいう「政権争い」に大きく巻き込まれていたのかもしれませんね。



これは、植栽可能な北限の貴重な銘木、樹齢200年以上のタラヨウ。

現在、鳥居の両側にある「アラカシ」(2本)と、神社正面大鳥居脇の「イロハモミジ」(2本)は、宮城県天然記念物として指定されています。

大鳥居に続いて鳥居をくぐった後は、朱に塗られた「西の宮」「東の宮」の2柱は、稀にみる茅葺づくりで、歴史を感じます。



産業、商売守護の別雷命(わけいかづちのみこと)を祀る上賀茂神社。



安産、子授守護の多々須玉依姫(ただちたまよりひめ)を祀る下賀茂神社。



立派な茅葺に木鼻(左:象 右:龍)と(左:雄鶏 右:雌)が目を惹きます。



こちらは、珍しい建築様式の八咫烏神社です。




リュウキンソウ

2010年04月29日 | ドライブ
今朝「リュウキンソウを撮りに行きましょう!」と両親。



狭い林道を走り、長靴を履いて、けもの道を歩くと、そこには湿原一面に黄色いお花畑が広がっていました。

ちょうど雨が降り出してきて、また次の機会にすると両親は撮影せず。



私はまるで、秘密基地を発見したような、ささやかな喜びに満たされたのでした。



私が子供の頃から、父はカメラをいつも持ち歩いていました。
父にとって写真は今や趣味の域を越えていて、演台に立つことも。
そんな父の指導を受けてみようかと、すんなり思えた今日でした。

「まずは、カメラを買わないと…」という私に
「カメラは関係ないのだ」と父の一声。

父は、なかなか偉大かもしれない。




霞城公園の桜 4/27撮影

2010年04月28日 | ドライブ
山形城祉、霞城(かすみじょう)公園に出かけてみました。



霞城公園では、約1500本の桜がその日満開を迎えていました。



霞城公園の桜のうち、ソメイヨシノは1200本。
その他、オオヤマザクラやエドヒガンザクラなど古木も多く、桜が咲き誇ったその日は、まさに感動的な美しさでした。



樹齢100年級のソメイヨシノが、園内の8割ほどを占めています。
ソメイヨシノは、日露戦争(1904~1905)の戦勝記念に植えられたものなのだそうです。



一辺500mほどの霞城公園の起源は、延文元年(1356)にさかのぼります。
斯波兼頼が楯を築いたのち、11代当主であった最上義光が文禄から慶長(1592~1615)にかけて山形城を改築しました。

現在、野球場、県体育館、県武道館やテニスコートなどのスポーツ施設ほか、園内には、弓道場もあります。



弓道場では、満開の桜の下で弓を放つ姿を見ることができました。



かつて、山形城址は三の丸まである平城でしたが、三の丸の堀は埋められてしまい、今は面影さえないものの、今後は史跡としての整備がすすめられているところです。



北門、南門、西門、東大手門には外堀が巡らされ、土塁の上から堀の緑の水面すれすれにまで枝を伸ばした古木の桜の花の妖艶さといったら、ため息がでるほどです。



特に私は、北門から東大手門に至る桜並木が好きです。



東側には、JR在来線が通り過ぎ、過去と現在の時間の不思議さをまざまざと感じるのでした。



復原された二ノ丸東大手門です。

東大手門からは、最上義光記念館(入場無料)や山形美術館への橋渡しがされています。
桜の開花の期間は、夜のライトアップも行われているそうで、夜桜が水面に映るさまは、さぞかし美しいことでしょう。



二の丸の堀と石垣などの遺構と、園内には最上義光の銅像が立っています。

西門から東門にかけて桜のそ下を歩いていた時、エメラルドブルーのカワセミを見ることができました。
慌ててシャッターを切るものの、カワセミはあまりにも用心深く、残念ながらシャッターチャンスには恵まれませんでした。

満開の桜の下では時間がゆっくり流れていきました。
霞城公園のあまりの美しさに、生きていることの感激と感謝の思いを深めることができました。

広瀬川緑地公園の桜

2010年04月26日 | ドライブ
昨年は4月11日あたりが満開だった広瀬川緑地公園の桜は、25日にちょうど満開を迎えていました。



4月20日は、こんな感じでまだつぼみが紅く膨らんでいる様子でした。

それから…



毎日異常気象を思わせる寒い日が続き、4月25日にはあたたかな青空の下、桜は大きく花びらを大きく広げました。



広瀬川長町側の欄干に咲く桜は、何故か、あっと思わせる程の妖艶さがあります。



その場所から眺める川岸の景色。



川は大海へと流れていきます。

晴れていれば、中山の方面に真っ白な大観音が浮かびあがるように目に見えるはずです。



満開の花びらは、花弁が重みとなり、ひれ伏したような姿で地に落ちています。



やがてあたりは黄昏に包まれます。
その日一日の静かな幕引きでした。

また、来年もこの桜の下で!






角田宇宙センター

2010年04月25日 | ドライブ
角田宇宙センターは、ロケットの心臓部となるエンジンの研究・開発を行っています。
月~金曜(年末年始を除く)(土・日・祝は5月~10月のみ公開)、展示室が無料で公開されています。



施設受付に記入を済ませ、シール式の名札を付けて入場します。



4月の科学技術週間前後と、9月12日の「宇宙の日」の前後の1日間は、普段入ることが出来ない施設の内部も公開されます。



展示室では、ロケットエンジンの各要素模型やラムジェットエンジンの供試模型、各研究の内容について説明したパネルなどを展示されていました。



これは、地上試験用スクラムジェットエンジンの展示です。



ロケットエンジンの各要素模型やパネルもありました。
こぢんまりした施設展示ではありますが、パンフレットなどもここで入手できます。



屋外には、大型液体ロケットエンジンの展示もあります。



敷地内には、桜が美しく咲き乱れていました。(2010年4月22日撮影)