「しおがまさま神々の花灯り」のイベントと同じ時、塩釜商店街では「酒蔵めぐり」が開催されました。
3つの酒巡り会場のひとつとなった熊久商店で、ご当地ならではの珍しいお酒を見つけました。
純米吟醸の活性生酒です。
このお酒は、常温なんて絶対NGです!!
お店で購入したらできるだけすぐに冷蔵庫に保管します。
飲みたくなった時には、ワインクーラーに氷をたくさん入れてボトルをひたすら冷やす必要があるのです。
危険なお酒なので、どんなに危険かあとでお見せします~。
キャップをほんの少しだけまわします。
空気の混入と共に、ボトル内の澱が上に向かって上がってきます。
檻が完全に上に上がってきました。
油断してまわし過ぎると、ボトルに凄い圧がかかり、一瞬で真っ白な液体がこぼれ出しそうになります**危険です**
冷やしながらキャップを少しねじるが→圧によりごお酒がぼれそうなほどの勢いになる→早く飲みたいのを辛抱して勢いが治まるのを立つ→またキャップを少しねじる→これを何度も繰り返しお酒の怒りを待つ。(この方法以外にもやり方はあります)
やっとのことで、キャップを全開しました。(もしもすぐにキャップを全開したら、半分以上はお酒がこぼれてなくなります)
どれどれ~♪
少し、若いかな~。スッキリしすぎかな・・・
活性生酒は火入れをしていないため、酵母が瓶の中で活きていて、瓶内で発酵を続けています。
そのため冬季限定、数量限定のお酒で、発売する酒蔵も限られています。
活性生酒といえば、以前、栃木の「鳳凰美田」さんの酒蔵で、タンクからすくい上げたお酒を頂いたことがありますが、みずみずしくてかなり美味しかったです。
そのあと、とてもへんな酔い方をしました。
けれど忘れられない美味しさでした。
瓶詰めされた活性生酒は、それと比べればおとなしいものです。