「鳥中華が美味しい」と口コミを聞き、訪れてみました。
和風の店内は、小あがり、テーブルと広く、こじんまりしたお土産コーナーも併設されていました。
周りをみると、蕎麦を食べている人に混じってラーメンを啜るお客様も多く、そのミスマッチが特異な雰囲気をかもしていました。
「蕎麦もいいけど、ラーメンの香りがたまらないわ。どちらも食べたいね。」
ということで、板そばと鳥中華を二人で分けて食べることに…
先に鳥中華が来ました。
鳥ガラスープのほの甘い香りと、さわやかな醤油の塩の香りに包まれて、セリの青々しい香りと刻み海苔の磯の香が…
スープを一口、ああ醤油の旨みが引き立つスープです。
天かすが油膜をはって、見事にアツアツです。
もっちりした極太縮れ麺のスープの絡み具合がなかなかのものです。
チャーシューのかわりがスライスした鳥なんですね。
しこしこした歯ごたえが、これはこれでいいですね。
とにかくこんな食材の組み合わせをラーメンで実現するとすればやはり、蕎麦屋さんらしい発想です。
しかしです。
後から来た、手打ち蕎麦が、ラーメンを食べた後だとぼやけちゃうんですよね。
それで後日再訪問。
鳥中華を正面から向き合って食べてみる事だけに集中します。
だけど、前回ほどの感動は不思議と湧いてこないんです。
なにか、物足りない。
やっぱり、セカンドメニューだからですか?
「手打 水車蕎麦」
住所 天童市鎌田本町1-3-26
TEL 023-653-2576
営業時間 11:00~23:00
定休日 無休
駐車場 あり