晴れた日の週末。
「キャンプしよう!」と思いつき、新潟の方面を目指しました。
目的地「大石オートキャンプ場」をカーナビでセットでGO!
ところが、です。
キャンプ場に近づくにつれ、自然が豊かでオートキャンプより「野営」のようなワイルドなキャンプがしたいという欲求がなぜか心に過りました。
ライダーの加曾利さんおススメスポットの載った「ツーリングマップル」が車中にあるのを探し・・・
そして、今いる場所を確認すると・・・
カーナビはこちらが知りたい情報しか教えてくれないのにもかかわらず、このマップには・・・
なんと森の中にサイトが広がる「胎内平」にテントマークが!
好奇心↑その場所からはそう遠くはありませんでした。
しかも傍に「胎内温泉」(胎内とはアイヌ語で"清い水が流れる地")と補足がありました。
「こっちのキャンプ場の方が温泉もあるようだし行ってみない?」と進路変更した時には、まさかこれが最悪のキャンプになるとは思いもよりませんでした。
その後、進路変更した道は惜しくもキャンプ場間近にして「地すべりのため通行止め」。
致し方なく大きく迂回。
目的地のキャンプ場に到着したものの、マップの「胎内温泉」とは「ロイヤル胎内パークホテル」のことで、日帰り入浴はすでに時間外。
山の中のキャンプ場は真っ暗で、どこにテントを張ればよいのか・・・
1コのランタンの灯りを頼りに「この辺にテントを張りましょう」と何とか場所を決めました。
そうして木の切り株にランタンを置いて、車からアウトドア用品を出している時に・・・
あらら!
木の切り株に置いたランタンには、なんとスズメバチが群がっているではありませんか!
10匹以上はブンブン飛んでいます。
ヒェ~、ここは危ない!と思わず、一旦は外に出したアウトドア用品を車中に戻そうとすると、でっかいスズメバチが車を乗っ取ってて元気よく動くまわっているではありませんか!
もう、どうしていいかパニックです!
覚悟を決め、なんとかテントを張りましたが、バーベキューを楽しむどころか、あのスズメバチが群がってきた木の切り株から少し離れているはずなのに、食事中にもかわるがわるスズメバチがランタンに群がってきました。
「灯り」に「蛾」が群がるのは当然の経験ですが、今回は「スズメバチ」のみランタンに群がってきます。
(無言・・・)
最悪の夜も明け、朝が来ました。
木立の中のシンプルなキャンプ場でした。
「野営」のようなキャンプがこんなに危険だとは・・・
地球温暖化や諸々の影響を肌で感じた私でした。