仙台とその周辺のラーメン屋さんをご紹介しています。
今回は、ヘビメタ好きのオーナーさんが個性的な豚骨スープに挑む、富谷町の住宅街にあるラーメン屋さんです。
土曜日の11時半頃でしたが、すでに外での順番待ちでした。
そのあいだ、この不思議なメニュー表を見ながら、呼ばれるのを待ちました。
何だかわからないけど、私は胃もたれで苦しむという「アルティメ豚骨久留米」に決まり!
相方は、海老のすり身入りでますます食べにくいという「アルティメ豚骨海老」に。
店内に呼ばれると小座敷とカウンターとテーブルがあり、食券機でおのおの750円だと知り購入します。(大盛りは+100円)
食券を渡すと、ニンニクは入れても大丈夫か、と聞かれます。
小座敷を希望したので、このようなヘビメタ一色の空間でひと時を過ごしました。
来ました~!
「アルティメ豚骨久留米」大盛りです!
このラーメンどんぶりは珍しいです、初めて見ました。
見てください、このニンニク!
見た目にもパンチありますよね~♪
このスープアツアツで、モッチモッチの太麺にまったりと絡みます~ああ、ドロドロ系のスープです。
シチューのような濃厚なスープからは、魚介系の風味も十分ありながら、豚骨の旨味をギュッと限界まで濃縮したような、なんともいえない旨味がいっぱい!
「なに?」
麺がドロドロからすくい上げられた時に、ピチャっと跳ねる、その新鮮な躍動感。
BGMはヘビメタ。
「参りました~」
「アルティメ豚骨海老」は、本当に海老の濃厚な味わい。
久留米より好き、と相方。
(海老嫌いの相方が・・・?)
こんなにこってりしたスープなのに、食後喉の渇きをおぼえないのは、化学調味料に頼らずじっくりコトコト真面目に作っているからでしょう。
チャーシューも丁寧に仕込まれており、お肉の旨味を閉じ込めて柔らかいです。
全体的に、価格も良心的な印象。
しかしながら、こういう個性的なお店は、味も雰囲気も含めて、好き嫌いがはっきり分かれてしまうものです。
また来たいと思うか、邪道だと思うか、それはチャレンジしてみないと解らないですが、少なくとも支那そば系、あっさり系の方には、おおむね好まれないかもしれません。
あとから気になったのですが、「アルティメ」の意味は調べてもわかりませんでした。
でも何故か、だんだん気になってきた~!
■ヘルズキッチン
住所 宮城県黒川郡富谷町あけの平3-6-16
TEL 022-344-9115
営業時間 11:00~14:30/17:30~21:00(スープ無くなり次第終了)
店休日 月他不定