山咲雛子の日記

毎日何かを好き☆と感じ、感謝して、頑張っています。時間が沢山あったら、ゆっくり自然の中で過ごしたいです♪旅もしたいな♪

看取れない苦しみ

2020年06月03日 | つぶやき

新コロナウィルスで、日本全国が自粛生活を余儀なくされるなかで、私の従妹のお姉さんが闘病の末、息を引き取りました。

2020年5月半ばのことでした。

 

3年もの間、お姉さんは10万人に一人という、治療法も薬もない難病と、闘いました。

喪主の旦那様が、弔辞で語ったことによると、定期的にお医者さんに診てもらうのだが、治療法がないため、前より悪くなったとか、そういうコメントを頂くための通院で、命の残りの時間を推し量るようなものだった、と。

2月の末には、体はもう水さえも受付なくなって、緊急入院。

新コロナの影響で、家族誰もお見舞いも禁止され、自宅で祈るような日々だったとか。

もう駄目だという時にもお見舞いにも行けず、懇願に懇願を重ねて、たった30分、死に際の妻の傍に行くことができた。

でも30分が経つと、強制的に病室から出されて、また自宅待機になったそうです。

「妻に、なんにも私はしてあげられず、すみませんでした」

そう従妹の私に挨拶され、この新コロナウィルスのむごさを、憤るというか・・・。

 

新コロナで亡くなったわけじゃないのに、遺族は愛する者の苦しみの時にも寄り添えず、死に際にも傍にいてあげることができず、やり場がない無念を、これから何年抱えながら生きて、供養に頑張るのだと思うと、やりきれない虚しさがあります。

 

曹洞宗の葬儀でしたが、盛大なお坊さんたちのお見送りでした。

おすそ分けのお花も、今まで私が仏壇にあげたことがないほどの豪華さ。

葬儀のあとの懐石料理は、本当に素晴らしかったです。

 

お姉さんのご冥福を心からお祈りしています。

そうして、ご家族様がこれから前を向いて、頑張っていけるよう、お祈りいたします。

 

新コロナウィルスは、症状がでないという方もおられます。

そのことで、誰かが傷ついている。

出産しても、退院するまで、子供に会えない。

違う病気で入院しても、面会にすらいけない。

そういう現実があります。

皆が、自分自身も含め、命の尊さを守っていきましょう。

合掌

 

 


新コロナウィルス自粛の影響

2020年06月03日 | 

新コロナウィルスのため、自宅自粛していた時のこと。

スーパーは、夫婦や子連れで来店する必要があるのかと疑問に感じるほど、私の行き先では激混み。

時々スーパーに行った時は、苺とレモンサワーを買って、苺をアテにレモンサワーを飲む時間が好きでした。

炭酸系の爽やかさと苺の旬の濃厚な味わい。

合うんですよ♪

 

買い物はできるだけ控え、自宅の冷蔵庫や常温ストック品を中心に内食してました。

そうしたら、私の食物アレルギーが再燃したようで、それが災いして蕁麻疹や、お腹周りに、すっかり脂肪がついてしまいました。

私の町では、5月10日に緊急事態が解除されましたが、私の通っているジムでは8日に再開されました。

サウナ仲間の中で、太った太ったという会話ばかりでしたね。

 

旅行も行ってはダメ。

友達と食事もできない。

そんな中で、毎日していたのは、写経でした。

ウォーキングも良かったのですが、マスクしなければならないので。

マスクなんて、小学校の時の給食当番でつけたくらいしか記憶にないくらいでした。

 

6月に入ると、普段並ばないようなレア食材がスーパーの店頭に並ぶこともしばしばあり、内食もさらに楽しくなりました。

 

家にいることで、気が付いたことも多々ありますが、もうすぐ2歳になる保護猫の月ちゃんの、聴覚障害を疑うようになりました。

白猫の月ちゃんは、とても寝てばっかりの男の子。

4匹の白猫ばかりの兄弟のなかで、保護主さんが「唯一名前を呼んでも来なかった猫」だったそう。

確かに頂いた時から、名前を呼んでも来ることが少なくて、マイペースなんだな、と思ってました。

名前が嫌なのか、とも???

先住猫が大声で怒っても、月ちゃんは無表情なので、大きい心の猫だと思っていたのです。

でも自粛で家にいた時に、テレビの上に月にゃんが乗っかったことで、テレビの音量が最大音量になるという事件があってから、聴力の障害を疑うようになりました。

今まで良いようにしか解釈してこなかった私も家族も悪いのですが、耳が聞こえてないとしたら、ヒトとしてどうやって愛情表現するか、色々と見直すようになりましたね。

音のない世界で生きる=不幸ではないはずです。

言い争いの声もない、音が嫌でストレスにもならない、家猫にとっては、愛情さえ確認できる環境ならば、幸せな世界かもしれません。

 

皆それぞれが、こうした気付きにより、社会が良い方向に向かっていくことをお祈りいたします。