マチュピチュ

2005年10月27日 | 健康・病気

探検ロマン世界遺産特選(NHK総合 20時~)
「驚異の空中都市マチュピチュ・ペルー」を観た。
ふもとからは全く見えないマチュピチュは、
16世紀にインカ帝国を征服したスペイン人には発見されず、
20世紀に入ってようやくアメリカ人探検家の
ハイラム・ビンガムが見つけたという。

インカ帝国誕生の地、インカ帝国最後の都、処女の館と
いろいろいわれていたがほんとのところは分かっていなかった。
インカは文字を持たなかったので、
マチュピチュが建設された目的は長年謎のままだった。
それが、ビンガムが持ち帰った出土品や
スペイン人が記した古文書などから、
マチュピチュは第9代インカ皇帝が築いた
王の直轄地だったことが分かってきた。
重労働もせず、いい暮らしをしていたらしい。

あの石垣で造られた段々畑には、
トウモロコシが栽培されていたようだ。
現在、ふもとの農家の段々畑でもトウモロコシが作られ、
それでチチャという酒をつくっていた。

私の夢として、あのマチュピチュでケーナを吹きたい。
これまで日本中をまわり、いろんなところで吹いてきたが、
あそこで吹いたら気持ちいいだろうな。

それにしてもあの番組のBGMが、
フォルクローレじゃないのが残念だった。
他の世界遺産ならオーケストラの音楽でもいいが、
いや、やっぱりそこの民族音楽がいいな。
アンデスにあるマチュピチュだったらケーナの音が聴きたい。
ふもとの“街”でチャランゴをかき鳴らしながら、
サンポーニャを吹いている人がいた。
チャランゴを弾く右手の肘にサンポーニャを挟んでいた。
あんな演奏の仕方があるのかと感動した。

コメント
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