鈍感力

2007年02月11日 | 健康・病気
おれは自分のことをかなり神経質な人間だと思っている。
すべてのことに細かい。
他人のする行為や話すことがたえず気になり、
それを意識して暮らしている。
それによって傷ついたり、ストレスを感じたり…。
しかし、鈍感なところもおれにはある。

渡辺淳一著「鈍感力」(集英社)という本がある。
書店で平積みされていたこの本を見たときには、
なにが「鈍感力」だ、と鼻で嗤った。
そのとき、「其の壱 ある才能の喪失」を立ち読みした。
その夜、九想話に「鈍感力」を書こうとした。
ある程度書いてUPしようとしたが、やめた。
立ち読みしただけで書いてはまずい、と思ったのだ。
(それこそたいした“鈍感力”だ)
それで翌日購入した。

読了して、うなづくことの多い本だった。
他人の行動やものごとに敏感で繊細なことはいいことだ。
しかし、「鈍感力」も人間生きていくのに必要じゃないか、
これからのおれの人生に、この「鈍感力」を活かしたい、と思った。

でも、おれって“敏感”なのか、“鈍感”なのか?


コメント
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