朝日新聞の「ひととき」欄が好きです。
今日のは、「手製の布おむつ」だった。
里帰り出産のため、愛知県の実家に帰った女性。
お母さんが生まれてくる孫のために、
おむつを縫って用意してくれていた。
「私の周りでは、紙おむつで育てている人たちばかりよ」
「昔は紙おむつなんて無かった。
布おむつを頻繁に替えることで赤ちゃんとの
触れ合いがが増える」と力説する母。
数日後、母親と一緒にショッピングセンターに
おむつカバーを買いに行く。
店員は、既製品の布おむつは吸収がよく、乾きやすく、
おむつカバーにもぴったりな大きさだという。
> そばで聞いている母はどことなく悲しげで、
> 私は母の顔をまともに見ることができなかった。
「お母さん、私は作った布おむつで育てるよ」
> 心の中でそう叫ぶのが精いっぱいだった。
というような内容だった。
母親の気持ちを大切にしたい娘の気持ちが
よく出ている文章だな、と思った。
うちの息子たちはほとんど布おむつで育てた。
そのころ紙おむつが出始めで価格が高かった。
しかし、双子なのでおむつ以外でも夜起こされることが多く、
夜だけ紙おむつを使っていましたね。
紙おむつも今ほどよいものではかなったと思う。
なにしろ双子です。
1日に使うおむつの量ははんぱじゃなかった。
(1日何枚ぐらい洗ってた?
と訊きたいが、女房は夢の中です)
女房は毎日それを洗濯していた。
おれは会社から帰ってから、乾いたおむつをたたんでた。
今思うと懐かしいな。
「早く大きくなれ」「いつか酒を飲んで語ろう」
と思いながら、おれはおむつを替えていた。
しかし今は、2人とも家を出て音沙汰もない。
(ま、これはいいことだ)
おれは息子たちを育てたなんてことは忘れよう。
ちょっと楽しかった“子育て”を、
体験させてもらったことを息子たちに感謝しよう。
ところでKは、孫のおむつ替えてんだろうな?
おれの気持ち、少しはわかってくれよ。
今日のは、「手製の布おむつ」だった。
里帰り出産のため、愛知県の実家に帰った女性。
お母さんが生まれてくる孫のために、
おむつを縫って用意してくれていた。
「私の周りでは、紙おむつで育てている人たちばかりよ」
「昔は紙おむつなんて無かった。
布おむつを頻繁に替えることで赤ちゃんとの
触れ合いがが増える」と力説する母。
数日後、母親と一緒にショッピングセンターに
おむつカバーを買いに行く。
店員は、既製品の布おむつは吸収がよく、乾きやすく、
おむつカバーにもぴったりな大きさだという。
> そばで聞いている母はどことなく悲しげで、
> 私は母の顔をまともに見ることができなかった。
「お母さん、私は作った布おむつで育てるよ」
> 心の中でそう叫ぶのが精いっぱいだった。
というような内容だった。
母親の気持ちを大切にしたい娘の気持ちが
よく出ている文章だな、と思った。
うちの息子たちはほとんど布おむつで育てた。
そのころ紙おむつが出始めで価格が高かった。
しかし、双子なのでおむつ以外でも夜起こされることが多く、
夜だけ紙おむつを使っていましたね。
紙おむつも今ほどよいものではかなったと思う。
なにしろ双子です。
1日に使うおむつの量ははんぱじゃなかった。
(1日何枚ぐらい洗ってた?
と訊きたいが、女房は夢の中です)
女房は毎日それを洗濯していた。
おれは会社から帰ってから、乾いたおむつをたたんでた。
今思うと懐かしいな。
「早く大きくなれ」「いつか酒を飲んで語ろう」
と思いながら、おれはおむつを替えていた。
しかし今は、2人とも家を出て音沙汰もない。
(ま、これはいいことだ)
おれは息子たちを育てたなんてことは忘れよう。
ちょっと楽しかった“子育て”を、
体験させてもらったことを息子たちに感謝しよう。
ところでKは、孫のおむつ替えてんだろうな?
おれの気持ち、少しはわかってくれよ。