昨日の三日月は美しかった。
日曜日は仕事が休みなので夕方も家にいた。
夕方、日が暮れるころベランダに立つと、
南の方に三日月があった。
けっこう大きな三日月だった。
陽は沈んだが、空は明るかった。
うっすらとした青空が広がっていた。
その空を眺めていて秋だなとしみじみ思った。
前方にはなんとこの時期に富士が見えた。
背中に太陽を背負った富士は、雪もないこともあって
控えめな影絵だった。
おれは思わず家にいた義母を呼んだ。
「お義母さん、富士山が見えるよ。三日月もきれいですよ」
いそいそと部屋から出て来た義母がいう。
「あら。三日月がきれいね」
2人でしばらく三日月と富士を眺めていた。
おれは幸せなだと思った。
三日月や百八十度秋の空
季重なりですが、おれとしてはこう詠むしかありません。
6階のベランダから見る空は180度見えるのです。
ここに越してきてよかったなと思っています。
日曜日は仕事が休みなので夕方も家にいた。
夕方、日が暮れるころベランダに立つと、
南の方に三日月があった。
けっこう大きな三日月だった。
陽は沈んだが、空は明るかった。
うっすらとした青空が広がっていた。
その空を眺めていて秋だなとしみじみ思った。
前方にはなんとこの時期に富士が見えた。
背中に太陽を背負った富士は、雪もないこともあって
控えめな影絵だった。
おれは思わず家にいた義母を呼んだ。
「お義母さん、富士山が見えるよ。三日月もきれいですよ」
いそいそと部屋から出て来た義母がいう。
「あら。三日月がきれいね」
2人でしばらく三日月と富士を眺めていた。
おれは幸せなだと思った。
三日月や百八十度秋の空
季重なりですが、おれとしてはこう詠むしかありません。
6階のベランダから見る空は180度見えるのです。
ここに越してきてよかったなと思っています。