5時10分ほど前、ヤマハ銀座店の前を通り過ぎた。
店の前で黒のスーツを着た男女が、
大きな声で呼び込みをしていたから、
それで、通り過ぎてしまった。
なにやってんだ。私は、ヤマハに行ったのに…。
心を入れ替え、戻って店内に入った。
コンサートが始まるという。
何でもいいや聴いてやれ、と思って、
10ほど並んでいたイスの一番前の真ん中に坐った。
5時からライブが始まった。
ベーシスト1人の演奏だった。
弾いていたのは、ヤマハのサイレント・ベースだった。
ベース以外の楽器が録音された“カラオケ”で、
ベースを弾いた。
よかった。
私の2メートルほど前で見るベースの演奏、感激でした。
ネックの4本の弦の上を激しく移動する左手の指。
弦をはじく右手の指。
息詰まるものを感じた。
このベーシストは、
子どもの頃クラシックピアノを練習していた。
18歳(?)のとき、
あるバンドに入ったらベースを誰もやらなかった。
それでベースを弾くようになった、という。
それからベースを弾いている。
フォービートのジャズっぽい曲もあり、
エイトビートのクロスオーバー的な曲もあった。
聴いていて、あーおれも人前で演奏したい!!
と思った。 ん…?
あ、こんどの土曜日「ワイワイがやがやコンサート」が
パンカーラであるんだっけ。
でも練習してないしな…。
どうしよう?
明日には、こんど演奏する曲をマスターに連絡しなくては…。
ヤマハ銀座店が新装開店したのはいつなんだろう?
去年、来たときには工事をしていた。
私が、初めてヤマハ銀座店に行ったのは、
高校3年生のときで、先生と
コンクールで演奏する曲の楽譜を買いに行った。
その曲で私たちは、その夏のコンクールで銅賞を取った。
初めて参加したにしてはよかったと思う。
そのときに私は、雑誌売り場にあった「現代ギター」
という雑誌を買った。
立ち読みしたその雑誌の後ろのほうに、
「弟子募集」と書いた中出ギター製作所の広告があった。
それを見て、私は中出ギター製作所に手紙を書いたのです。
「弟子にして下さい」と。
あのとき先生が、
「コンクールにやる曲の楽譜を買いに銀座に行こう」
なんていわなければ、私は、高校出たときに、
あんな挫折を味あわなかったかも知れない。
いや、それはバカないいぐさだ。
私が、あの雑誌の広告を見て、
手紙を書いたのが失敗だったのではないか。
でも、あの広告はそのときの私にとって魅力的でした。
「おれは、世界一のギターを作るんだ」と夢を見させてくれた。
高校では就職担当の先生が、
「おまえはここに行け」とクラスで一番早く、
就職する会社を紹介してくれた。
私は、吹奏楽部の部長をしていて、成績もそこそこでした(?)。
その先生に、手工ギター工房の弟子になるといったら、
「**大丈夫か?」と心配してくれた。
しかし、世間知らずの私は、
「先生、大丈夫です。いいギター職人になります」といった。
その私は、弟子入りして3ヶ月後に挫折して茨城に戻った。
あ…、みっともない。
私の人生は、それから惨めなもんでした
これ以上書くと、今夜は長くなりますのでやめます。
ヤマハ銀座店には想い出があります。
上にあるヤマハホールにも何度もコンサートを聴きに行った。
今日、ヤマハ銀座店に行って思ったこと、
なんか以前のほうがよかったな。
なんか黒で統一してシックな雰囲気にしてあるが、
とても閉鎖的な感じだった。
B1のギター売り場、3Fの管楽器売り場に行ってみた。
狭いという感じがした。
以前の方が開放感があった。
試演奏できる部屋はいいと思った。
今日は、楽譜売り場に行ってない。
こんど行こう。
店の前で黒のスーツを着た男女が、
大きな声で呼び込みをしていたから、
それで、通り過ぎてしまった。
なにやってんだ。私は、ヤマハに行ったのに…。
心を入れ替え、戻って店内に入った。
コンサートが始まるという。
何でもいいや聴いてやれ、と思って、
10ほど並んでいたイスの一番前の真ん中に坐った。
5時からライブが始まった。
ベーシスト1人の演奏だった。
弾いていたのは、ヤマハのサイレント・ベースだった。
ベース以外の楽器が録音された“カラオケ”で、
ベースを弾いた。
よかった。
私の2メートルほど前で見るベースの演奏、感激でした。
ネックの4本の弦の上を激しく移動する左手の指。
弦をはじく右手の指。
息詰まるものを感じた。
このベーシストは、
子どもの頃クラシックピアノを練習していた。
18歳(?)のとき、
あるバンドに入ったらベースを誰もやらなかった。
それでベースを弾くようになった、という。
それからベースを弾いている。
フォービートのジャズっぽい曲もあり、
エイトビートのクロスオーバー的な曲もあった。
聴いていて、あーおれも人前で演奏したい!!
と思った。 ん…?
あ、こんどの土曜日「ワイワイがやがやコンサート」が
パンカーラであるんだっけ。
でも練習してないしな…。
どうしよう?
明日には、こんど演奏する曲をマスターに連絡しなくては…。
ヤマハ銀座店が新装開店したのはいつなんだろう?
去年、来たときには工事をしていた。
私が、初めてヤマハ銀座店に行ったのは、
高校3年生のときで、先生と
コンクールで演奏する曲の楽譜を買いに行った。
その曲で私たちは、その夏のコンクールで銅賞を取った。
初めて参加したにしてはよかったと思う。
そのときに私は、雑誌売り場にあった「現代ギター」
という雑誌を買った。
立ち読みしたその雑誌の後ろのほうに、
「弟子募集」と書いた中出ギター製作所の広告があった。
それを見て、私は中出ギター製作所に手紙を書いたのです。
「弟子にして下さい」と。
あのとき先生が、
「コンクールにやる曲の楽譜を買いに銀座に行こう」
なんていわなければ、私は、高校出たときに、
あんな挫折を味あわなかったかも知れない。
いや、それはバカないいぐさだ。
私が、あの雑誌の広告を見て、
手紙を書いたのが失敗だったのではないか。
でも、あの広告はそのときの私にとって魅力的でした。
「おれは、世界一のギターを作るんだ」と夢を見させてくれた。
高校では就職担当の先生が、
「おまえはここに行け」とクラスで一番早く、
就職する会社を紹介してくれた。
私は、吹奏楽部の部長をしていて、成績もそこそこでした(?)。
その先生に、手工ギター工房の弟子になるといったら、
「**大丈夫か?」と心配してくれた。
しかし、世間知らずの私は、
「先生、大丈夫です。いいギター職人になります」といった。
その私は、弟子入りして3ヶ月後に挫折して茨城に戻った。
あ…、みっともない。
私の人生は、それから惨めなもんでした
これ以上書くと、今夜は長くなりますのでやめます。
ヤマハ銀座店には想い出があります。
上にあるヤマハホールにも何度もコンサートを聴きに行った。
今日、ヤマハ銀座店に行って思ったこと、
なんか以前のほうがよかったな。
なんか黒で統一してシックな雰囲気にしてあるが、
とても閉鎖的な感じだった。
B1のギター売り場、3Fの管楽器売り場に行ってみた。
狭いという感じがした。
以前の方が開放感があった。
試演奏できる部屋はいいと思った。
今日は、楽譜売り場に行ってない。
こんど行こう。