秘密

2011年04月10日 | 健康・病気

「秘密」(東野圭吾著 文春文庫)を読み終えました。

杉田平介は自動車部品メーカーで働く39歳。
妻直子と小学5年生の娘藻奈美との3人で暮らしていた。
妻と娘の乗ったスキーバスが崖から転落してしまう。
病院に搬送されたが妻の直子は亡くなり、娘の藻奈美は奇跡的に助かった。
しかし、娘は生き返ったが、心は妻だった。
身体は藻奈美だが、人格は直子だったのです。

身体は娘なんだから対外的には親子として暮らしている。
心は妻なので2人だけのときは夫婦として暮らす。
このことは世間に対しての平介と直子の〝秘密〟だ。
妻の身体は小学生だから、セックスをするわけにもいかない。
妻は、中学生になり高校生となって青春まっただ中を成長していく。
多くの男子学生から注目されるようになる。
そんな直子に平介は嫉妬していく。
2人の暮らしがぎくしゃくしていく。
それから、直子だけの〝秘密〟が始まる。

この小説はかなり読まれたようですね。
映画にもなった。
映画のストーリーは、小説と少し違うようだ。
TVドラマにもなったんですね。
私はどちらも観ていない。

久しぶりに物語の先が知りたくて本を開くことが楽しかった。 

 

コメント
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