今日、「等伯」上下(安部龍太郎著 日本経済新聞出版社刊)を読み終えた。
明日が図書館への返却日です。
上が350ページ、下が369ページだった。
なんとか意地で読みました。
安土桃山時代から江戸時代初期に生きた絵師の話だ。
等伯という男は、自分の信念を貫いて生きる魅力的な男に書いてある。
亡くなった息子の名誉を回復するために、秀吉に直訴した等伯。
秀吉の怒りをかって腹を切らされるかも知れないのにだ。
なかば人生を諦めかけている私の気持ちを奮い立たせてくれました。
作者の安部龍太郎というひとも素晴らしい。
この「本のニュース」の記事を読んで、自分が恥ずかしくなりました。
ちょっと私のこれからの生き方を考え直してみます。