今日は、女房の誕生日です。
昨日からなんかしようと考えていた。
離れて暮らしている私たちが、お互いの誕生日に一緒にいるということはあまりない。
何をしようと考えても何も浮かんでこない。
生活に無頓着な私が考えることは、誕生日というとケーキです。
それじゃ、近くのショッピングモールのケーキ屋さんに行って、
「**さん、誕生日おめでとう!!」
なんてチョコレートで書いたケーキでも買ってこようかな、と思った。
思うには思ったが、はたしてそんなことをしてくれるケーキ屋さんがあるのかどうかわからない。
昨日女房が「明日はお寿司にしようか」といっていた。
女房の誕生日に、彼女に料理をさせるのは申し訳ないと思っていたのでそれはいいと賛成した。
結局、私が今日ショッピングモールのスーパーに行って買うことにした。
午後、雨が降る前に出かけた。
その前に図書館に行った。
私は図書館にいると豊かな心になる。
スーパーの寿司売り場を見ると、1人前の容器に入ったものしかなかった。
私は、大きな容器に入った寿司を買おうと勝手に考えていた。
ああいうのは、季節のイベントの日しか作られないのだと気がついた。
598円の寿司があった。
それを2つ買うしかないと考えた。
手前に、478円のプライスが貼ってあるのがあった。
賞味期限が18時となっていた。
女房が帰ってくるのは19時過ぎで食事の時間は20時過ぎだけど、まぁいいか、とそれにした。
ケーキ売り場に行くと、「至福のレアチーズタルト」というケーキが、298円→208円になっていた。
これも賞味期限がまもなく切れるケーキだった。
午後7時過ぎ、女房を迎えにバス停まで行く。
7時15分、女房がバスから降りてきた。
賞味期限切れ間近の寿司とケーキを買ったことを女房に控えめにいうと、
「そんなの関係ないよ。私、値段が安いことがなにより嬉しいんだ」という。
家に帰り、風呂にお湯を入れ、風呂に入り、食事をした。
女房が9時前に眠いとコタツに寝てしまった。
私はドリッパーでコーヒーを淹れ、女房を起こした。
「コーヒー淹れたよ。ケーキを食べよう」というと、女房は喜んでくれた。