今日は、私の新型コロナワクチン接種予約日でした。
私はそれなりに朝から緊張していた。
もし、何かの都合で時間どおりに接種会場に行けずに、
ワクチンを接種出来なかったらどうしよう、なんて考えてびくびくしていた。
私は、気持ちの小さい男なんです。
そんなわけで、私の接種時間は午後1時45分だったが、接種会場の地域包括ケアセンターに1時10分に着いた。
建物の前に、案内の係の人がいたので、「どこにいればいいのですか?」訊くと、
「午後1時30分の人ですか?」と訊かれた。
「午後1時45分です」と答えると、「少し早いですね。40分に来てもらえますか?」と言われた。
私は、車に戻って窓を全開にして、スマホを取り出した。
女房に電話すると、出なかった。
> 接種会場に来たら、「時間になるまで入れない」と言われた。車で待つのが暑い。
と、女房にLINEした。
1時40分にさきほどの係の人に声をかけると名前を訊かれた。
答えると、「あの列に並んで下さい」と言われた。
私は20人ぐらい人が並んだ一番うしろに立った。
文庫本を立ちながら読んでいたが、しだいにトイレに行きたくなった。
私は先週の金曜日にBCG注入療法を受けてから頻尿になっていた。
昨日今日は、40~60分に1度トイレに行かないとキツかった。
家を出たのが午後1時、その前にトイレに行っていたのだが、それから50分は過ぎていた。
念のために紙オムツにしていたが、できるならオシッコはそこにしたくはなかった。
建物の入り口までたどり着き、「次の人」と呼ばれたので自動体温計の前に立った。
「正常な体温です」と機械は言い、私は中に入った。
私は女性に「トイレはどこですか?」と訊き、トイレに駆け込んだ。
セーフ。
机に坐っている男の人に接種券と記入してきた予診票と保険証を渡した。
男性は、接種券と予診票をバインダーに挟み、それと保険証を私に渡してくれた。
次のところで名前と書類を確認されて、その先のパーティションに囲まれた中にいる問診の医師の前に坐った。
医師は、予診票を見て「体調はいいですか?」と訊いてきたので「いいです」と答えた。
そこを出ると次のパーティションの中はワクチン接種だった。
接種してくれたのは女性だった。
針の刺さったのは分かったが、それほど痛くはなかった。
去年の12月に打ったインフルエンザワクチンのほうが痛かった。
そこを出ると係の人が、ワクチン接種時間「14:01」と観察終了時刻「14:16」と書いた紙をくれた。
接種券に、「新型コロナウイルスワクチン予防接種済証」のシールを貼って返してくれた。
その先のイスが沢山置いてあるところに15分ほど休んで、接種会場を出た。
接種された左腕が少し重いなと感じたが、それだけだった。
外は快晴で暑かった。
車に乗って家に帰った。
家に帰ると女房が待っていて、ワクチン接種のことをいろいろ訊いてきた。
母親に教えてあげるんだと言う。
これから接種するお義母さんが、私が終わったらどうなのか訊いて教えて、と言っていたらしい。
ま、とにかく私の新型コロナワクチンの1回目の接種は終わった。
2回目は、6月24日です。
それが終わって7日ぐらいたつと十分な免疫が獲得出来るらしい。
早くそうなりたいものです。