仕事の帰り午後10時50分頃、NHKのラジオを聴いていたら、
「国連は毎年11月19日を『世界トイレの日』と定めました」といっていた。
「NEWS WEB」(NHK総合午後11:30~午前0:00)でも話していた。
世界でトイレのない人が25億人、3人に1人だという。
1日に1600人がトイレがないことで死亡している。
トイレがないことでの損失が2兆6000億円といっていた。
ネットで調べていたらユニセフの「世界トイレの日プロジェクト」というサイトを見つけた。
考えさせられます。
私が子どものとき、家のトイレは外にあった。
あの頃の私の集落の農家のトイレはほとんど外でした。
サラリーマンや公務員のトイレは家の中にあった。
直径1mほどの素焼きの甕(かめ)が土に埋めてあり、そこに幅30cmぐらいの板が2枚載っていた。
2枚の板は10cmほど開けてある、それだけのトイレだった。
夏などは蛆虫が沢山いた。
中学・高校のとき、ゼッタイ友だちを家に呼べなかった。
そんなトイレを見られたくなかった。
そういうトイレに毎日入らなくてはならない自分が厭だった。
思春期に私を苦しめた大きな存在でした。