一昨日、散髪をしてから水中ウォーキングをするためにスカップ軽井沢に行った。
天気は晴れで太陽は出ていたが、風が冷たかった。
ふつうに考えても水の中に入るという気分にはなれなかった。
でも、最近寒くて地上のウォーキングをしていないので、どうしても水中ウォーキングをしたかった。
プールには男性2人、女性1人がいた。
幸いにも「歩行コース」には誰もいなかったので私は、思いっきり歩いた。
ネットにあったように大股で歩いた。
15分歩いて、ジャグジーに5分ほどいてそしてまた15分歩いてジャクジーに行った。
それから「遊泳コース」に行って、泳ぎの練習をした。
私は、自分でもしみじみイヤになるくらい息継ぎができない。
なので私は泳げるとはいえない。
悲しいですね。
夜、そのことを女房にいうと、「バタ足が悪いんじゃない」と冷たくいう。
「しばらくバタ足の練習だけしていれば…」
「………」私は何もいえない。
1時間ほどプールにいて外に出た。
せっかくだからと思って、風越公園を見てみようと思った。
テニスコートには誰もいない。
スケート場には、1人滑っていた。
カーリング場では、1つのコースだけに人がいた。
平日だから人がいないのはしかたないのかもしれないが、
こういう状態でここの施設の運営は大丈夫なんだろうか?
きっと土日にはお客さんがたくさん来ているのだろう。
昨日は、床屋に行った。
2・3日前から髪が伸びたなと感じていた。
そうなるともう切りたくて切りたくてしょうがない。
朝、電話して予約をすると10時からできることになった。
私が行く床屋は、めずらしいシステムをとっている。
他でもやっているところがあるのかも知れないが、私は初めての体験だった。
すべての客の髪のカットはご主人がやる。
シャンプーや顔を剃ることは奥さんがやる。
忙しいときはお母さんも顔を剃る。
昨日、私の顔を剃ってくれたのはお母さんだった。
所沢で行っていた床屋は夫婦でやっていたが、最初から最後まで1人が全部やった。
4年前に最初にその店に入ったときは驚きました。
ご主人が髪をカットし終わると奥さんと交代する。
ある意味これは合理的かなと思う。
今日は、長男の息子の誕生日だった。
朝、女房にそうメールすると、
「そうだ!お祝いのメール送らないと」と返事がきた。
夕方、女房から嫁のメールが転送されてきた。
> ありがとうございます。
> まだまだ赤ちゃんなところがありますが、どうにか二歳になりました。
> 髪もさっぱりして、見た目は立派なキッズです。
孫の写真が添付されていた。
まさしく赤ちゃんではなく、しっかりした顔立ちの子どもだった。
孫が順調に育っていてくれることはうれしいですね。
それはそれとして、このメールは女房に来たものだ。
あのひとは、孫の誕生日を忘れていたんだぞ。
おれが女房に教えなかったら、女房はメールを書かなかっただろう。
夜、女房から電話がきたときに、そういうふうにメールに書いた?と訊くと、
「書いてない」という。
嫁は、女房が誕生日に気づいてメールを書いてくれたと思っているだろう。
おれの存在はどこにもないじゃないか。
「ゆるやかな生き方」(五木寛之著 実業之日本社刊)を読み終えた。
久しぶりに五木のエッセイを読んだ。
「アンチエイジング」より「ナチュラルエイジング」だろう、と五木は書く。
私は、これまで「アンチエイジング」に憧れを持っていたが、
「ナチュラルエイジング」のほうがいいかな、と気づかされた。
人生で最も重要なことは、毎日を気持ちよく生きることだと思う。
(略)
人が気持よく生きるための、第一の条件とはなにか。
それは、そこそこに快適な体調を維持することだ。
病んだ時代に生きて、心が病むのは自然なことだ。
傷つきやすい心、素直な心、やさしい心の持ち主ほど、いまの時代には傷つき痛む。
こんな時代に生きていて心が萎えるのは、むしろ菩薩の心に近い人たちではあるまいか。
人間的な、暖かい心の持主ほど苦しいのが、いまの時代なのだ。
ちょっと心に残った文章を書き写してみました。
五木寛之の心は柔軟であり、また頑固なところもある。
これからの九想話は、このように書ければいいな、と思う。
足元にもおよばないが少しづつ少しづつ近づけるようにがんばりたいです。
今日、口というものがどれほど人間の器官として大切なものかを知るテレビ番組を2つ観た。
1つは、「ゆうどき」(NHK総合午後4:55~6:00)の中の「ゆうどきチェック 『“口から食べる幸せ”を取り戻す』」でした。
> 病気などで口から食べることができなくなり、胃ろうなど管から栄養剤を注入している患者がいます。
> その中には食べることを希望する患者やその家族がいます。そのような患者や家族の希望を聞きな
> がら、口から食べるリハビリに積極的に取り組む医療機関を取材しました。
(NHK ONLINE ゆうどき)
多くの病院では、口から食べることができる患者でも、
誤嚥性肺炎などを防ぐために老人の患者に「胃ろう」の処置をしている。
しかし、それによってますます身体の状態が悪くなっていくという。
番組で取材した病院では、「胃ろう」だった人にもできるだけ口から食べさせるようにしている。
それによって寝たきりだった人が、外に出られるようになった。
人間、口でものを食べるということは素晴らしいことなんだな、と再認識した。
まず、人間として食物を口から食べるということは基本的なことだ。
食べ物を噛む歓びがあり、舌で味を楽しめる。
食物が喉を通過することを確認し、満腹感を味わえる。
これは人間の根源的な歓びです。
管(くだ)から胃へ直接栄養分を入れられても、それは人間の食生活ではない。
少なくともそんな状態で私は生きていたくない。
取材した病院の、口から食べさせることを中心になって進めている看護師さんに頭が下がる思いです。
2つ目の番組は、「クローズアップ現代」(NHK総合午後7:30~8:00)「長寿の鍵は“口”にあり~口腔ケア最前線~」です。
> “毎日朝晩歯を磨く”、“口の中を清潔に保つ”こうした基本的な口のケアが、糖尿病、腎臓病、心筋梗塞、
> さらには認知症など全身の疾病に深く関係していることが、最新の研究で明らかになってきた。また、ガンな
> どの手術の前後に口腔ケアを行うと、副作用や合併症を減らし入院日数も短縮、医療費抑制の効果が大
> きいこともわかってきた。さらに、要介護の高齢者に口腔ケアを継続して行うと、“食べる機能”を回復でき、
> 栄養状態が改善することで起き上がれるようになった、認知機能が上がったという報告も相次ぎ、口腔ケア
> は、健康長寿を伸ばす鍵として注目を集めている。しかし、病院と歯科医との連携が進まない、在宅の高齢
> 者の訪問診療が広がらないなど、課題は多い。継続的に口腔ケアを実践し、健康寿命を延ばす体制をどう
> つくるか、始まった各地の取り組みに迫る。
(NHK ONLINE 「クローズアップ現代」これまでの放送より)
口の中が不潔なことにより、いろいろな病気の原因になるようです。
番組で取材した人は、心臓病だった。
糖尿病にもなる人が多いという。
やはり口は清潔にしておいたほうがいいようだ。
私は、食事のあとは必ず歯を磨いている。
そして寝る前には口腔洗浄液でグジュグジュやって、
そのあと舌ブラシで舌をこすり、歯間ブラシで歯の間のゴミをとることを毎日やっている。
それのおかげか、歯科医院に行っても歯茎はとてもいい状態だといわれた。
番組では、病院で入院している老人の方たちの口の中を清潔にすることを進めていた。
そうすると、病気の治りも早く、治療費も少なくてすむという。
今日観た2つの番組で人間の口という器官が、いかに大切なものかということを考えさせられた。
思えば、人間が愛しあい、一番最初にその愛を感じるところは唇です。
いや、それは手だ、という人もいるかな?まぁ、それは個人的な感情の違いはあるでしょう。
それはそれとして、口という器官は人間にとって大切なものだと思う。