徒然留学日記

30にしてドイツ留学を思い立ち、その後結婚。日々経験したこと、感じたことをつづっています

タンデムくんと再会

2011-05-02 00:54:28 | タンデム
3月のある金曜日、タンデムくんから連絡が来た。『

この週末

そっちに行くから時間があったら会おうよ』と。相変わらず急だな、と思う。
私は先約があったので、『土曜の3時までなら空いてるよ』と返した。そうしたら、

じゃあ、2時に会おうよ

となり、久しぶりの再会は1時間ちょっととなった。カフェでお茶をしながらお互いの近況を話した。タンデムくんが、『今年の末くらいに婚約しようと思ってる』と言い出した。タンデムくんはかれこれ7年くらいずっと同じ日本人女性を思い続けている(毎年花を贈っていた彼女)。

タンデムくんは、時々現実と希望と想像を織り交ぜて話をするので、失礼だよな、と思いつつも、基本的なことなので念のため確認してみた。

2人はちゃんと付き合っているの?いつから?

と。彼女が去年の夏、タンデムくんに会いにヨーロッパにやってきたけれど、それまでに2人があった回数は片手で足りるくらいだったので、確認してみた。
返事は『もちろん』だった。よかった。

私の近況も話し、1時間ちょっとがあっという間に経った。タンデムくんがドイツにいたころはとてもドイツ人らしい恰好だったけれど、ドイツを離れ、日本で購入した、という帽子をかぶっていたせいか、ちょっと垢ぬけていた。



スイス旅行のついでに-タンデムくんと再会

2010-07-19 00:12:05 | タンデム



スイスに行くついでに、タンデムくんに会えないかどうか、聞いてみた。『いいよ、会おうよ』との事だったので、彼の家に1泊させてもらった。

駅から彼のフラットに向かう途中、丘を指しながら、『あそこに行ったことある?』と聞いてきた。『行ったことあるも何も、一緒に行ったよね?』と言うと、タンデムくんは、『あおが疲れた、っていうから、頂上まで行かずに途中でやめたじゃないか』と言う。

え?前回ものすごく大変な思いをして山頂まで行ったと思うけど。

と言ったら、『あ、あれ、あおとだったか!』と。
大変な思いをしたことは覚えているけれど、誰と登ったか、はすっかり忘れていたのね。

タンデムくんは、引っ越しをしていた。前回よりは少し狭い感じだけれど、それでも、

物置用に1部屋

使っている。そして、やっぱり、リビング+ベッドルームにはあまり物を置いていない(でも、片づけていないから、机の上とかは乱雑)。

タンデムくんがクレープをお昼ご飯に作ってくれることになった。
缶切りを持っていないタンデムくんが、缶詰のアップルムースを開けるときに使ったものは、

くぎ抜き(まず、缶に穴をあける)



ペンチ(開けた穴に差し込み、ねじり開ける)

というコンビネーション。

夜、寒くなってきた(部屋は広いし)ので、暖房をつけていいか聞いた。

なんだったら、暖炉使う?

と言ってくれた。写真は使い終わりの暖炉なので、灰が残っているけれど、使う前はきれいに片づけられていて、使用後、また掃除させるのは申し訳ないな、と思ったけれど、お願いした。

タンデムくんは、『臭くなるから』と言って、クローゼットを閉じたり、出ている服をしまった。が、

臭くないし、目も痛くならなかった

タンデムくんも、『こんなにパーフェクトに暖炉が使えたのは初めて。何が良かったんだろう』と驚いていた。

翌日、タンデムくんは6時半に出社して行った。私には、『好きな時に出ていけばいいから』と、鍵を渡して。まぁ、私も、タンデムくんのいない部屋に1人でいても仕方ないので、早々にフラットを後にし、チューリッヒに向かった。

両親が到着するまで観光をしようと、あちこち散策したけれど、それでもまだ時間があったので、

美容院

へ行った。物価の高いスイスだけあって、カットが安くても60スイスフランくらいから、だったので、82フランの美容院に入った。

あ、英語が通じる

さすが、国際都市チューリッヒ。私の住む街では、残念ながら英語が通じないことが多い。

仕上がり具合は、というと、ほぼ満足。カットするときは、『ここはこのくらい切っていいかしら?』とか、ブローも、『ストレートにする?カールさせる?』とか、いろいろと聞いてくれ、その通りにしてくれた。

1年半前に日本に帰った時に美容院に行って以来、伸びっぱなしだった髪の毛が、少し良くなった。


日本語とドイツ語と英語と

2010-01-17 04:28:04 | タンデム
私の研究に関して、ドイツ人の友達がアドバイスをしてくれたため、彼のオフィスで彼と会ったついでに、タンデムっぽいことをした。

彼の日本語は、まだまだ発展途上。理解したり、読んだりするのはずいぶんできるけれど、話すのが難しいらしい。今回の私たちのタンデムは、

私が日本語で短い文章を言う→彼が日本語で答える→私の文章を日本語で彼が繰り返す→彼がドイツ語で言う→私が繰り返す→英語で話す

という感じで結構楽しかった。

が、私の日本語って結構怪しい、と再確認した。例えば、彼のオフィスにロッカーというか、クローゼットのようなものがあり、その中に本やお茶っぱなどが入っていた(コートをかける場所もあり)。

『棚にお茶があります』と、彼が文章を作った。うーん、正しいけれど、私はなんとなく、『棚にお茶が入っています』のほうがいいような気がしたので、そう言ったら、案の定、『なんで?』と聞かれた。

よくわからないけれど、扉があるのとないのの違いかなぁ

と曖昧にしか答えられなかった。また、ドイツ語では、Schrankは扉の付いた棚、Regalは扉のない棚、と、単語が分かれていたけれど、日本語ではどうなんだろう。私は両方とも『棚』にしてしまったけれど。

彼と一緒にWikipediaで調べてみたところ、

Schrank:食器棚、Regal:本棚

になっていたから、両方とも『棚』であながち間違ってはいないのかもしれない。

彼にドイツ語の発音の仕方も教えてもらったり(でも、ちゃんと発音できないけれど)して、ちょっとモチベーションが上がった。


タンデムくんの日本旅行(企画)

2009-02-12 03:11:24 | タンデム
タンデムくんから『10日間ほど日本に旅行に行くから誰か紹介して』と連絡があった。友達かぁ。私は深く付き合う分、友達はかなり少ない。

独身で、東京・京都・奈良あたりに住んでいて、英語が多少は出来る人を、と思ったけれど、

独身の友達って少ない

この際、既婚の友達でも、とも思ったけれど、既婚の友達は

全員子持ち

…そうだよね。この歳だったらそうなるよね。

1人、よさそうな人がいたので『どう?』と聞いてみたが、返事は『ちょっと考えさせて』だった。よく知らない外国人と一緒に食事、って言うのも気が重いのはよく分かるから、彼女の返事を待つことにした。

それから数日後、タンデムくんから電話があった。
私の友達に何をして欲しいのか、具体的に聞いてみた。案内をして欲しいのか、一緒に夕食を食べるだけでいいのか、アドバイスだけでいいのか。

何でもいいんだよ~。パーティがあれば一緒に行くし、夕食でもランチでもなんなら朝食だけでも一緒に食べられたらいいんだよ

…パーティって。私が30半ばだから友達ももちろん同じくらいで、パーティは多分、行かないんじゃないかなぁ。と、言ったら、

あおは22歳に見えるよ!なんなら18歳にも

その投げやりな言い方は気に入らなかったけれど、せっかくなので、『キミは16歳に見えるよ』と言ったら、

そうなんだよ、それが問題なんだよ

と言っていたけれど、悪いけれど、絶対16歳には見えないよ。

いろいろ話をしているうちに、一緒に日本旅行する友達の話になり、なぜか、『イケメン度』の話になった。タンデムくんに言わせると、一緒に旅行する友達は

僕よりイケメン

と。普段、『僕が一番』とのたまうタンデムくんにしてはとても謙虚なコメントが返ってきて驚いた。『へぇ、そうなんだ』と言った私に対し、彼は、『うん、彼と僕はキャラが違うんだよ。彼はイケメン

僕はキュート

』と言い切った。キュートってなによ。

先日、久しぶりにタンデムくんから日本語のメールが来た。悪いけど

理解不能

前はなんとか意味は取れていたんだけどな。多分、ドイツ国外に出てからは日本語を勉強していないから、日本語力が落ちたのだと思う。やっぱり言葉って、使わないとダメなのね。



郵便事情

2008-05-03 02:06:31 | タンデム
タンデムくんの誕生日にプレゼントを送った。隣の国なので、3,4日もあれば届くかな、と思い、誕生日直前に送った。日本では誕生日前後に到着するのが望ましいけれど、ドイツでは、誕生日前に「おめでとう」はタブーらしい(以前、大変な目にあった)ので、結構気を遣った。

郵便局から出したとき、

Luftpostのシールを貼られた

え?エアメール扱いなの?ドイツ国外だから?でも、間違いなくベルリン/ミュンヘン間よりも、私の住んでいる街とタンデムくんの住んでいる街のほうが近いのに。

誕生日を数日過ぎても彼から連絡がない

タンデムくんはプレゼントをもらったらそれを気に入ろうと気に入らなかろうと連絡はくれるであろう人。なのに、発送してから1週間たっても連絡がなかった。10日目くらいにメールをしてみた。

まだ届いてないよ。おばあちゃんからのプレゼントも届いてないんだ

とすぐに返信があった。まだ届いてないんだ。そして、さらに待つこと1週間。…紛失されたのかも、とあきらめながら再びメールを送信した。それに対して返信はなかったけれど、翌日、タンデムくんから電話がかかってきた。

今日届いたよ!今までもらった何千ものプレゼントの中で一番うれしいよ

と、お世辞を言うことも忘れない。

と言うわけで、結局半月くらいかかった。

一方、先日、友達が日本からお菓子等を送ってくれた。

EMSだったから発送から3日後に到着

しかも、発送は夕方にされていた。なんなんだ、この速さは。

タンデムくんと再会-ハイキング編

2008-04-02 04:16:06 | タンデム


タンデムくんのいる国に向けて出発する直前、タンデムくんから連絡が来た。

ソフトハイキングシューズを持ってきて

と。私は旅行のときは写真の靴を履いて出かけることが多く、今回も、2足持っていくのが面倒だったので、写真の靴を履いて出かけた。

800mくらいの丘にハイキングに行くと言う。最初は彼のフラットから歩いて行く予定だったけれど、出発が遅くなり、丘のふもとまで電車で行った。

駅に降りた直後から結構な斜面

私、鍛えていないし、もう、最初の50mではぁはぁ言い出した。タンデムくんは、『僕はゆっくり歩くのは嫌だ』と言ってすたすたと歩くので、私は必死で着いていった。あっという間に限界に達した。そんな私を見てタンデムくんが、

頂上に行くの、やめる?

と聞いてきた。ちょうど、ハイキングコースとの分かれ道の場所で。私、

迷わず『はい』と答えた

だって、タンデムくんは足が長いから歩くのがとても早く、私が『ちょっとは足の長さの違いを考えてよ』と言ったら、

足の短い犬はどうしてるか知ってる?早く回転させるんだよ

と言い出したから。これ以上、早く歩くのは無理!
5分ほど平坦な道を歩いたら、また分かれ道に着いた。『どっちに行く?』とタンデムくんが聞いた(タンデムくんは頂上を目指す気満々だったので、ちょっと不機嫌だった)。私も、自分のペースで歩けるなら、歩くことは大好きだし、5分平坦な道を歩いたら呼吸も整ったので、

(木と土の)階段登ってみよう

と言うことになった。しばらく登り続けたら、獣道のような道になった。そして、左下にハイキングコースのような道が見えた。タンデムくんは、

下にちゃんとした道が見えるから、この道でも大丈夫

といって、さらに進んだ。道がなくる、何度も思ったけれど、その度、なんとなく道らしい獣道が続いていた。その内、獣道の道幅が40cmくらいになり、土がぬかるんでいて、すべるようになった。

もし、滑り落ちたら、両手両足広げて。そうすれば誰かが受け止めてくれるから

とタンデムくんに言われた。でも、人はいないし、木がたくさん生えているから落ちたらきっと、木に引っかかるんだろうな。

先を行くのもつらいけど、引き返すのも無理

な感じだった。引き返したら絶対すべる。というわけで、雪の上を歩いたり、木でできた橋を渡ったりしていたら、遠くに頂上の小屋が見えた。

あそこに行くから

と軽い感じで話すタンデムくん。私、登るのにいっぱいいっぱいで会話もできなかった。滑りやすいところでは彼が先を歩き、私の手をつかんで滑らないように引っ張ってくれたり、後ろからお尻を支えたりしてくれた。何箇所か、

彼がいなかったら滑り落ちていたと思う

場所があった。

そんなこんなで約1時間半のハイキングを終え、無事、頂上の到着。電車も通っているから、バギーをたくさん見かけた。ガイドブックを見たら、

お手軽なハイキングコース

として紹介されていた。なのに、泥だらけになった私たち。写真は私の足。

頂上からの景色を楽しみ、

電車で街まで

戻った。彼のフラットの最寄り駅まで直通だった…彼曰く、『電車で登って歩いて下る人が多いけど、それはつまらないと思う』。さすがドイツ人。

彼は何度かこの丘に登ったことがあるみたいだったけれど、今回の獣道をひどく気に入ったようで、『この道をもっと探検する』と言っていた…

タンデムくんと再会-したこと編

2008-04-01 01:35:44 | タンデム
タンデムくんと出会ってすぐにツーリストチケットを買った。丸48時間の滞在だけれど、24時間チケットか72時間チケットのどちらかしか選べなかったので、72時間にした。タンデムくんに買ってもらい、そのチケットを受け取り、Sバーンに乗り、タンデムくんのフラットに向かった。

夕食を済ませ、バーに行ってみることにした。私がドイツで住んでいる街よりも都会なようで、いろいろな種類のバーがあり、タンデムくんに、

パブ?アイリッシュバー?テクノ?踊る?なんでもあるよ。どこに行く?

と聞かれた。結局ふらふらと行ってみることにした。ドイツではたいていバーは入場料は0だけれど、彼の住む街では0のところもあるけれど、たいてい入場料がかかると言う。彼は、『いいDJのときも入場料を払わないといけないんだよね。それがちょっとね』と言っていた。

街を散策していると、ちょっと良さ気なバーがあったので、外に立っていたスタッフに入場料を聞いてみた。

約3,000円/1人

高い…
というわけで、違うバーへ向かった。彼は何度か来たことがあるらしく、『立って飲むことになるけどいい?』と聞いてきた。もちろんOKした。そのバーは上階にあり、1階のエレベータのところですでに何人も並び、私たちが並んだ直後にもまた大勢の人が並び始めた。

バーに到着してみると、高いところにあるだけあって、夜景がきれいだった。入り口にも人がたくさんいたけれど、とりあえず中に入ってみた。

カウンターがちょうど2人分空いていた

『ラッキーだね』と言い合い、ドリンクをオーダーし、待っていたら、

すぐ近くのテーブルの人たちが帰り始めた

もちろん、移動した。すごく混んでいたのに、テーブル席に座れるなんて。

2日目は市内散策。朝はチョコレートショップの喫茶店で朝食。タンデムくんはホットチョコレートをオーダーしたけれど、

ピュアチョコレート

だった。さすがチョコレートショップ。

私のツーリストチケットで船にも乗れる、とのことだったので、船に乗った。乗船するときには改札はなく、船に乗ってから検札に来た。が、なぜか、私とタンデムくんはチェックされなかった。彼はともかく、私はアジア人で目立つし、その乗り場から乗ったのは5,6人くらいだったのに。

その後、タンデムくんが私のチケットでケーブルカーに乗れるかをチェックした。タンデムくん、何も言わず、私のチケットを機械に差し込んだ。ガチャっと音がし、

バリデート(チケットの有効化)

された。あ…今まで、無賃乗車だったんだ…船で検札されなかったのは相当ラッキーだったのかも。タンデムくんも私も、

ツーリストチケットを買ったときにバリデートされたものだと思い込んでいた

ちなみに、バリデートしてから1回だけ検札にあった。

夜はタンデムくんのフラットで『ハリーポッター』鑑賞。夜は早めに寝て、翌日のハイキングに備えた。

タンデムくんと再会-再会・フラット・お別れ編

2008-03-31 22:18:23 | タンデム


週末、タンデムくんに会いに行った。土日で行くつもりだったけれど、『金曜の夕方から来てもいい』と言ってくれたので、金曜の夕方から遊びに行った。

DBでスペシャルプライスがあったので、

往復ICEで38ユーロ

でチケットを買えた。

17時少し前に到着する電車のチケットを買った。タンデムくんはまだ仕事かな、と思ったけれど、

私の乗ったICE、遅延

したため、彼がホームで待っていてくれた。スイスはハグのあとのキスが3回らしく、私たちもキス3回。そして、すぐに彼のフラットの向かったけれど、彼のフラット、とても広かった。

バス、トイレ、キッチン、ゲストルーム、リビングルーム、ベッドルーム+クローゼット

彼が普段生活に使っているリビングルームには机と食事用の小さなテーブルセットとソファが、ベッドルームにはオーディオセットとベッドがあるだけ。まぁ、いくつか植物も置いてあったけれど。一方、普段使わないゲストルームは

ゲストルームと言う名の実質、物置部屋

だった。まぁ、普段使う部屋があれだけ贅沢な空間の使い方をしていたらそうなるのかも。

で、私はそのゲストルームを借りて寝たわけだけれど、ベッドはなく、マットが置かれているだけ。しかも、そのマット、

ダブルサイズ

おかげでゲストルームの半分を占めていた。残りの半分は物置状態。そして、

ドアが閉まらない

いや、がんばれば閉まったけれど、普通に開け閉めすると、マットにドアが当たる。

玄関を入ってすぐ、彼の書いた絵がかかっていた。『絵』といっても、彼の手形。リビングルームにも絵が何枚かかかっていて、

ここに泊まった人、少なくとも僕と一緒に朝食をとった人は体の一部を使って絵を書かないといけないルールなんだ

と彼が言い出した。リビングルームにかかっている絵のうち、2枚はゲストが書いたらしい。素材はアクリルで、色は赤、青、黄の三原色+白、黒。で、私は写真の作品を作った。オレンジの部分が私の右足の指。まぁ、美術が苦手だった私にしてはまぁまぁにできたのではないかと自画自賛している。ちなみにこの作品、

トイレにかかっている

時々、道路に『ご自由に持ち帰ってください』というものが出されていた。今回の2泊3日の間でタンデムくんは、観葉植物(土、鉢付きで多分50kgくらい)、ワイングラス大小各10客くらいを持ち帰った。新品ではないけれど、まだまだ使えるものをリユースして部屋を作っていくのも楽しいかも。

私が帰るとき、タンデムくんは近くのSバーンの駅まで送ってくれ、そこでやっぱりハグとキス3回。が、タンデムくんが、『もう1回』と言うので、もう1回キスしたら、その間、

足を踏まれた

もちろん、踏み返した。その日、ハイキングに行ったので、私の靴は泥だらけ。彼は、靴を履き替えたので、きれいな靴。さすがに嫌だったらしく、すぐに私の足から離れた。

半年以上会わなかったけれど、途中、連絡が途絶えたけれど、こうして前と変わらずに会えたことがうれしかった。

バレンタインズディ

2008-02-15 04:01:21 | タンデム


ヨーロッパでは「カップルの日」ということで、私には縁のない日だった。

が、夕方、部屋に戻ってきてびっくり。

部屋の前に荷物がおいてある

両親には荷物を頼んでいないし、住所を知っている友達って、そんなにいないし、誰だろう?もしかして間違えてる(玄関の外ではなく、本当に私の部屋の入り口に置かれていたけれど、あまりに心当たりがなくて疑っていた)?と思って差出人を見てみたら

タンデムくん!!

夏にドイツ国外で就職し、彼の日本の友達に花を贈ってから連絡が一切途絶えていた。秋くらいに2回くらいメールをしたけれど、12月に入ってクリスマスカードを送ってみたけれど、さらに、私が一時帰国したとき、フランクフルトの空港でSMSを送ってみたけれど、一切彼からのコンタクトはなく、「友達関係も終わりかぁ…」と思っていた。

最近は、「もしかして事故とかにあっちゃたのかなぁ。病気なのかなぁ」と考え始め、彼の元フラットメイト(まだ同じ大学にいる)にタンデムくんとまだ連絡を取っているか聞いてみようと思っていたところだった。

思いがけないプレゼントでとてもうれしくちょっと涙が出てきた。

が。ケチをつけるわけではないけれど、花は1つだけ(写真の一番上の花)。つぼみはいくつか落ちちゃっているし、写真で下を向いている花は茎が折れていた。結局

色がついているつぼみは1つだけ、固いつぼみが3つくらいだけ生き残っている

感じ。さすがドイツクォリティ。

さて、と。タンデムくんにお礼のメールを書いて、ちゃんとバラの手入れをしよう。

花を贈る

2007-10-26 05:15:17 | タンデム
8月から異国で働いているタンデムくんから8月中旬にSMSが来た。「固定電話回線ある?」と。もちろん、ない。「お願いがあるからメールする」と返事があったものの、3、4日メールがなかった。

8月下旬か。そろそろ花を贈る時期だな、と思って、タンデムくんにメールした。

誰かに何かを送りたいんでしょ?

と。日本の友達の誕生日に花を贈りたいんだけど、日本のウェブサイトで購入するとドイツで発行されたタンデムくんのクレジットカードでは払えなかった。なので、2回、私のクレジットカードで花を購入している。

電話番号は私のオフィスの番号を伝えた。幸いにして一人部屋なので気兼ねなく電話できる。

で、早速電話してきたタンデムくん。でも誕生日3日前。

バラを送りたいんだけどさ、このウェブサイトはどう?

と。購入手続きしたら、彼女の誕生日には無理、ということが判明。「他のお店で買おう、どのお店がいい?」と聞いたら、

あおが探して

は?と思いつつも探した。無難にインターネット花キューピット。「どの花がいい?」と聞いたら、

あおの好きなの選んで。バラならなんでもいいよ。予算はこのくらいで

は?私、その彼女には会ったこと、ないんですけど…

何とか無事、メッセージもつけて購入完了。配達3日前でも購入可なんて、すばらしい。

あまりに手間隙かかったので、タンデムくんに一言言ってみた。「私も花、欲しいな」と。

彼女に花贈ったらお金、無くなっちゃった

と回答。…返す言葉がありません。

立て替えたお金は彼女が花を受け取ったことが確認できてから送金してくれればいいから、と伝えたけれど、すぐに入金してくれた。

が、やっぱりその後、彼女が受け取ったのかどうかの連絡がない。こういうものなんでしょうかね…

1年目、彼女に花を贈ったときは
店、花、メッセージとも自分で用意した
メッセージは私が日本語訳。

2年目、彼女に花を贈ったときは
店、花は自分で考えたけれど、メッセージは
あお考えて
だった…最終的には自分で考えてもらって私が日本語訳。

3年目、彼女に花を贈ったときは
メッセージだけ自分で考えた(ものすごく一般的なメッセージ。日本語訳なし)
(一応、自分で店も調べていたけれど、残念ながらだめだったから)

なんか、年々手抜きを感じられる…