徒然留学日記

30にしてドイツ留学を思い立ち、その後結婚。日々経験したこと、感じたことをつづっています

ロールパンと小麦粉

2013-10-28 18:24:07 | 料理
前回ロールパンを作ってからまだ1週間だったけれど、ロールパン作り2回目に挑戦した。

前回と変更したところは、

小麦粉をタイプ405→タイプ550

と、小麦粉に対して生イーストが多いので、若干全体的に増量した(卵を除く)。基本的に小麦粉を全部タイプ550に変更と思ったけれど、30グラムくらいはタイプ405も混ざったと思う。小麦粉を増やしたので水分も増やしたけれど、生地がものすごくゆるくなり、

タイプ405を適当に追加

したため。小麦粉も水も、同じ割合で増やしたはずなのに、何が悪かったんだろう。

さて、当初の予定では、ロールパン1つあたり小麦粉が6gほど増えるはずだったけれど、タイプ405も追加したため、ロールパンの大きさが、前回の

1.5倍くらい

になった。

ふわふわ感は前回よりはあったと思うけれど、まだ何となくむっちり、といった感じ。ソクチくんには『もう少し発酵させたら?』と言われたけれど、生地はちゃんと膨らんでいるんだけれどなぁ。そのうちまた挑戦してみよう。



ドイツの小麦粉は『タイプ405』『タイプ550』などと、数字で分類されている。家庭で使用されるもっともノーマルな小麦粉が『タイプ405』で、この数字が一番小さい。この数字は、小麦粉を燃焼させたときに灰として残る割合を示しているらしく、数字が大きいほど残る灰の分量が多い。つまり、

ミネラル分が多い

ということ。

タイプ405の小麦粉は、小麦が挽かれる時間が短く、小麦の外側部分が多いため、小麦粉を燃焼させたときに灰の残りが少なく、たとえば、タイプ1050は、小麦粉が挽かれる時間が長いため、小麦の胚芽部分まで挽かれるため、ミネラル分が多い。
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日本-研究室のOB・OG会への道

2013-10-20 00:54:38 | 日本
研究室に行ったときに次のOB・OG会の予定も聞いてみた。何年か前にも書いていたけれど、この研究室、開催の連絡が遅いので。

先生:だいたい毎年春だよね。
先輩:12月くらいから『いつにしようか』と話しあうよね。
私:それでは遅いんですけど。できたら10月くらいには『3月下旬から4月中旬あたりで開催します』とか、その程度でいいので情報がほしいんですけど。
先輩:無理

先輩:そうだ、今度のOB・OG会ではあおさんに講演してもらおうよ。
私:それって交通費はいただけるんですか?
先輩:無理。あ、でも、今度のOB・OG会であおさんの写真を飾って募金箱でも置いておこうか?『交通費の寄付をお願いします』って。
私:それって、何年計画でしょうか…

私:毎回開催の連絡が遅いですよね。前、10日くらい前に案内が届いたことがあるけれど、これって、だれが参加できるんですか?
先生:それが、不思議なことに遅くても結構人が集まるんだよね。

…だから連絡が遅いのか。


ついでなので、私の同期や仲の良かった先輩たちの消息を聞いた。先生や先輩の口ぶりから、私の知らないところでいろいろあったようで、『○○さんはOB・OG会に来ても良さそうなんだけど、1回も来ていないんだよね』とか、『うーん、△△さんはねー…』などと言っていた。

私たちが研究室訪問をした翌週にOB・OG会が予定されていた。残念ながら参加はできなかったけれど。
この会の招待状を受け取っていなかったので、先生に、『今まではメールで連絡があったのに、今回は連絡なかったんですけど』と言ったら、『あ、

ついに、名簿からも削除されちゃった?

』と言われた。
参加、不参加にかかわらず、一応連絡だけはいただきたい。

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日本-母校訪問

2013-10-19 00:58:49 | 日本


日本に一時帰国した時、母校にも行ってきた。ドイツ留学を決めた時に推薦状を書いてもらいに行って以来だから、9年ぶりくらいだった。私の指導教官だった教授は既に退官し、当時助教授だった先生が教授となっている。私が大学3年のときはまだ講師だったのでそのことを思うと、ずいぶん時間が経ったんだなぁ、と思う。

ちょうど日本に帰国する直前に、在学中に仲の良かった1つ下の後輩が偶然連絡をくれ、一緒に研究室を訪問した。やっぱり在学中に仲の良かった1つ上の先輩が研究室に勤務していて、大学生活に戻ったようだった。

当時、バングラディシュや韓国、中国からの留学生が毎年何人かはいたので、何気なく『今は留学生は何人くらいいるんですか?』と聞いてみたら、『留学生どころか

学生がいない

んだよね』と返された…
私の同期は10人いたのに。
何年か前に研究室が所属する学科を変更したため、学生が『この研究室は危ないんじゃないか』と判断したからじゃないかなぁ、と先生は言っていたけど、どうかな。

お昼御飯をみんなで食べて少し話をした後、先生に来客がある、というので私たちは学食へ移動した。もう営業時間は過ぎていたけれど、中へ入れてくれ、『残りだけど』と言って

ポットに入ったコーヒー

も渡してくれた。好意はうれしいけれど、私は

何を飲んでいるのか分からなかった

私たちのときには、確か、夏は冷たい麦茶が入っていて、冬は暖かいお茶だった気がするので、その同じポットを年中使いまわして、最近はコーヒーを入れているのかな、と言う味だった。

研究室に勤務している先輩が、『学食で働いている人、変わっていないよ。挨拶していく?』と聞いてくれたけれど、どなたが働いていたか、全く思いだせない…

と思っていたら、スタッフの人が出てきてくれた。

あ、覚えてる…

スタッフの人も、『あら、私、あなたのこと覚えているわ。○○先生のところでしょ』と。
びっくり。もう10年以上前のことなのに。

研究室訪問はドキドキしたけれどとても楽しかった。

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ドイツ語-sich aergern ueber

2013-10-17 16:45:12 | 英語・ドイツ語
ドイツ語の授業でsich aergern ueberなどの前置詞を伴う再帰動詞を練習した。

Worueber aergerst du dich?(あなたは何に対して腹が立ちますか?)

の質問がある女性に当たった。いきなり『何に対して怒る?』と聞かれてもすぐには答えられなかった。先生は、『もう、そんなに時間とらないで。早くして。たとえばdas Wetter(天気)とか』と言った。ちなみに、その時の先生は、あのときNeinと言った先生

質問が当たった女性は、先生が言ったdas Wetterを使用せずに、

Ich aergere mich ueber den schlechten Deutschkurs.
(私はこの悪い(粗悪な)ドイツ語の授業に腹が立つ)

と答えた。
すごい、私は思っているけど言えない。良く言った!

と思っていたら、先生は、一瞬びっくりした後、『

そうはいえないわ。それは間違っている

から、das Wetterにしましょう』
と言って、das Wetterで例文を作り始めた。

家に帰ってからソクチくんにも確認したけれど、

文法的にはあっている(私的には内容もあっている)

から、結局は先生がその内容を受け入れられなかった、ということらしい。

次のレベルの講座には彼女が来ないことが非常に残念。

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ロールパンを作る

2013-10-16 15:18:16 | 料理


ときどき生イースト(42g)を購入する。たいていは、ソクチくんが『りんごのケーキ(イーストを使うけど)を作る』と言って買い、半分はケーキ、半分は肉まんに使う。

今回も、『ケーキを焼こうかな』と言って生イーストを買った。
が、イーストを使わないりんごのケーキを焼き、半分は肉まんに使ったものの、半分残った。賞味期限までにはまだ若干日にちはあるけれど、早く使うに越したことはない。

肉まんをまた作ってもいいけれど、1週間に2回になるし、まだ冷凍室にも残っているし、何より平日に1人で作る気はしない。ソクチくんは、『ピザでも作る?』と言うけれど、いつになるか分からない。

というわけで、初のロールパン作りに挑戦した。
といっても、日本と小麦粉の分類が違い、今回使ったのは『タイプ405』という小麦粉。調べたところによると、薄力粉よりも若干グルテンが多いらしい。パンには強力粉が欠かせないけれど、とりあえずこの小麦粉で作ってみた。

焼きたてはふわふわだったけれど、冷めたら結構どっしりとしてしまった。これがグルテン量の違いなのでしょうか。味としては、冷めたほうがおいしかったけれど。

パン焼き(手ごね)はもっと手間がかかると思っていたけれど、途中に発酵タイムなどがあり、楽しく作ることができた。うまくロールパンの形になるかしら、と思っていたけれど、こちらも何とかなった。楽しかったし、そこそこうまくできてうれしかったので、

また作りたい

と思ってしまった。
次は、もう少しグルテンが多い『タイプ550』を買って混ぜて使うつもり。どうなるか楽しみ。


日本では使ったことのなかった(普通のスーパーでは見たこともなかった)生イースト。ドイツでは普通に売られていて、1つ15セントほどの安さ。しかも、(今のところ)発酵に失敗したことがない。
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