ヨーロッパバスでお昼に到着し、早速観光へ。友達が、『市議宴会場の仕掛け時計は大したことないらしいから見なくてもいいよね』と言っていたので、時間を気にせず歩いていたけれど、マルクト広場へ向かう途中、市議宴会場の仕掛け時計が始まった。『せっかくだから見て行こうよ!』と友達がいい、私たちは小走りで広場へ向かった。
市長がジョッキのワインを飲み干すと友達が
うわー、すごい。見て良かった
と感激していた。あれ?見なくてもいい、と言っていたのに。そこからローテンブルク名物のシュネーバルを食べ、市庁舎の塔に登り、聖ヤコブ教会にリーメンシュナイダー作の祭壇を見に行き、ブルク公園を通り、レーダー門からシュピタール門へ行き、プレーンラインを見に行った(写真)。
どこを歩いても写真になる町だった。
夕ご飯はワインレストランで食べた。ポテトスープがものすごくおいしかった。
私たちが食べ終わったころ、日本人のカップルが入ってきて私たちに『日本語のメニューってないんですか?』と聞いてきた。『ないですよ』と返事をしたら、
出ようか?
と相談していた。私としては、片言の英語でお薦めのメニューを聞くほうが席に座ってから立ち上がって出て行くよりもハードルが低いと思うので、『よかったら手伝いましょうか?』と言ってみた。『同じものを頼みたい』というので、説明を始めようとしたら、一番最後に英語のメニューがあるのに気がつき、『あ、英語のメニューがあるから
もう大丈夫です
』とあっさりと言われた。英語ができるのなら、最初からお店の人にお薦めを聞くなり説明してもらうなりすればいいのに、と思う。
今、ガイドブックを見てみたら、このレストランも載っていて、
英語と日本語のメニューもある
と書いてあった。日本語のメニューは頼めば出てきたのだろうか。
翌朝、バスに乗る前に友達はシュネーバルを買いに行った。
3週間日持ちする
らしい。揚げ物だからそんなに日持ちはしないだろうと思っていたけれど、聞いてみたら3週間、と言われた。
泊まったホテルはヨーロッパバス停留所近くのHotel Schranne。考えてみれば、前回ローテンブルクに泊まった時もここのホテルだった気がする。スタッフは無愛想でもないし、特に親切でもない、という感じ。部屋はヴュルツブルクのホテルより広かった。ソープ、ドライヤーは部屋にあった。日本人の団体さんも使っていたので、全体的にはそこそこのホテルなのかな、という感じに思う。
写真は市庁舎。