徒然留学日記

30にしてドイツ留学を思い立ち、その後結婚。日々経験したこと、感じたことをつづっています

寮のキッチン

2005-08-26 02:48:09 | Weblog
写真は比較的きれいなときに撮ったキッチンの写真。キッチンだけでなく、寮全体が山小屋チックでかわいいと思う。ただ、キッチンは10人でシェア。

セメスター中は掃除当番が決められていて、その人がその週の間、ゴミだしをし、日曜日にキッチンを掃除することになっている。片付けられていないお皿や鍋を洗ったり、床掃除をしたり。
今、シンクにはお皿や鍋が入っていて、さらに排水口が詰まっています・・・犯人の見当はついているけれど、なかなか言い出せない小心者の私。

シンクに洗い物を放置するのって、私は反則だと思っています。小さいシンクなので他の人が使いにくいし、汚いので。

今は休み中のため、掃除当番が決まっていない。今月に入り、私は3回、ゴミだしをしたが、今また、ゴミがあふれかえっている。

だいたい、キッチンに自分の部屋のゴミを持ってくる、というのはどうかと思うんだけど、何人かやっている人がいる。特に今は、掃除当番が決まっていないんだから、自分の部屋のゴミは自分で処理するのが基本だと思うのですが。

今週に入って、ずいぶんたまってきたなぁ、とは思ったが、私ばかりここ3回連続してやっているし、ゴミ袋代は自腹なので、様子を見ることにした。

誰もゴミだしをしない。さらに、また自分の部屋からゴミを持ってくる!!

自分でゴミだしする気はさらさらないのですね・・・
私も明日から1週間、旅行でいなくなるので、誰かがゴミだしをすることを願っています。
帰ってきて私がする羽目にならないといいのだけど。
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ドイツの服

2005-08-25 19:48:19 | Weblog
私の住んでいる街はドイツの中でも大きいほうだと思う。しかし、服を売っているお店は少ない。
メインステーションから約2kmほどいろいろなお店が立ち並んでいるが、服を扱っているお店は多分、銀座のデパート2軒分もないと思う。

デパートは何軒かある。しかし、女性物を扱っているフロアは1階のみ。日本は大体2階ありますよね。日本ではブランドは年齢別にターゲットが異なっているが、ドイツでは10代の女の子も50代の女性も同じ店に吸い込まれていく。というか、選択の余地なし。

逆に、日本はブランドのターゲット層がはっきりしすぎていて、自分がそのターゲットからずれているとなんとなくお店に入りにくかったりもするが。

値段。確かに安い。が、品質が悪いと私は思う。誕生日プレゼントにT-シャツをもらったが、3回洗濯をしたらよれてしまった。
日本からカットソーを何枚か持ってきているが、それはよれる気配がない。ユニク○のものも何枚か持っているが、それもよれない。

ドイツに5年ほど住んでいる女性(ドクターコース)にドイツで服を買っているか聞いてみた。

買ったことない

日本に帰国するたびに日本で調達するそう。確かに、安い!と思って買っても、3回着て終わり、だと、かえって高くつきそう。

日本では毎週のようにショッピングへ行っていた私。しかし、この1年で買った服は50ユーロのジャケット1枚。しかも、「かわいい」と一目ぼれしたものではなく、春に、「意外に寒いんだけど、羽織るものないからなぁ」と必要に迫られて買ったもの。

今は無収入だから、服にお金を使わない、というのはいいこと、かな?
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携帯

2005-08-24 04:40:45 | Weblog
私はドイツではプリペイドの携帯を使っている。プリペイドの携帯だと、それほどデザインを選べないし、こちらではデザインよりも価格重視である。画面がカラーでないものが安く売られ、使っている人も多い。もちろん、カメラがついていないものもまだまだある。

ちなみに、日本でよく見かける折りたたみ式のものはこちらではほとんどなく、あっても、とても高価。どうやら、折りたたむところがすぐに壊れるのではないか、という不安があるため、こちらでは人気がないよう。

それでも私は、2年間使うものだし、と思って真剣に選んだ。一緒に買いに行ったクラスメートはデザインではなく、価格で決めた。私は、私の気に入ったデザインのものが品切れだったりして迷っていたら、

電話は電話だよ

と。それはそうですが・・・でも、毎日使うものだし、こだわりたい。でも、こだわったといっても、写真の携帯程度。ロンドンの友達は、私の携帯を見ながら

ヨーロッパの携帯ってデザイン、ダメだよね

と。まぁ、彼女のほうがヨーロッパ滞在暦が長いだけあって、彼女の携帯はさらにひどかったですが(白黒、カメラなし)。

ドイツでは、電話は電話として使うことが多く、日本のようにメールを打つ、ということは少ない。距離と時間にもよるが、どうやらテキストを送信するよりも電話のほうが安かったりするようである。

こちらの携帯の便利な点。契約会社が違っても、テキストを送信できること。あと、国境を越えても使えること。これは便利ですね。

不便なこと。テキストが50件くらいになると、

メモリーがいっぱいです

と表示されること。50件くらいですよ。頻繁に削除する習慣がないので、すぐにいっぱいになってしまう。日本の携帯って、削除する必要ないですよね。

あと、私の携帯にはカメラがついているのですが、画質がとても悪い。なので、あまり使う機会はありません。日本のは恐ろしく画質がいいですよね。

そのほか、こまこまと日本の超便利な携帯に比べ使い勝手が悪かったりして少しずつ不満。
と、小ばかにしていたドイツの携帯。先日のリヒテンシュタインからの帰りの電車で少し見直した。

電車の時刻を調べることができる!!

そのほかにもゲームや音楽をダウンロードしたりと、いろいろとでき、iモードとほとんど変わらない。ほとんど使わないけれど。

小ばかにしていたけれども、使い方を知らないだけで実際はもっと意外に便利なのかも・・・
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排水口の詰まり-後日

2005-08-23 20:37:13 | Weblog
先日ハウスマイスターも夏休みの中で、洗面で流した水がシャワーの排水口から逆流してくる、と書いたが、やはり、気持ちよく使えないので、排水口を洗浄する洗剤を購入することにした。

日本でこの手の商品はいくつか使ったことがあったが、どれも劇的な変化はなかったので、今回もあまり期待せず、「少しでも流れが良くなったらいいな」という気持ちでお店へ行った。

やはり数種類ある。どれがいいのか分からない私は、「使用方法が一番分かりやすく書いてあるもの」を選んだ。注意書き、使用方法が絵で書かれている。これなら間違えて使うこともないでしょう。

早速使ってみる。

え??200mlも使うの?今の状態で200mlも排水口に入るかしら

と心配しながら注いでみる。なんとか200ml入った。そして6時間ほど放置。幸い、シャワールームをシェアしている人たちがいなかったので、比較的長時間放置できた。

恐る恐る水を流してみる。

すばらしい!!!全然逆流してこない。よく流れる

今日、シャワーをシェアしている一人が帰ってきてシャワーを使った。彼女も水の流れに感激したようで、彼女のボーイフレンドにうれしそうに報告していた。

やはり、排水口がきれいなのって重要。
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電車

2005-08-22 05:50:50 | Weblog
ドイツの電車は遅れがち。土曜日、リヒテンシュタインへ行ったときは、順調に乗換えをし、予定通りにリヒテンシュタインに到着することができた。
一緒に行った友達とも、

こんなに順調なんてめずらしいね

と言いながら電車に乗っていた。

帰り。
23:59にメインステーション着で、3人ともそこでまた乗り換えて家へ向かう。

最後の乗換駅で電車に乗った。しかし、定刻になっても動く気配がない。3人とも、「もしかして・・・」と思い始めたとき、アナウンスが。ざわついていた車内が静かになる。

他の電車の到着を待っているので10~15分くらい遅れます

うっそー。ここにきて遅延??20分以上遅れたら終電が厳しくなる・・・
途中、遅れが拡大し、20分以上遅れたときがあり、みんなそれぞれ帰宅ルートを考え直す。最悪「ナイトバス」があるので、とりあえず家に帰ることはできるので安心。

結局1人は、別ルートを見つけ、メインステーションまで行かず、途中下車をし帰宅。私ともう1人の友達は、メインステーションが近づいたら、ドアのところで待機し、24:18発の電車に乗るべく時計とにらめっこ。24:16に電車が駅に着き、私たちは200m以上離れた乗り換えのホームまでダッシュ。やはり2分ではきつかったけれど、親切な運転手さんが私たちを待ってくれてなんとか帰宅。

このように、ドイツでは電車が遅れるのは日常茶飯事。さらに、行き先が途中で変わることもあるし、停車駅が減ることもある。みんな、慣れているのか、冷静に車掌さんに目的地までのルートを聞いている。

結局、余裕を持って行動すること、が一番安全で確実。心に余裕もできるから他人に八つ当たりすることもないだろうし。
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リヒテンシュタイン

2005-08-21 19:31:14 | 旅行
日本人の友達に誘われ、3人でリヒテンシュタイン公国へ行ってきた。今年の初め、1人でリヒテンシュタインの首都・ファドゥーツへは行っていたので、行くのを迷ったけれども、再び行ってきた。今回はファドゥーツではなく、山に囲まれたマルブンという街へ。私たちの住んでいる町からファドゥーツまでは電車とバスを乗り継いで約5時間。朝7時に出発し、帰りは翌日深夜0時・・・ハードな日帰り旅行でした。

写真は、マルブン(標高1600m)から私たちが行った山(標高2000m)を撮ったもの。リフトで登り、帰りは歩いて下りてきた。シーズンではなかったため、とても閑散としていたが、夏や、スキーシーズンはものすごい人出になるそう。今、マルブン開発をしている最中のようで、たくさんのホテルが建設中だった。

ちょっと天気が心配だったので、インフォメーションで天気を聞いてからマルブンへ、と思っていたけれど、ちょうど昼休み中だったので、確認せずマルブンへ。そうしたら、たまに太陽が出るくらいの天気だったので、山頂へ。なかなかよいハイキングになった。

リヒテンシュタインではトイレを無料で使えた。マルブンでも、ファドゥーツでもトイレを使ったけれど、トイレットペーパーはあるし、掃除もされていてきれいだった。ドイツでは無料のところ汚いし、臭うことが多い。全然違うなー、と思った。

お土産。スイスものが多く、リヒテンシュタインのもの、というのは少ないし、デザインがいまいちだったりする。顕著なのは、カップや指貫、スプーンなど、世界中でお土産として売られているもの。両国のものが売られていたけれど、スイスもののほうがリヒテンシュタインものよりもかわいい。どうせならもう少し観光に力を入れればいいのに、と他国の事ながら思った。

まさかリヒテンシュタインへ行ってハイキングをするとは思わなかったけれど、楽しい1日だった。スーパーでチーズをたくさん買ってきたので、これからしばらくは楽しく過ごせそう♪
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年齢

2005-08-20 01:48:56 | Weblog
日本人は若く見られる、というが、当たっていると思う。日本人だけでなく、アジア人女性が若く見られがちのような気がする。小さくて細めだから??
年齢とは関係ないけれど、ドイツ人女性、顔が小さく、バランスよくお肉がついているから見た感じ、太っていなく、とてもスタイルよく見えるけれど、よく見てみると、おなか周りとか背中とか、お肉がみっしりついていたりする。

ドイツ人男性(25歳)に年齢を聞かれた。気が向いたので、「いくつに見える?」と聞いてみたところ、「26」と返ってきた。どうやら、彼の彼女(25歳・日本人)が彼に「丁寧語と尊敬語」の違い説明をしたときに、「尊敬語は教授に、丁寧語はあおさんに使う」と言ったそうで、彼女よりも年上、というあたりをつけて26と言ったらしい。「いや、もっともっと年上だよ」と言ったら、「27?」と。1つずつ増やしていったら、時間かかりますよ・・・

クロアチア人男性(29歳)には「あおは24歳くらい?」と聞かれた・・・

タンデムくんとカジノに行ったときは、「カジノは21歳以上じゃないとは入れないんだけど、あおは21歳以上?」と・・・多少は冗談が入っていたけれど、ありえない数字を言ってきました。
そんなタンデムくんも、私の歳を知ってからは、日本語を話すときは「あおさん」と「さん」をつけるようになりました。強要はしていないんだけどね。

クラスメートからは、「あおは年齢不詳だね♪」と言われる・・・
そろそろ年齢相応に見られたいのですが・・・なんとなく、「30歳にしては教養・経験が足りない」といわれているような気がして。10代の頃までは年上に見られていたのに。

ちなみに、ドイツ人は老けて見えると思います。言うことがしっかりしているせいもあるけれど、気候のせいか、目・口の周りは20代前半でも小じわがたくさんあるし。タンデムくんも、最初、私は「若くても25はいっているだろう」と予想したけれど、実際はもっと若かったし・・・
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ハウスマイスターも夏休み

2005-08-19 21:55:33 | Weblog
ハウスマイスターというのは、寮の管理をしている人。鍵が壊れた、お湯が使えない、など、困ったことがあると彼のところへ行く。普段でさえ、平日、9時くらいから16時くらいまでしかいず、さらに、常にオフィスにいるとは限らないので、何かあると頻繁に彼のオフィスへ通うことになる。

洗濯機はカードをハウスマイスターから買って使う。1週間のうち、そのカードを買えるのは週2回、30分ずつ。とても不便・・・
昨日、そのカードを買える日だったので、彼のオフィスへ行ってみた。

9月12日まで夏休みです

と張り紙。うそっ。そんな長期でいないなら、いないって、あらかじめ連絡してよ。買いだめしておいたのに!!
あと4回しか洗濯できないよぉ。とりあえず、カレンダーとにらめっこ。途中、旅行に行くから、ぎりぎり何とかなりそう、かな?

今日。洗面の水の流れが何ヶ月も悪かったので、掃除をしてみた。大量の髪の毛を取り除いた。
お、流れるようになった♪
と思ったら、シャワーの排水溝から逆流・・・うそ、なんで?確かに、シャワーも水の流れが悪いなぁ、と思ってはいたけど・・・今まで、洗面の水の流れが悪いことでバランスを保っていたの??

早くハウスマイスター、戻ってきて!!
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名前

2005-08-18 17:51:18 | Weblog
日本では、「名前の呼び方」でその人たちの関係がある程度想像できる。学生時代までは同級生はあだ名や○○ちゃん、名字+くん、先輩は名字+さん、・・・などなど。会社に入ると、たいてい名字+さん。名前で呼ばれることはまずない。

「名前は?」と聞かれてファーストネームだけ答えることって皆無だと思う。

ドイツでは。
当然、ファーストネームで呼び合う。「名前は?」と聞かれると、ファーストネームだけで答えることが多い(フルネームで言われても覚えきれない、ということもあるが)。

学校で知り合う人とは、誰も何も気にせずファーストネームで呼び合う。コーディネータや、教授も学生をファーストネームで呼ぶ。さすがに、教授をファーストネームで、というのはあまりないけれど、皆無、というわけではない。コーディネータはファーストネームで呼ばれている。

<別の話>
ある日の雑談中、クラスメートと「名前」の話になった。いくつかの国では、子どもにつけることができる名前は限られているようである。「日本ではどうなの?」と話を振られた。「無限にあるよ。新しい名前を作ることもできるし」と、答えた。いまいちピンと来ないようだったので、彼女の名前がAngela(アンゲラ)なので、「私は私の子どもにアンゲラってつけることができるのよ」と言ったら、彼女は、

アンゲラ子になるの?

と。確かに、私も、そのときいた日本人交換留学生の女の子2人も名前に「子」がついていたけれど・・・女の子には「子」をつけるというルールが日本にある、と思っていたのでしょう。思わず笑ってしまった。
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アウトバーン

2005-08-17 17:16:42 | Weblog
ペーパードライバーの私。運転する気はまったくないが、人の車に乗せてもらうことはある。

よく、「アウトバーンは制限速度がない」と言われるけれど、実際は工事などで、場所によっては制限速度がある。さらに、カメラで時々速度をチェックしている。速度超過で写真を撮られると、ある日、自分がはっきりと写った写真が送られてきて、罰金を払わないといけないらしい。

F1観戦に行ったとき、駐在員の人と予選と決勝、両日見に行き、彼が車を出してくれたので、アウトバーンを2往復した。決勝の日、突然車のスピードが落ちたので、どうしたのか彼に聞いてみたら、「昨日なかった場所にカメラがある」と。

ただ、ドイツのカメラは日本とは違って、分かりやすい場所についていて、全部動いているらしい。罰金を取るのが目的ではなく、本当にスピード違反の取締りのためにおいてあるらしい。

夜、アウトバーンを走る。
結構危険だなぁ、と思った。街灯はなく、反射板も心もとない。前を走る車が頼り・・・
昼間は結構速度を出した彼も、夜は慎重に走った。
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