徒然留学日記

30にしてドイツ留学を思い立ち、その後結婚。日々経験したこと、感じたことをつづっています

便利なチケット

2006-06-30 19:38:41 | Weblog
ドイツでは、コンサートやミュージカルのチケットを買うと、その会場までの公共交通機関のチケットが含まれていることが多い。日本では、コンサート会場に着くと、「帰りのチケットを買ってください」とあったけれど、ドイツでは買う必要がないことが多い。

今回のワールドカップも例外ではなく、街の中心部のバス停などには英語とドイツ語で案内がされている。ざっと読んでみたところ、どうやら、

観戦日は同行者が何人いても無料

らしい。おそらく、スタジアムとメインステーション間以外にもそのチケットは有効。ずいぶん太っ腹だなぁ、と思った。が、見知らぬ土地でバスや電車のチケットを買うのは大変なので、便利なシステムだと思う。

「ここへ行くのはゾーン1?ゾーン2?」などとするよりはチケットに含ませてしまったほうが楽なのでしょう。

もともと車内検札にはそれほどあっていないけれど、ワールドカップが始まってからまだ1度も車内検札にあっていない。人出が多すぎてムリなのかしら。
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ベビーシッター-個人宅編

2006-06-29 16:38:11 | Weblog
初めて個人宅へベビーシッターとして伺った。終了時刻が分からず、最短2時間半、最長4時間、ということだった。

不安で一杯だった。今までは子どもも大人もたくさんいる中でベビーシッターをしてきたけれど、今回は1対1。子どもが泣き止まなかったら、何か事故が起きたら、突然熱が出たら、と不安が尽きなかった。

お家に伺ったとき、子どもはママにしがみついて、ママの行くところ行くところ、ついてまわっていた。まずい。最初の関門はママが出かけるときだ。

が、意外にもあっさりと「バイバイ」をして、逆にママが

え、いつもは玄関でバイバイをしてくれるのに、今日はここ(ダイニングルーム)でバイバイなの?

と驚いていた。

ママが出かけてからはおやつを食べたり、テレビを見たり、本を読んだりして過ごした。おやつにポッキーがあったけれど、彼が1本食べるたびに必ずもう1本取り、私に「はい」と言って渡してくれた。いい子だなぁ。

オムツは「替えたばかりだから大丈夫だと思いますよ」と言われたけれど、30分後くらいには早くも「トイレ」と言いだした。これから出るのか、と思ったけれど、既に出た後だった。パンツ型のオムツなので、簡単にはかせることができてよかった。

おやつ中、うっかりジュースをこぼした。それほどこぼれなかったので、パンツを拭いて終わり、と思ったら、気持ち悪いのか、私の手を引いてたんすのある部屋へ。そして、たんすを開け、パンツを出す。あぁ、替えてくれ、ってことね。

ママは最短の2時間半で戻ってきてくれた。ちょうどそのとき、子供用の椅子に座っておやつを食べていたけれど、もう、大暴れ。椅子から落ちるんじゃないかと思った。

ここで椅子から落ちてもらっては困るので、ばたばたしている子どもを捕まえ、無事、床におろした。

ママー、ママー

と玄関へ走っていった。やっぱりママへの信頼感はすごい。

子どもを無傷でママに返すことができてよかった。それにしても、泣かないし、わがまま言わないし、本当にいい子だった。
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仲直り

2006-06-27 04:56:21 | Weblog
タンデムくんの誕生日にフライングし、その後もうまく行っていなかった私たち(基本的に私がこだわっていた)。しばらく連絡が途絶えたりしていたけれど、そんな中、先日の私の誕生日に彼はメッセージを送ってくれた。

彼はきちんと誕生日を覚えていてくれた、連絡が途絶えている中でメッセージを送ってくれた、ということがとてもうれしく、「何が私を傷つけていたのか」「もう、変なこだわりはなくなった」ということなどをまとめてメールを送ったら、すぐに(うれしさが伝わる)メッセージが返ってきて「元通り」かな、という感じになった。

その後、メンザで一緒にブラジル戦を見たけれど、私は彼には「メンザに行く」と言っていなかったし、彼も「メンザに行く」とは言っていなかったけれど、偶然会い、久しぶりに会話をした。

来週の月曜日、時間ある?

と彼が聞き、私は「あるよ」と答えた。その後、ブラジル戦の翌日に一緒にメンザでランチを食べる約束もした。5月は会っていてもどこか、笑えないところがあったけれど、その日は4月以前に関係が戻ったように楽しかった。

そして、月曜。街で待ち合わせをし、新しくできたお寿司屋さん(パック販売のみ)でお寿司をおごってもらった。

誕生日プレゼント

ということらしい。去年は回転寿司で一緒にお寿司を食べたなぁ。そして、去年と同じく「Sky Beach」へ。デパートの屋上に砂を敷き詰め、パラソルや椅子、ベッドを置いて「簡易ビーチ」。バーももちろんあって、みんなお酒を楽しんでいた。

お互い、明日は仕事なので、早めに切り上げたけれど、とても楽しいひと時だった。仲直りできて本当によかった。
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ドイツ国旗

2006-06-26 06:58:15 | Weblog
ワールドカップでドイツ国旗を見ることが多いと思いますが、ドイツ国旗は何色と何色と何色でしょう?

黒・赤・金

が正解です。一番下は黄色ではなく、金です。ドイツにはConstitutionは存在せず、Basic lawが憲法に当たるのですが、きちんとその中で「ドイツ国旗は黒・赤・金」と定められています。もちろん、ドイツ人に聞くと「金」と答えます。

どう見ても黄色なんですけどね。というより、金色を使用した国旗って作成不可能ではないのでしょうか?金色を使ったドイツ国旗って存在するのでしょうか(どこかにあるのかも)?
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大学祭

2006-06-26 06:32:40 | Weblog
金曜日に大学祭が行われた。カメルーンや中国などの留学生のグループがスタンドを出し、自国の料理を売っていた。

カメルーンのスタンドでは

料理されたバナナ

があった。私はバナナは自分で皮をむいて食べるのはOKだけれど、そのほかのもの(チップス、バナナケーキなど)は無理をすれば食べられるけれど、普段は食べない。

ブルンジ出身の友達がバナナを「食べなよ」と言って買ってくれた。どうしよう・・・と思ったけれど、においはそれほど強くなかったので、思い切ってぱくっと口に入れた。

おいしい

甘さもそんなに甘くなく、においもきつくなく、それでもバナナの味がし、とてもおいしかった。

友達の話では、調理されるバナナは生食のバナナと種類が違い、もっと大きいバナナだという。異文化体験だった。

ゲームのブースも出ていた。前日にタンデムくんから「チケット、買った?牛がどこにフンをするか当てるんだよ」と言われ、何の話かまったく見えていなかった(大学には本物の牛がいるので、本物の牛を使うのかと思った)が、

おもちゃの牛がいくつかに区切られたエリアのどこでフンをするのか当てる

いってみればルーレットのようなもの?ちょっとギャンブル性があり、スタンドは結構にぎわっていた。

下痢とかもあれば面白いのに

というドイツ人もいた。

そのほか、ダンスコンテストやバンド演奏などもあり、面白かった。クラスメートの中には午後早い時間からずっといる人もいた。それほど大規模ではないので、たいてい芝生の上でごろごろするくらいだけれど。

日中は日が差し、暖かかったけれど、日が沈むと寒くなった。が、夜8時くらいから人が集まりだし、夜遅くまでにぎわった。
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ワールドカップ-ブラジル戦

2006-06-25 18:10:17 | Weblog
ワールドカップに興味がない、と言いながらも、結局、ブラジル戦もテレビ観戦した。もともとは、街の広場のスクリーンで観戦するつもりだったけれど、街の広場ではオーストラリア・クロアチア戦が放送されたので、結局メンザで観戦した。

日本人の女の子+そのドイツ人彼氏+日本人男性+私で観戦しているところにふらっとやってきたタンデムくんが合流。前回のドイツ戦のときはものすごい人だかりだったけれど、今回は数十人しかいなかったように思う。人数が少なかったから、待ち合わせをしなかったタンデムくんも私たちを見つけやすかったのでしょう。

メンザにきていた人たちは本当にサッカーが好き、という感じで、どちらのチームを応援するわけでもなく、いいプレーが出ると歓声を上げていた。

タンデムくんは途中で飽きてきたようで、あくびをしたり、関係ないことを話しかけたりしてきた。あくびをしたときは、思わず注意をしたら、わざとあくびをしながら

だって、退屈なんだもん

と言いだした。それでも途中で帰ろうとしなかったのはやっぱりサッカーが好きなのかなぁ。
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ワールドカップ-ドイツ戦

2006-06-22 03:58:56 | Weblog
火曜日に行われたドイツ・エクアドル戦を街中の広場のスクリーンで観戦しようと思っていた。が、試合開始の16時にはすでにものすごい人だかり。そして、3人に1人は持っていると思われるドイツ国旗(しかも大きめ)がきれいに揺れている。国旗はほとんどの人が持っていた(これは小旗。無料で配布している企業がある)けれど、顔にペイントしている人、黒・赤・黄(金)のかつらや帽子をかぶっている人などがたくさんいて面白かった。

ドイツ国家を斉唱しているときは観戦しているドイツ人も当然歌い、友達と私は広場を引き上げ、メンザで観戦することにした。メンザでは

ドイツが勝つとビールが無料

私たちがメンザに到着したのはもうすぐ試合終了、というときだったけれど、結構な人数の人が集まっていた。私は混んでいるところが嫌いなので、外で試合が終わるのを待ち、観戦しているはずのエクアドル人のクラスメートが出てくるのを待った。

が、人が多すぎて探しきれず、結局エクアドル人には会えなかった。残念。

試合前、あるドイツ人が

ドイツはあと5試合(?)ある

と言っていた。それって、決勝までいく、ってことでしょうか?ずいぶんとポジティブだなぁ、と思った(もう少し謙虚になって欲しい・・・)。
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ワールドカップ-ニュルンベルク

2006-06-21 20:45:34 | Weblog
友達に誘われ、ニュルンベルクで行われた日本対クロアチア戦をニュルンベルクのスタジアムの外に設置されたスクリーンで観戦して来た。

電車でニュルンベルクに向かったけれど、陸続き、ということで、クロアチアの応援の人が多かった。赤と白のチェックの服がかわいい。若い女の子はキャミソール、男性はごく普通のT-シャツだったけれど、とてもかわいい。中には、チェックの帽子、チェックのT-シャツ、チェックのパンツ、と、全身チェックの人もいて、おもしろかった。

ニュルンベルクの駅に着いたら、

煙がモクモク

早速発煙筒をたくクロアチア人。煙が収まり、ホームから移動するクロアチア人集団。そんな中、ホームに駆けつける警察官数人とすれ違った。おそらく、発炎筒の処理だと思う。

犯人は今すれ違った人たちですよ

と教えてあげたかった・・・

ニュルンベルクの街はかわいらしい。特に、駅からすぐのところにあるレストランやお土産屋さんがとてもいい感じ。

駅の近くでは日本人の集団が、ちょっと奥に中央広場があるけれど、その辺は主にクロアチア人が食事をしていた。日本人もちょっとはじけていて面白かった。

スタジアムの外(結構離れた場所)にスクリーンが設置され、そこでサッカー観戦をした。そこに入るためにはセキュリティチェックがあったけれど、ペットボトルの持ち込みは不可だった。水筒もダメで、捨てるか、預けるか、だった。

セキュリティチェックの中にはコカ・コーラなどが入り、食べ物や飲み物を売っていた。この日はかなり暑く、「いい商売だなぁ」と思った。だって、みんな、ドリンクは必要だから。

たまたま日陰を見つけ、そこで観戦。日陰にいる人の3分の2は日本人。クロアチア人は、

ここぞとばかりに日焼けオイルを塗ったり、寝転がったりして日焼けを満喫している人が多かった

試合中、

また発煙筒をたく(多分)クロアチア人が・・・

スクリーンに煙がかぶって見えないんですけど。ペットボトルは持ち込み不可なのに、発炎筒はOKなのね。

試合は引き分けだったから、クロアチア人、おとなしかったけれど、これが勝ったり負けたりしていたら大変だったと思う・・・

私たちは日本人5人と、ドイツ人、ベトナム人の合計7人で観戦した。そのうち、日本国旗を買ったのは、ドイツ人、ベトナム人だけだった・・・
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ベビーシッター-その後

2006-06-18 03:49:55 | Weblog
ひょんなことから始めたベビーシッター、その後、毎週、行っている。

私は相変わらず子どもが得意ではない。が、子どもに接する機会が増え、以前よりはかわいく思えることも増えた。Uバーンに乗って、見知らぬ子がニコニコしながら私のほうを伺っていると、ついつい相手をしてしまう。

ベビーシッターは、2時間で、途中、おやつを食べる時間がある。たまに良く食べる子どもがいる。ちょっとずつしか食器におやつを入れず、食べれる子はおかわりをする制度になっている。

早食い、大食い

でこれでもか、と食べるもうすぐ2歳の男の子がいる。彼はママっ子で、毎回、ママと離れるときは鼻水を出して泣き、必死でママにしがみつくが、ちょっと車など、おもちゃに気を取られた隙にママがいなくなり、しばらく泣いているが、そのうち、ブロックなどで遊びだす。そして、おやつを食べた後、十分エネルギーの補給ができたのか、

にこにこしながら部屋をぐるぐる回りだす

他の女の子も最初はおとなしく工作とか、おもちゃで遊んでいても、お菓子を食べ終わると走り回る子がいる。どうしてなんでしょうね。

子どもにもやはり波があるのか、前の週は平気でママと「バイバイ」できたのに、今週は「ママー、ママー」と泣いてママから離れられない子も何人かいる。たまにママと一緒にドイツ語の授業に出る子どももいる。

逆に、最初の週は「ママー」と泣いた子が、翌週からあっさりとママと離れられる子もいる。そして、おとなしく一人遊びをしたりして、ちょっと不思議。

私は今までほとんど子どもと接したことがなかったので、いい経験になっている。そのベビーシッターもあと数回で終わりなのが少し残念なくらい。
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ワールドカップ-お店

2006-06-16 04:33:59 | Weblog
普段はお店は法律により午後8時以降と日曜日の営業は認められていない。ただし、レストランやカフェなどの飲食店は含まれず、また観光地の夏期のお土産屋さんは特別許可によって日曜日も営業している。

ワールドカップの試合が開催される都市とその近郊では日曜日も営業が認められた。デパートも午後2時から開いている。

これって、結局、

人件費<売り上げ

ということで、イベントがなくても、日曜日の営業が可能になれば、多くのお店が日曜も営業するのではないか?私の住んでいる場所の近くのスーパーも日曜日、開店している。ワールドカップのためにやってくる人がそれほど多いとも思えない(街からは電車とバスで30分くらい)。

1ヶ月とはいえ、日曜日もお店が開いているのは心強い。今まではうっかり月曜日が祭日だったりすると、火曜までひもじい思いをしないといけなかったから。
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