徒然留学日記

30にしてドイツ留学を思い立ち、その後結婚。日々経験したこと、感じたことをつづっています

爆発騒ぎ

2007-01-31 06:03:44 | Weblog
今日の昼前、非常ベルがなった。10分くらい「うるさいなぁ」と聞いていた(危機管理能力0)。研究室のほかの人たちも別にベルの鳴り始めがどこ、とか確認せずに普通に仕事をしていたので、私も自分の仕事を続けていた。

トイレに行きたくなったので、研究室を出た。そうしたら、建物の外にたくさんの人。パトカーも止まっていた。

でも気にせず、用をたし、研究室に戻ろうとした。ら、

どこ行くの?

とおまわりさんに呼び止められた。ぺらぺらぺらとドイツ語で話されたので、「英語で」と頼んだ。

火事だから外に出て

えっと。上着いるし、オフィスにまだ人がいるから、といって部屋に戻り、研究室の人に「火事だから外に出てって」と声をかけて回った。

出たら、消防車も何台か止まっていた。結構大事だったみたい。その時聞いた話では「ガス爆発の可能性」ということだった。

おまわりさんたちが建物の周りに近づけないようにテープを貼り、周りの人だかりには「近づかないでー」と言っていた。

その建物の管理人さん、私が外に出たときにはすでに外にいた…ということは、

建物の中に人がいるかどうかよりも自分の避難が大切なのね

私たちの研究室はちょっと奥まったところにあるから、なかなか外の状況が分かりにくい。管理人さんが避難するときにちょっと声かけてくれればいいのに。内線電話で秘書さんに連絡するとか。

そして約1時間後、建物の周りに貼られたテープがはずされ、警察は撤収した。万が一に備えてか、消防車はしばらく待機していた。が、

消防士さん、タバコ吸ってるよ…

安全が確認されたようだけれど、現場でタバコはないんじゃないか…?
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壊れたパソコン-その後

2007-01-30 04:15:55 | Weblog
今月中旬に突然動かなくなってしまった私のノートブック。ドイツに来る直前に買ったから、まだ3年も経ってなかったのに。

ちょっとパソコンに詳しい、という人にも診てもらったけれど、ハードディスクが壊れているようでデータの救済もできない、という返事をもらった。

では仕方ない、日本で救済しよう、と考えていた。修論を書き直した今となっては、緊急に必要なデータはない。

が、友達の1人が、「うちの旦那、パソコンに詳しいよ」と言ってくれ、日曜日、お邪魔してきた。電源を入れて第一声。

あお、これ問題なく動くじゃん

本当??と思い、駆け寄ってみると(子供と遊んでいたので)セーフモードだけれど、立ち上がっていた。データを確認してみたら、全部無傷で残っているようだった。

ここで救済?と思ったら、旦那さんが「ノーマルモードで立ち上がるか試してみよう」といい、再起動。後もう少しで立ち上がる、というところでとまってしまった。残念。

その後はいくら再起動しても立ち上がらなかった。旦那さんがハードディスクを取り出そうとしたけれど、マニュアルを見てみたら、「取り外しできません」と書かれていた。もし、取りはずしが出来たら、データを救済して、新しいハードディスク(なぜか机の引き出しにあった)を入れ、ウィンドウズを入れ、データをまたもとに戻す、というところまでやってくれたみたい。でも、取り外しが出来なかったので、結局、メーカに連絡して、ハードディスクを交換し、古いハードディスクも引き取る、ということになった。ドイツでできそう。

帰る直前、友達に引き止められた。「日本人の友達から子供にプレゼントをもらったんだけど、動かないの。ちょっと見てくれる?」と。友達夫婦は2人とも日本人ではないので、日本語の取扱説明書を読めなかった。

プレゼントは現代版ラジコンカーのようなもの。いやー、取扱説明書は日本語だけれど、カタカナばかりで、なかなか大変だった。図があったから何とかなった。が、動かそうとすると、モータは動くけれど、なぜか車が動かない。

旦那さんの悲しそうな顔・・・

いやいや、あなたの子供へのプレゼントでしょ。

諦めきれない彼は、車をチェックし始めた。

ギアがない

ことに気がついた。これでは動くはずがない。でも、諦めきれない彼は、手で車を走らせ、コントローラーで右にカーブ、左にカーブ、と遊び始めた・・・友達も、「子供みたいでしょー」と言っていたけれど、本当にその通りだった。

その後、結局私は友達お手製のインドカレーと日本のレトルトカレーをいただき(夕方4時くらい)、さらに8時過ぎにパスタもいただき、おなか一杯で帰宅した。いやー、チョコレートを持っていってよかった・・・
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終わるのか?修論

2007-01-27 05:52:59 | 勉強
来週水曜が修論提出の締め切り。これ以上の延長は出来ない。examination officeに提出するのだけれど、開いているのが毎日2時間だけ。水曜日は幸い午後開いているので、まだよかった。そのほかの日は11時には閉まってしまう。

先週、PCが壊れ、真っ青になったけれど、なんとか、今週火曜の朝一に教授にメール送信で修論(下書き)を送信できた。その5分後には

great job

と返信があった。見てないでしょ…この人、どこまでpositiveなんだろう…

「すぐ戻ってくるから」とメールに書いてあったけれど、私のオフィスにやってくる気配がなく、「水曜のインスティチュートミーティングでつかまえよう」と決心した。

水曜日。

雪だよ…

案の定、教授はやってこず(雪のせいなのかどうかは不明)。じっとオフィスで待っていても仕方ないのでアポイントメントを取ることにした。

とれたのは、金曜の朝10時半。遅くはないけれど、決して早くもない。でも、仕方ない、と思っていたら、木曜日、秘書さんがやってきて、

あおさん、金曜日、教授、忙しくて時間取れないの。月曜の13時半でどうかしら。遅すぎる?

と言いにやってきた。「え、私、来週の水曜日に論文を提出しないといけなくて、今、教授のコメント待ちなんですけど。まぁ、遅すぎるかどうかは教授次第ですけど」と答えたら、秘書さん、

まぁでも、金曜日は時間ないから無理よ

と…

私の修論、結局誰とも議論せず、私の考察のみ。あっているのかどうかも分からない…(ここでデータの読み方間違ってるよと指摘されてもどうしようもないけど)英語も不安一杯。というか、意味不明な文章がたくさんあると思う。

最終的に教授のチェックを待たずにexamination officeに提出することを考え、今、英語のチェック中…あー、やだやだ。こんなはずではなかったのに。でも、仕方ない。とりあえず提出はしないと。
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2007-01-25 03:04:19 | Weblog
月曜の夕方から降りだし、今朝起きてみたら積もってる積もってる。この冬初めての「積もった雪」。おかげで、今日の研究室のミーティングはいつもの3分の1くらいの人しかこなかった。

バスも車も徐行運転。

朝一番に会ったドイツ人に、「この天気、好き?」と聞かれた。「嫌い」って答えら、とっても意外、っていう顔をして、「雪、嫌いなの?」と。暖かい家の中で過ごす分にはいいけれど、外に出るのは嫌だし、何より溶けると汚くなるから私はあまり好きにはなれない。

夜になると雪がきらきらきらめいている。きれいだけれど、やっぱり寒い。どうやら天気予報を見ると、今晩はマイナス10度くらいになるそう。明日も寒いんだろうな。

今日もランチは研究室の人と食べ、いつものように食後にコーヒーを飲みに行った。いつも来る3人が来ない、と思っていたら、

アイスを持って登場

えっと…どう考えても「アイスを食べる気候」ではないような気がするんですけど。恐るべしドイツ人×3。

500年ぶりの暖冬、といってもやっぱり雪は降るのね。しかも大量に。
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またお別れパーティ

2007-01-23 04:34:06 | Weblog
ドイツに来て最初に友達になったペルーの女の子が帰国することになった。前々から「2月に帰る」とは聞いていたけれど、まさか、2月1日とは思っていなかった。土曜日に

パーティやるから来て

と連絡をもらったけれど、「修論書かないと」と断った。でも、彼女が

もうすぐ帰国だし、来週は全然時間ないの

というので、「わかった。何とかする」といって電話を切った。

パーティ場所は別のクラスメートのフラット。大学からバスで15分くらいのところにあり、17時45分のバス(1時間に1本)で行くから、17時40分にバス停で、と待ち合わせを決めた。

彼女は多くの南米のクラスメートがそうであったように、「待ち合わせに遅れなかったことがない」人。でも、今回はさすがにバスに乗るから大丈夫だろう、と思っていた。

が、やっぱり来ない。来たバスに乗ってしまおうかとも思ったけれど、別の友達と合流し、様子をみることにした。しばらくして彼女から連絡があった。

間に合わなかったの

と。結局、前にコーディネータとして働いていた人が車で来ていたので、そこに乗せてもらって無事会場に到着。7人だけのこじんまりしたパーティで、元・コーディネータが自前のオーブンを持って来て、ジャガイモやサラミ、トマト、ピクルスなどを敷き、その上にスイスチーズを載せてオーブンへ。チーズがトロッとしたら食べる、というのを繰り返した。

「オーブン」といっても、ホットプレートのようなもので、でも、上下から熱がでて、さらに、1人ずつ小さいプレートを与えられて、各自で好きなものを好きなようにそのプレートに乗せ、焼く、といったもので、私ははじめてみた。

その料理(?)は農家の人が古いチーズを食べるときに編み出したものらしい。オーブンの近くにおいておいたチーズが溶けたのが始まり、と元・コーディネータは言っていた。

21時過ぎにパーティが終了し、さて、帰ろうか、となったとき。そのフラットの持ち主も

僕も一緒に大学に行く

と言い出した。おいおい。キミの寝る場所はここでしょ。ベッド、2つもあるし。とみんなで突っ込んだら、

僕はここでは寝られないよ。寝たことないもん。友達のところに僕のベッドがあるんだ

と言った。…確かのこの人、前からあまえっ子だった…

その男の子はインド人だったので、今日、研究室のインド人に話をした。「おかしいでしょ」と。でも、そのインド人、

いや、良くあることだよ

と…そうなのか。

パーティに来たのは7人。ということは、私の同期で残っているのはそれくらい、ってことなのでしょうね。いつでも「見送る側」というのはさびしいものだ。

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PC壊れる

2007-01-21 03:20:16 | Weblog
年末から修論の追い込みに入り、ブログに書きたいことは溜まっているものの、なかなか書く時間がなかった(部屋ではネットを使えず)。

そして、締め切りがすぐそこに見えはじめた今週水曜、私のPCが突然動かなくなった。うわー。データのバックアップなんて取ってないよ。かろうじで修論に使う図は残っていたので、1からやり直す必要はなかった。ただ、本文は全部書き直し…

知り合いに話を聞いてみたら、どうやらハードディスクからデータを抜き取ることが出来るらしい、と聞き、そこのお店に行ってみた。

うちの店で購入したPCですか?

え、違うけれど、前にフランスで購入したPCが壊れたとき、ここでデータを取り出したでしょ??

受付のスタッフは若い男の子だったけれど、あまり英語を話せず、仕方ないので他にやってくれそうなお店を聞き、退散。「どこもやらないと思うけれどね」という言葉をいただいた。

2軒教えてもらい、その2軒へ行った。
1軒目。
うちで購入したPCですか??

違うけれど…じゃぁ、どこかやってくれそうなところ、教えてもらえませんか?とここでも聞いてみた。1軒教えてもらった。住所だけだったので、「地図書いて」と言ったら、

ネットで調べて

えっと…PC壊れてきたのに、ネットなんて使えません。

じゃぁ、友達に頼んで

…左様でございますか…

あ、もう1つの方法は、ハードディスクを別のハードディスクにつなげるっていうのもあるよ

…えっと、それをやってもらいに来てるんですけど…さらに、私、素人なんですけど

友達にやってもらいなよ

…ドイツではPCが壊れたときに頼れるのは友達、ってことなんでしょうか。

最初のお店で教えてもらったもう1軒に行ってみた。

あー、うちではそういうことはしていません。他の店も知りません

うーん。じゃぁ、前の店で教えてもらったところにいってみるか。ちょうど近くにインターネットカフェがあったので、そこで検索。意外にも私が住んでいる場所から遠くなかった(郊外)。U-バーンからバスに乗り換えるときに17時10分前だった。やっぱり電話して何時まであいているか聞いてみよう、と思い、電話した。

誰も出ない…

まだ17時前なのに…

結局、まだ私のPCは壊れたまま放置されている。今は一緒に住んでいる人から古いPCを借りているので、修論を書く上ではそれほどの不便はない。

ということは、ちょっと不便だけれど、このまま日本に持ち帰って日本で修理をしたほうがいいかも。
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