徒然留学日記

30にしてドイツ留学を思い立ち、その後結婚。日々経験したこと、感じたことをつづっています

スターバックスで

2018-07-31 18:58:44 | Weblog
よく行くスターバックスの店舗に新人スタッフが入った。ドイツ人ではない感じの名前の男性がカウンターにいた。

私はいつも通り、『トールカフェラテ、店内で飲食(Tall Cafe Latte, zum hier Trinken, bitte)』を伝えた。私はドイツ語には不自由しているけれど、これははっきりと明確に発音でき、今まで問題なく注文で来ていた。

彼は『OK』と言い、準備に取り掛かった。
その直後『

水、どのくらい?(Wie viel Wasser?)

』と聞かれた。「水?水は頼んでいないけれど」と考えていたら、彼が『Tall?Grande?』と聞いてきたので、サイズを聞かれていると分かり、『Tall』と答えた。
続いて『

何が欲しいの?(Was moechten Sie?)

アメリカン?エスプレッソ?』と聞かれたので、『カフェラテ』と答えたら、彼が

紙コップ

を取ろうとしたので、『Zum hier Trinken』と伝えた。彼は手順通り、私のオーダーをメモし、エスプレッソマシンに貼った。

「ちゃんとカフェラテが出てくるかしら」と思いながら待った。彼の同僚がフラペチーノを作り、『フラペチーノ!』と声をかけたけれど、受け取る人はなし。その日は結構そういうことが続いていたのか、彼女の顔がイラッとしていた。

次に出てきたのはカプチーノ。「これが私のオーダーしたものなのかな」と一瞬思ったけれど、受け取らなかったら、彼女の顔がまたイラッとしていた。

その次に出てきたドリンクは、私の後に注文した人たちの物だったので、「やっぱりあのカプチーノか」と思いながら、彼女ではないまた別のスタッフに『Tall Cafe Latteを待っているんですけど』と伝え、カフェラテを作ってもらった。

結局彼には何一つ通じていなくて笑えた。最初の注文後の『OK』はなんだったんだろう。

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チェリートマト収穫中

2018-07-13 15:07:43 | 植物成長日記
4月末に花が咲き始め、5月末に再会したときは結構大きな実がついていたけれど、まだ青かったチェリートマト。1か月たっても赤くなる気配がなく、「収穫できる日は来るのかな」と思っていたけれど、今月初めに最初の1つが

赤くなり始め、1週間弱で熟した

。ソクチくんに『そろそろ収穫してもいいかな』と聞いたところ、『まだもう少し時間かかるんじゃない?房全部のトマトが赤くなるまで待ったら?』と言われたので待ってみたら

熟しすぎてトマトが割れた

。今、どんどん赤くなり始めているので、これからまだまだトマトを楽しめそうなのでうれしい。

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一時帰国(2018年初夏)-東京編その3

2018-07-01 19:45:35 | 日本



東京滞在最終日は、ソクチくんも私も疲れていたので、泊まったホテルから近い旧岩崎邸庭園の見学をした。旧岩崎邸は、三菱財閥岩崎家の本邸として、ジョサイア・コンドル設計(洋館・撞球室(ビリヤード場))で明治29(1896)年に完成した。

かつては15,000坪を超える敷地に20棟以上の建物があったらしいが、現在は敷地が3分の1となり、洋館、和館、撞球室のみ残っている。

3分の1の敷地とはいえ、広大な敷地だった。

まず洋館からの見学。私が行ったときは残念ながら外壁の塗装工事中で、外観を一部、見られなかったけれど、受付で

絵葉書を1枚

頂いた。

また、芝庭を拡張復元工事のため、庭園の端がフェンスで囲われ、工事の部分を見られないようになっていたけれど、

フェンスが緑色

だったので、洋館から芝庭を見た時、確かに芝の色とフェンスの色は違うけれど、違和感は少なかったので、いいアイディアだなと思った。


さて、内部の見学は洋館から。
階段や柱やら、見事な装飾だらけだった。1階のベランダには、イギリスのミントン社製のタイルが目地なく敷き詰められていて見事だった。同じく1階の婦人客室は、天井にシルクの日本刺繍が布張りされていて、こちらも見ごたえがあった。2階にも婦人客室があり、こちらの部屋は、イメージカラーがピンクでかわいらしかった。



洋館から廊下を渡り和館へ。現在は冠婚葬祭などに使用された広間の一棟のみが残っている。残っている一棟には3部屋しかないとはいえ、

20畳、18畳、12畳

の広い建物。和館取り壊し前の建物全景写真をみると、洋館が小さく見えるほどの規模。

入側の天井板、鴨居、長押の部材には、継目や節目が一切見当たらないらしい。ものすごい高級木材を使用したんだな、と思う。

和館に入り気が付くのは、

菱型が多い

ということ。岩崎家の家紋が「重ね三階菱」なので、それを基調にした装飾を釘隠しや欄干、襖の引手などに見られた。
三菱マークは、岩崎家の家紋と主家であった土佐藩主山内家の柏紋を組み合わせて作られたらしい。

洋館から少し離れたところに撞球室がある(洋館とは地下でつながっているらしい)。スイスの山小屋風、という案内だったけれど、いまいちぴんと来なかった。

撞球室は、中には入れないが、外から中の様子を見ることができたけれど、ビリヤード台は見当たらなかった。

「住んでみたい」「一度お呼ばれしたい」と心の底から思う、とても素敵な御屋敷だった。

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