徒然留学日記

30にしてドイツ留学を思い立ち、その後結婚。日々経験したこと、感じたことをつづっています

予防接種の予約をする

2021-06-29 15:06:45 | Weblog
私が住んでいる州のコロナの感染拡大に対する制限措置の緩和についての情報が領事館からメールで届いた。直近7日間の人口10万人あたりの新規感染者数によって制限が4段階に分かれていて、数値が35以下だとずいぶん制限が緩くなっている(私が住んでいる街の今日の数値は9)。

領事館からのメールには日本語訳が書かれていると同時に、原文のサイトを参照できるようになっているので、毎回原文のサイトをソクチくんに送っている。今回は、メールには州のサイトのみあり、自分が住んでいる自治体の制限についてはそのサイトからリンクで行くようになっていたので、私たちが住んでいる自治体のサイトもソクチくんに送った。

いつもは『変更点が分かりにくくて読むのが面倒くさい』と、あまり読まないけれど、今回は『

集団接種会場で300人分追加

だって!』と、早速パソコンで何かをし始めた。「なんだろう?私が送ったのは制限措置の緩和に関する情報だから、何か別のサイトを見たのかな?」と思い、念のため私が送った自治体のサイトを見てみたら、本当に「300人分の予約追加」の情報が掲載されていた(しかも掲載日はその日)。

早速私も予約を取り始めることにした。

会場選択→携帯電話の番号を入力→予約を取るための暗証番号がSMSで届く(10分間有効)→サイトに暗証番号とメールアドレスを入力→メールが届き、メールに記載されているリンクをクリック→やっと予約できる日時が表示(10分間有効)された。

私が予約できる日時の選択肢は1つだけだったけれど、ソクチくんは3つ表示された。違いは何なんだろう。

ちなみに、ソクチくんに表示された選択肢の1つは

翌日

のものだった。急だな。ソクチくんの選択肢のうち、1つが私の選択肢と同日(1回目の接種は2時間くらいの差があったけれど、2回目の方は5分差の予約時間)だったので、それを選んだ。取れた予約日は

今週末

とその6週間後。予防接種を受けるつもりはもともとあったけれど、こんなに急になるとは思っていなかったのでびっくり。私は予防接種はたぶん中学生の頃が最後だと思うので、久しぶりすぎてドキドキする。





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コロナ-ホームオフィス、さらに延長

2021-06-28 16:35:58 | Weblog
ソクチくんの職場のホームオフィスの期限が今月末だったけれど、7月末まで延長されることになった。

割と新規感染者が多かった私が住んでいる街も5月末からはぐんぐんと減り、今は直近7日間の人口10万人あたりの感染者数が

10前後

となったので、そろそろ出社になってもいいのでは、と期待していた。
(今は基本週6で家でランチを食べるので、準備が面倒で…)

今回のコロナで在宅勤務が可能であることが証明されたので、「ホームオフィスで十分やっていける」というグループと、「仕事は仕事にふさわしい環境で決まった場所=オフィスでするべし」というグループが今話し合っている最中だそうで、結論がまだ出ていないのでとりあえずホームオフィス延長となったらしい。

コロナの前は、「原則出社だけれど、(介護・子どもの世話など)事情のある人は許可が出れば週1程度でホームオフィス可」だったけれど、今は「特別な事情がなくても週1程度でホームオフィス可としてほしい」という職員が多いらしい。

職員同士のコミュニケーションは大切だと思う(特に入社したては右も左も分からない)ので、ある程度出社して直接顔を合わせることは大切だけれど、週1で通勤時間をカットできればそれはそれでありがたいなぁ、とも思う。

あと1か月こういう生活か、と思っていたけれど、ソクチくんが出社する曜日を変更することにしたので、

ランチの準備が週5

となりちょっとほっとした。


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熱帯夜

2021-06-16 14:52:24 | Weblog
ドイツは今週はずっと天気が良く、週の後半に向かって最高気温が上がる予報が出ている。

最高気温が30度を超えるので、ソクチくんは部屋のシャッターを少しだけ開けて日差しが入らないようにし始めた。私は寒がりなのでもう少し日を入れてもいいんだけど、と思う日々が続いている。

ソクチくんが『今週は熱帯夜の予報が出ている』と言った。『熱帯夜?日本では熱帯夜は最低気温が25度以上の日だと思うけど、ドイツでの熱帯夜の定義は何?』と聞いたら、

最低気温が20度以上

という。湿度が低いのでたとえ気温が25度でもかなり過ごしやすいと思うのだけれど、ドイツ人的には気温が20度を超えるときついのか。

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今年のいちご

2021-06-14 17:05:03 | Weblog


ドイツは今、いちご(とアスパラガス)のシーズン終盤。4月からあちこちにスタンドが立ち、いちごを売っているけれど、今年はだいたいどのスタンドも

500gで4.9ユーロ(600円弱)

が多い。去年は500gで3ユーロだったようなので、相当値上がりした。今年の4月5月は天候不順だったからかなぁ。ソクチくんの実家近くのスタンドは3ユーロ(去年は2.5ユーロ)らしいので、場所も関係するのか。

スーパーで見ても1キロ8.99ユーロだったので、今年のいちごはスタンドで1回購入したのみ。シーズンのうちにあともう1回は食べたい。


そんな中、大家さんが『庭のいちごを摘んでもいい』と声をかけてくれた。しかも今、お隣さんが旅行で不在なので、お隣さんのいちごも摘んでいい、と言ってくれたので、お隣さんの庭のいちごも摘んだ。

『いちごに似ているけれど、いちごではないものもあるから気を付けて』と言われたので、気を付けてみてみたら、いちごにそっくりだけれど上向きに実がなり、ヘタの部分がいちごよりも大きいものがあった。赤々としていてとてもおいしそうに見える。調べてみたらヘビイチゴなのかな、と思う。毒はないけれどおいしくないらしい。

写真は摘んだいちご。一番大きいもので1センチちょっとくらいと小粒だけれど、とても甘くておいしかった。

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ミシンに付属していたもの

2021-06-11 15:01:14 | 2人暮らし


引き取ったミシンに付属していたもので、使い方が不明だったものももちろんあった。写真のフック付きリングがその1つ。フックは1つ欠けているけれど。

裁縫が得意な義母に聞いても『知らない』と言われたけれど、ミシンの取扱説明書の後ろに説明があった(写真の図)。

Strumpfstopf=Apparat

という名前で、Strumpf:靴下、stopfen:繕う、Apparat:器具で、靴下の穴をミシンで繕うときに図のようにリングに靴下を挟み、靴下の余分なところをフックで押さえて使うものらしい。

早速試してみたけれど、糸が絡まるだけでうまくいかない。オンラインの取扱説明書にはもっと詳しい使い方が書いてあるようなので、ソクチくんがそれを読んでいる。


ちなみに、取扱説明書で使われているフォントは、戦前によく使われていたフォントで、私にはとても読みにくい。一番上の大きい文字で書かれているのは、

Der Singer
Strumpfstopf=Apparat

だけれど、「S」が「G」、「A」が「U」に見えるし、「s」は何かの記号に見える。

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ミシンを入手する

2021-06-10 16:48:21 | 2人暮らし


先日近くの町に行ったのは、ミシンを引き取ったため。

ある日、モノ作り大好きなソクチくんが『ミシンを使いたい』と言い出した。まずは

・実家から借りる
・安い新品(150ユーロ程度(18,000円くらい))を購入

を考えた。購入しても置く場所に困るし、ということで、とりあえずは実家から借りることで話がまとまった。
が、実家のミシンはテーブル収納型なので、『取り外しが面倒だなぁ』と言い出し、eBay Kleinanzeigenをチェックしだした。このサイトでは、主に引越しや家の片づけ、遺品整理をするなど人が無料~格安で出している(利益よりも手放すことを重視)品物を見ることができる。

壊れているミシンも何台か無料で出されていたのでソクチくんが『壊れているミシンが3台くらいあれば、使えるミシンにできると思う』と言い出したけれど、さすがにこれは止めた。

次に目を引いたのは、Singerの足踏み式ミシン。これもテーブル収納型なので場所を取る。『どこに置くの?置く場所ないけど』と言ったら、『普段はホームオフィスの時に使うラップトップを置く台にする』と言う(今はサイドテーブルの上に箱を置いて高さ調整している)。ホームオフィスは今のところ、今月末で終了予定なんだけど。

Singerの足踏み式ミシンは戦前~戦後まで意外とたくさん出されていたので、割と状態のよさそうなミシンを出品している1人とコンタクトを取った。彼の値付けは

1ユーロ(交渉可)

だったけれど、備考に

ミシンの価値を考えて正当な値段をオファーしてください

とあったので、ソクチくんは40ユーロ(4,800円くらい)で取り引きを持ち掛けた。返信は『悪いけど

40ユーロでは売りません

』だった。いくらを考えていたのかな?と思い、聞いてみたら80ユーロとのことだった。うーん、80ユーロなら新品買うかな。

というわけで、別の方とコンタクトを取った。その方は、3台のミシンを出品していて、Singerのミシンは2台セットで60ユーロ(交渉可)となっていた。

Singerのミシンを1台(古いほう)だけ45ユーロでどうでしょう、と連絡したところ、OKだったので、引き取りに行った。糸を通して縫えるかどうかは確認していないけれど、ミシン自体は動く、と事前に聞いていたけれど、実物を実際に確認したら本当に特に問題なさそうだった。出品者も感じがよかったので、結局50ユーロで引き取った。

取扱説明書をはじめ、押さえ、ボビン、糸、ハサミなど、使えるものも使えないものも埃だらけのまま引き取り、自宅できれいにし、油を差し、試し縫いをしてみた。

問題なく動く!

いい買い物をしたと思うけれど、やっぱり場所が…

ちなみにこのミシン、

1929年12月製造

だった。
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近くの町へ行く

2021-06-09 13:53:05 | Weblog


用事があり、自宅から車で1時間くらいの場所にある小さな町へ行った。人口3,000人ほどの小さな町で、

1200年前後に建てられた城の跡(写真左、右下)

があり、そこに行くまでの短い通りに建っている家はドイツらしさが残っていてよかった(写真右上)。用事がなければ行くことはなかっただろうな、と思う。

城跡にはワインを貯蔵した半地下や、今も登れる塔があったり、と、いろいろと残っていて興味深かった。

写真右下を撮った場所は、当時は堀だったと思うけれど、今は草地になっていて、ベンチやテーブルもあり

日中はバーベキュー可

の標識が立っていた。こういう遺跡の近く(というか、敷地内?)で火を使っていいんだ、とびっくりした。


ところで、あお家の朝食はパン。普段は近くのパン屋さんで買うけれど、普段行かない場所に行くとその土地のパン屋さんでパンを買う。今回もパンを買うつもりだったけれど、

パン屋さんがない

。町の中心部にはホテルもレストランも銀行もアイスクリーム屋さんもあったのに。Googleで調べてみたら、最寄りのパン屋さんは

隣町

だった。パン屋さんがない町があるのか。

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治安が心配になる

2021-06-08 14:45:02 | Weblog
割と大きな暴動が起こってから約1年経った。ここ1年、若者のグループと警察が衝突することは小さめのがいくつかあったけれど、先日、再び大きな衝突が起こった。

現場は、目抜き通りと平行に走る道路と目抜き通りを結ぶ広い通路(歩行者のみ通れる)で、目抜き通り側は階段になっているので、以前からその階段に座ってしゃべっている人は多く、今は若者のたまり場となっているらしく、警察がそこに集まっていた若者に解散するように言ったところ、数百人の若者と警察が衝突したらしい。

結果として、20時から翌朝6時まで

その階段閉鎖

となった。


現在はコロナ関連の規制が緩和される一方なので、最近はないけれど、少し前はデモが多かった。同日・同時刻・同場所で
・コロナの規制に反対するデモ
・コロナの規制に反対するデモに対するデモ
があり、デモ行進周辺に住む人は

部屋の窓からデモに反対を示す

という、カオスな時もあった。

本当、治安が心配になる。
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網戸完成

2021-06-02 17:06:01 | ソクチくん


ソクチくんが『網戸を作る』と言い出して約1年。

ついに完成

した。

取り付けた場所は、リビングからテラスに出られるドアで、そのドアは、幅1メートル以上の大きな引き戸。

幅を三等分し、網戸枠を3つ作った。一番奥の網戸は固定されている。手前2つは

敷居の上

を動く。アイディアを聞いたときは失礼ながら「できるの?」と思ったけれど、素人でもできるもんなんだなぁ、と思った。思いのほか、滑りもよい。

今後の課題は、

外側に取っ手

をつけること。内側から開けるときは木枠をつかめるけれど、外側から開け閉めするときにつかめるところがなくて不便。私は『彫ればいいんじゃない?』と言ったけれど、どうするんだろう。

とりあえず、これで窓を開けられるようになった。


ちなみに、網戸設置のために新たに開けた穴は

ゼロ

だった。私たちが入居する前から開いていた穴を使ったのと、

取り外し可能

なのがこの網戸の特徴。

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