徒然留学日記

30にしてドイツ留学を思い立ち、その後結婚。日々経験したこと、感じたことをつづっています

リスボン旅行-リスボン観光編

2008-05-30 02:56:15 | 旅行



ガイドブックを持っていない私はとりあえず空港のツーリストインフォメーションで観光名所がチェックされているリスボンの地図を手に入れた。ホテルでチェックインした後、1人でリスボンの町を散策。

目指していた海のほうに大聖堂とお城(Castelo de Sao Jorge)があるようなので、そこにも行って見ることにした。

海までは大通りをまっすぐ歩いていくだけだったので簡単に到着したけれど、大聖堂とお城へは、海の近くから見えてはいるけれど細い小道をくねくねと歩かないといけないようで、

迷った

地図を持っているのに迷うなんて。でも、小道の脇の家には装飾のタイルが貼られていたりして、古いけれどキレイだった。

大聖堂は質素な感じで、ステンドグラスも少なめ。でも、外観や祭壇は素敵だった。ざっと見学してお城に向かった。

やっぱり途中、迷いながら(大聖堂とお城は近いのに)、ローマ時代の劇場跡というのも見ながらなんとかたどり着いた。

中は遺跡、と言う感じで、塔や城壁に登ったりできた。写真はこのお城から見たリスボンの眺め。屋根がオレンジ色ぽくてかわいかった。

結局私のリスボン観光はこの日の数時間と、出国日の午前中の2時間ほどだけだった。もっと時間を取れれば、対岸にフェリーで渡って(写真奥)キリストの像を見たかったけれど、仕方ない。

リスボンは坂道がとても多かった。たった数時間しか歩いていないけれど(お城は階段が多かったけれど)とても疲れた。

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リスボン旅行-ホテル編

2008-05-29 01:59:10 | 旅行




友達より私のフライトのほうが3時間ほど早くリスボンに到着したので、先にホテルにチェックインした。フロントで、

キングサイズのベッド1つの部屋になります

と言われた。まぁ、それでもいいけれど、とりあえず聞き返してみた。

予約したとき、すでにツインの部屋は埋まっていたのよ。ソファベッドならあるわよ

とのことだったので、了解した。

荷物を置き、ガイドブックを持っていない私は空港でもらった地図を頼りに1人で観光を始めた。

夕方、友達と会うため、ホテルに戻った。チェックインしたときにもらったカードキーを差し込んでみる。

開かない

友達がチェックインしたときに新しいキーになってしまったのでしょう…フロントに行って新しいキーにしてもらってもよかったけれど、この後は多分一緒に行動するだろうから、ということで何もしなかった。

2日目の夜、ホテル代の支払いをした。フライトの都合で、私は翌日午前中には空港に向かわないといけないが、友達は夜のフライトだったので、早めに半額ずつフロントで精算した。精算後、部屋に向かい、カードキーを差し込んだら、

鍵が開かない

料金支払い=チェックアウト=キーの変更、ということなのでしょう。良く考えればセキュリティがしっかりしていて安心、ということですね。

<写真はリスボンの街中のお菓子屋さんのショウウィンドウ。>

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リスボン旅行-飛行機・空港編

2008-05-28 01:40:33 | 旅行




2泊3日でロンドンに住む友達とリスボンへ行ってきた。航空会社はジャーマンウィング以前利用したときとは違って、なかなかよかった。

フライトが増えたのか、ドイツでは出発2時間前でなくてもカウンターがオープンしていたし、シートについては早く空港に行ったから、

窓側と通路側、選べた

ジャーマンウィングのウェブサイトでチケットを買ったとき、ノーマル運賃だと追加料金なしで、割引運賃だと10ユーロくらいで座席指定が出来た。だから、前みたいに「早い者勝ち」だとどうするんだろう、と思っていたけれど、カウンターでシートはアサインされた。

そして、機内。短いフライトだったので、私は窓側を選んだ。

2回も虹を見れた

自分でもちょっとおかしかったのが、今、雲の研究をしているけれど、その雲が気になって仕方なかった。今までは別に雲を見ても何とも思わなかったけれど、今回は、

雲頂がこの高さで止まっている、ということは、ここが圏界面なのかしら。そして、ところどころ突き抜けているのはovershootingなのかしら。ということは、ココの下は雨?

とか、いろいろ考えながら乗っていた。

そして、定刻よりも若干早くリスボンに到着。ドイツはシェンゲン協定加盟国なのでパスポートコントロールはなしでポルトガルに入国。

帰り。
今回はやっぱり出発2時間前にカウンターオープン。チェックインのとき、シートの希望は聞かれなかった。受け取ったボーディングパスに示されたシートは通路側。残念。

が。乗ってびっくり。

非常口のところなので、足を伸ばせるスペースが

チェックインのとき、たまたまなのか、配慮してくれたのかは知らないけれど、ありがたかった。

そしてドイツ入国。もちろん、パスポートコントロールはない。が、バゲージクレームエリアのところに警察官2人を発見。

もちろん、声をかけられた

滞在許可をチェックして、どこかに電話をかけ、何かの番号を言ったりして何かを確認していたと思うけれど、その電話が終了する前にパスポートを返され『行っていいよ』と手で指示され、無事、ドイツに入国した。

ちなみに、この警察官2人組、やっぱり西洋人には声をかけない。

不法滞在しているわけではないから、入国できない、という事態にはならないはずだけれど、やっぱりいつもどきどきする。

<写真はリスボンの通り。紫色の花の木が印象的だった>

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バイト終了

2008-05-17 01:58:53 | Weblog
3月まで月に30時間弱だけ別の研究室でバイトしていたけれど、先週、3月分を働き終え、バイト終了となった。私はそこの研究室が大好きなので、本当はもっとバイトさせてもらいたかった(教授、手伝っていた学生も契約延長はOKだった)けれど、4月から自分の研究室で枠いっぱいにバイト契約をしたので、他のところで働けず、契約終了となった。

最初は日本人の人の手伝いをしていたけれど、その人が帰国後は別のPhDの学生の手伝いをしていた。主に、2人の学生から仕事をもらっていたけれど、2人ともとても楽しい人だった。写真は、その2人の学生が最後にくれたチョコレートとポストカード。

私もまだ大学に通っているし、「また研究室にコーヒーでも飲みにおいでよ」と言ってくれたから、会えなくなるわけではないけれど、借りていた研究室の鍵も返したし、やっぱり寂しいな。

ほぼ2年間、夕方5時か6時くらいからバイトしに行っていたので、夕方、少し暇になってしまった。

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オフィスのPC

2008-05-16 04:04:13 | 勉強
研究室ではもちろん、1人1台PCを貸し与えられている。私が使っているPCは研究室の中で最も古いPCの1つ。使えないことはないから、古くてもいいけれど。

私はPCシステムに関しては詳しくないからよく分からないけれど、個人のハードディスクのほかに、共有のディスクとサーバーがあり、それらにデータを保存することができる。

私が使っているのは約30日分の衛星データ。去年は解析ソフトの都合から、2種類のデータフォーマット(AとB)を使用した。

Aは1日あたり約8ギガ、Bでは1日あたり約35ギガ必要

となり、私のローカルのハードディスクでは容量が足りなくなり、共有のハードディスクとサーバーに手を出した。一応、空き容量を確認し、不要なデータを消しながら使ったけれど、

クレームがついた(そしてその後、1人あたりの使用量の最大値が決められた)

仕方がないので、教授に泣きついてみたら、あっさりとハードディスク購入の運びとなった。せっかくなので、

750ギガ欲しい

と言ってみた。これで私のローカルのハードディスクの容量は1テラを超えた。ディスクの容量に関しては満足。

先月DLRへ行ったとき、12チャンネルある衛星データのうち、4チャンネルを使ってカラー画像を作るプログラムをもらってきた。それを私が少し書き換えてカスタマイズしている。そのプログラムを動かしていたら、

メモリ不足でプログラムが最後まで動かない

メモリを大量に使わないようにプログラムを書き換えればいいのだろうけれど、私では到底無理。でも、何とか多少書き換えて、途中に手作業を入れてプログラムを最後まで動かすことは出来たけれど、不便だったので今度はポスドクに泣きついてみた。

もうすぐ終了するPhDの学生のPCを使えることになった

私のPCから彼のPCにログインするので、オフィスを移る必要もないし、私のPCのCPUよりも彼のPCのCPUのほうが早いようで、私のPCで5分以上かかっていた1つの作業が1分ほどで終了したし、何といっても、実質PCを2台使えることになったので、仕事がはかどるはかどる。

が、やっぱり問題が出てきた。画像を作るのに、データを彼のPCに移動させないといけない。彼のPC、

空き容量は7ギガ

…今はA(1日あたり約8ギガのデータフォーマット)を使っているから、7ギガって、1日分にもならない…しかも、出来上がった画像も彼のハードディスクに保存するから、本当に、頻繁にデータの入れ替えをしないといけない。データの転送だけでものすごい時間がかかっちゃうよ、と思って、再びポスドクに泣きついた。

USBでつなげられる彼の500ギガのポータブルディスクを貸してくれた

な、なんか私、とてもわがままを言っている気がする。いや、その設備がないと仕事が進まないから仕方ないけれど、PCについて詳しい人ならもっと省メモリ・省ハードディスクで同じ仕事が出来る気がする。

教授が私の画像を「まだか、まだか」と待っているせいもあるけれど、火曜に「メモリが足りない」と泣きついてから、たったの2日で全部解決(理論上は)、は驚いた(実際には技術的な問題が発生し、まだ完璧ではないけれど、明日中には解決の予定)。
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ラッシュアワー

2008-05-15 03:20:24 | Weblog
ドイツにも一応、『ラッシュアワー』と思われる時間帯がある。街によって少しずつ違うけれど、私の住む街では、

06:30~08:00と16:30~18:00

となっている。どこから持ってきた時間帯かと言うと、

Uバーンで自転車を持ち込めない時間帯

ラッシュアワー以外の時間帯は1車両に乗せられる自転車の台数は決められているけれど、自転車を持ち込んでもよい(有料)。ちなみに、私の住む街では、バスには自転車は常時持ち込めない。Sバーンは普段使わないので、ラッシュアワーの設定があるのか、持ち込み制限があるのかどうか知らない。

朝6時半~8時がラッシュアワー、というのは日本と比べてそれほど違和感がない。ただ、ドイツは日本と比べて職住近接なので、6時半の電車に乗って7時くらいから勤務、と言う人も多いはず。

そのせいか、ドイツの夕方のラッシュアワーの時間帯は日本よりもずいぶん早い。16時半スタートって…でも、朝7時から働き始めたら9時間拘束で16時定時、というのも十分あり、ですね。

ドイツに来る前、「ドイツ人の朝は早い」と思っていたけれど、間違いではなかった。そして、朝だけでなく、夕方も早かった…(予想外だった)

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2008-05-14 02:50:17 | Weblog
確かに4月半ば過ぎまでウールのコートを着ていたのに、今はもう夏(な感じ)。4月は朝晴れていてもお昼くらいに雷雨だったりして、毎日傘を手放せなかった(4月の典型的な天気らしい)。

5月に入ったくらいから急に暑くなった。ドイツ人はすでにノースリーブの服を着ている。そして、

芝生の上で日光浴

1年分の日光を浴びる!という感じがする。

ちょうど暑くなったくらいから1日中晴れるようになった。そして、特に午前中、

雲がなく、空がとても青い

日本で見ていた空はもう少し白っぽかった気がする。ドイツの空も、地平線に近くなるにつれて白っぽく見えるけれど、真上は青い。そして、雲がないから、飛行機雲が良く見える。

日本の夏よりも断然気温は低いし、湿度も低いのに、私はすでに食欲減退気味。ドイツに来て1年目は『ドイツの夏ってやっぱり過ごしやすいわ』と、もりもり食べていたけれど、だんだん体が慣れてきたのか、

やっぱり暑い

でも、1日も長くこの暑さが続くといいな、と思っている。去年は1週間くらいしか暑い日がなかった気がするから。
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バラ-3ヵ月後

2008-05-13 00:06:35 | バラ




バレンタインズディにタンデムくんからバラをもらってから
、3ヶ月が経とうとしている。2ヶ月前までは、1つ、花が咲き終わる頃につぼみがいい感じで膨らんできて、ということを繰り返していたけれど、

どうやらとうとう終了らしい

つぼみどころか、新芽も出てこなくなってしまった。もともとこういうものなのか、栄養が足りないのか、鉢が小さいのか、さっぱりわからない…

葉っぱがまだ生き生きとしているから、こういうものなのかなぁ。でも、とりあえず出来ることはしてみよう、と思い、肥料を買ってみた。安いものを買ったので、いまひとつ使い方がよく分からない…が、ないよりはましなはず。

またその内、新芽が出てくるといいなぁ。
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お別れパーティ

2008-05-05 03:32:59 | Weblog
バイトしていた研究室のアジア人ポスドクが本帰国となった。今後は自分の国の大学で教鞭をとる。

パーティ当日、ふらっと研究室に立ち寄ったら、

あおもパーティ来るんだよね?

と声をかけられた。

パーティするなんて知らなかったよ

と思ったけれど、最後なので行くことにした(手ぶらだったけれど)。場所は研究室の中かな、と思っていたけれど、大学から少し離れた知り合いのフラットだった。

彼女の引っ越し祝い+彼のお別れパーティ

ということだった。研究室の人+彼女のフラットのご近所の人+彼女の友達、と、30人くらいは集まったと思う。

料理の大半は引越しをした彼女が作ってくれたものだったけれど、どれもおいしかった。参加予定者の中にベジタリアンがいたので、ベジタリアンフードが結構あったけれど、それもおいしかった。中には、『これがベジタリアンフードなの?』と思えるような『肉っぽさ』を感じる料理もあった。そして、シリアやトルコ料理を作ってきた人もいて、それもおいしかった。

フラットの借主の彼女、とてもきれい好きなようで、誰かがドリンクをカーペットの上にこぼしたら、

すぐにお掃除道具を取り出して掃除

確かに、早く処理したほうがしみにならないものね。

そのパーティで、本帰国する彼に、『2日後、研究室でお別れ朝食会をするから、あおも時間があったら来て』と声をかけられた。もちろん行ってきた。朝食会はドイツ形式で

パンとチーズとハムとバター、トマトなど

その朝食会で帰国する彼に記念品+アルバムが渡された。記念品の1つは大学のマークの入ったマグカップ。アルバムは彼が研究室で過ごした約7年を振り返ることができるようになっていた。

みんなで見ていたら、

あ、この日、私の就業初日だわ

という声が2件。
写真にはすでにいなくなった人も写っていて、7年間の時間の流れを実感した。

大学は学生は巣立っていく場所だから、どんどん人が入れ替わっていくのは当然だけれど、やっぱりさびしいな、と思った。
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日本食レストラン?

2008-05-04 22:22:38 | Weblog
とても日本チックな名前(例えば『富士山』とか『桜』とか)の

日本・中華・モンゴル料理レストラン

ができた。ビュッフェスタイルの食べ放題で15ユーロくらい、ということで日本人の友達と行ってきた。

中華料理がメインで、日本食は巻き寿司、握り寿司、味噌汁と言ったところ。寿司はあまり期待していなかったけれど意外においしかった。そして、モンゴル料理。鉄板焼きがモンゴル料理らしい。

が、あいにく当日は鉄板焼きはなかった。残念。話によると魚介類を食べられる、とのことだったのに。

当日、私たちは1時過ぎから食べ始めた。寿司はすでに握り寿司はなく、巻き寿司が残っていただけだった。

寿司を期待していった私たち、巻き寿司と味噌汁、中華料理を食べながら次の寿司の補充を期待して20分ほど待った。が、ランチタイムは2時半まで。そのときすでに2時を少し回っていた。

このまま寿司はでてこないんじゃ…

という不安が頭をよぎり、私はサラダをとりに席を立った。取っている間に

寿司登場!

握りのネタはスサバやタコもあり、なかなかよかった。ドイツ人と見られる男性はタコなどには手を出さず、サーモンやカリフォルニアロールなど、無難なチョイスをしていた。

そしてお会計。この日は鉄板焼きがなかったためかミネラルウォーターを頼んで合計で10ユーロ弱だった。安い。

このレストランに行ってみたい、という友達がいるので、今度は彼女たちと行ってみようと思う。
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