徒然留学日記

30にしてドイツ留学を思い立ち、その後結婚。日々経験したこと、感じたことをつづっています

食料備蓄のガイドライン

2016-08-25 18:28:06 | Weblog
先日、ドイツの内務省から食料備蓄のガイドラインが発表された。ソクチくんの話では、冷戦中は食料備蓄のガイドラインがあったけれど、冷戦終了後に取り消されたらしいので、20数年ぶりくらいか。

ガイドラインによると、

2週間分の食料・飲料

の備蓄をお勧めしている。2週間って、何を想定しているんだろう…
ソクチくんも、『これだけの発表だと、ただ単に不測の事態を想定しているのか、あるいは国は何かを知っているのか、多くの人が不安になるよね』と言っていた。

水(1日1人あたり2リットル)、牛乳、パン、小麦粉、米、野菜(缶詰など)、果物(缶詰など)などが備蓄したほうがいいものとして書かれていた。そして、

パスタはお好みで

となっていた。パスタは茹でるのに水がいるからか。


あお家の備蓄状態を振り返ってみた。
水は最大で2ケース、今は1ケースと数本あるけれど、ガイドラインと照らし合わせると全然足りない。しかし、そもそも

4ケースも保存する場所がない

。缶詰はそこそこある。米も3,4キロは常にある。パスタも常に1,2キロはある。日本で1人暮らししていた時よりは備蓄量がはるかに多い。


ドイツで何かあると、総領事館からメールでお知らせが来る。今回も来るかな、と思っていたけれど、単なるガイドラインのせいか、今のところ来ていない。私は今回、ソクチくんがニュースを読んで教えてくれたから知ることができたけれど、1人で暮らしていたら知らなかった。ガイドラインを読んで備蓄量が飛躍的に増えたわけではないけれど、知らずにいたら怖いな、と思った。

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DVD-Erleuchtung garantiert

2016-08-23 17:27:48 | DVD・本
「Erleuchtung garantiert」はドイツ映画。Kirschblüten – HanamiのDoris Dörrie監督の2000年の作品。

またまたドイツ版のDVDで

字幕なし

だったので、細かいところは分からなかった。ドイツ人の兄弟が日本の禅寺で修行する話なので日本が出てくるけれど、

日本語部分にドイツ語の字幕もなし

だったのでびっくりした(もちろん、例えば東京で占い師さんが占ってくれている間、ホームビデオで撮っていて、それを後日知り合ったドイツ人女性に訳してもらう、などはあった)。

俳優さんたちが自分の名前で映画に出ているし、禅寺の人たちは本当の修行僧らしいので、途中で『これは

ドキュメンタリーじゃないよね?

』と確認したくなった。誕生日プレゼントに、と差し入れられた菓子パンを食べる修行僧と一緒にシーンがあり、そこで修行僧たちが一言ずつ話をしたけれど、彼らはとても自然で感じのいい若者たちだった。


この兄弟、日本について早々にホテルに帰れなくなって一文無しになった。禅寺に行く前はホテルに戻る描写はなかったので、パスポートや荷物などを取り戻せたのか気になっていたけれど、修行を終え、禅寺から出る場面でで彼らが持っていたのは

東京のデパートで万引きしたテント

のみだった。映画のエンディングは、そのテントで野宿する2人。無事にドイツに戻れたのか気になる。


禅寺で修行中、弟が『カラスの鳴き声が変わったように感じる。前は「Nein, nein(いいえ、いいえ)」だったのが「Ja, ja(はい、はい)」と聞こえる。』というと、兄は『自分は「So, so(まぁまぁ)」と聞こえる』と、カラスの鳴き声の真似をして言ったのが面白かった。

また、兄はキッチンのセールスマンで、禅寺のキッチンもメジャーで計っていたのも面白かった。

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ドイツ語の本-Die Kinder von Vernette

2016-08-22 20:56:06 | ドイツ語の本



最近は1週間に1度くらい本の交換場所へ行っている。

今回見つけたのはBodil Hagbrink著の「Die Kinder von Vernette」(Vernetteの子供たち)。1987年の出版らしい。

南フランスにあるVernette村を「ブドウの収穫」「学校の教室」などのテーマごとに見開き2ページで紹介している。テーマは全部で12個。見開き2ページのうちテキストは3分の1だけ。絵本だけあって、平易なドイツ語で書かれ、

ほぼすべて現在形

で書かれていて読みやすかった。

最初は辞書を使わず自力で読み、ソクチくんが友達と長電話しているうちに読み終わった(30分くらい)。テキストに出てくる子供たちが挿絵の中にいるので、知らない単語でも容易に推測できた。

一か所、スペルミスを発見した。


本を読み終わった後、Vernette村が実在するのかどうか、グーグルマップで調べた。いまいちVernette村が存在するのかどうかは分からなかったけれど、Sanary村など、他に出てくる村を見てみると、

各家に大きなプール

がある場所だった…
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英語-ひき肉(ground meat, minced meat)

2016-08-17 18:06:35 | 英語・ドイツ語
ドイツ語でひき肉はHackfleischという。ソクチくんと私がひき肉の話をするときはHackfleischだったりgrinded meatと言ったりしていた。

ある日、私が英語のレシピを見ていて気が付いた。ひき肉は

ground meat

となっている。考えてみたら、grind-ground-groundと変化するということを高校時代に覚えたような記憶が微かにある。

早速ソクチくんに伝え、調べたところ、ground meatは主にアメリカ英語、イギリス英語では

minced meat

と言うらしい。言われてみれば、「ミンチ」と似ているかも。

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友達の誕生日パーティで

2016-08-15 18:52:13 | Weblog


ソクチくんの友達の誕生日パーティに参加した。彼はBBQが大好きなので、毎年BBQ。毎年魚やエビがあったり、野菜がおしゃれに加工してあったりしたけれど、今年は忙しかったせいか、ごく普通のドイツっぽいBBQだった。

彼が10リットルのビール樽に蛇口を取り付けようとしたけれどうまくいかず、

8リットル程度

は流れ出てしまった。最終的に蛇口は付いたものの、

蛇口が必要なほどビールが残っていなかった

ので、写真のように蛇口なしでビールをグラスに注いだ。


深夜12時になり、彼の誕生日を発泡ワインで祝った後、彼がプレゼントを開けた。彼の妹夫婦はプレゼントにヘリウム入りの風船を5つつけていた。彼が『よし、ヘリウムガスを吸おう』と言い出して風船のヘリウムガスを吸おうとしたけれどうまくいかなかった。それを見ていた妹夫婦が『あ、いいアイディアがある!』と言って部屋を出て行った。

戻ってきたら

ヘリウムガスボンベ

を持っていた…
こんなに大きなヘリウムガスボンベを所有している一般家庭を初めて見た…

事故が起きたらどうしよう、と思ったけれど、何事もなく終了してよかった。

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DVD-海街diary

2016-08-12 18:06:29 | DVD・本



タンデムパートナーに『「Unsere kleine Schwester」っていう日本映画のDVDを買ったんだけど見る?』と聞かれた。日本語に直訳すると

私たちの妹

となる。うーん。そういうタイトルの映画、あったかなぁ…
タンデムパートナーにどんな話か聞いてみたら、『

4人姉妹

でね、鎌倉に住んでいるの』と話し出した。『え?4人姉妹だったら「妹」ってタイトル、おかしくない?』と私は思った。
その後調べてみて「海街diary」という是枝裕和監督の作品だと分かった。

そしてDVDを観てみてドイツ語のタイトルに納得した。なるほど、すずちゃんがメインなのか。

ストーリーは4人姉妹の日常で、特に大事件もなく時が過ぎて行き(お葬式とか法事が多かったけれど)、私は結構好きだった。4人が住んでいる家は日本家屋だし、桜のトンネルはとてもきれいで、外国人もこの映画を気にいるんじゃないかな、と思う。

綾瀬はるかさんは相変わらず美しかったし、風吹ジュンさんは、私が日本にいた10年前と変わらないかわいらしさでびっくりした。



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擬態語・擬声語

2016-08-10 23:24:00 | タンデム
相変わらずタンデムパートナーと漢字の勉強をしている。

そして相変わらずときどき

知らない単語

も出てくる。最近一緒に参加している日本人も『これは知らないよね?』とか『これは使ったことないね』ということがあるので、ほっとする。

先日、「仕事をする」のテーマで
さっさと
ばりばり
だらだら
などを習い、それらの意味を理解したうえで練習問題に取り掛かった。

例文:彼は結婚してから、(a.さっさと、b.ばりばり)働くようになった。

私のタンデムパートナーは「さっさと」を選び、もう1人のドイツ人は「ばりばり」を選んだ。テキストでは、「さっさと」は「素早い」ことを表す、となっていたので、『結婚したら

早く家に帰りたい

から』という私のタンデムパートナーの意見はもっともだと思ったし、彼女はそれを選ぶだろう、と思っていた。

家に帰ってからソクチくんに聞いてみたら、『

どっちも正答

だよね?』と言っていた(理由はタンデムパートナーと同じ)。

私はなんとなく、「さっさと」と言われると、「とりあえずやっておけ」みたいな気がするので、やっぱり正解は「ばりばり」だと思う。

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スポーツジム-7月

2016-08-09 21:58:25 | ジム・サウナ
7月にジムに行った回数は

ソクチ:0回
あお:3回

だった。

7月の上旬、ソクチくんが『出費を抑えたいから、

ジムを解約

しようと思う』と言い出した。私が反対すると、『じゃあ、あおは最後にジムに行ったのはいつ?』と聞いてきた。それは

4月…

確かに行っていないけれど、ここで解約するともう二度とジムには行けない。『ジムに通おうよ』とソクチくんに声をかけても『

その辺をジョギング

すればいいじゃん』と言われるばかりだった。ソクチくんの友達が『一緒に通おうよ』と声をかけてくれなかったら通えなかったと思う。
ということで、そこから心機一転、再び(私だけでも)通うことにした。

と言いつつも、8月はまだ行けていない…

3か月ぶりに行ったジムは、

カウンターが新調

されていた。更衣室のロッカーを変えてほしいんだけれどな…

ソクチ:85~86キロ
あお:48.5~50.5キロ

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ドイツ語-gehen

2016-08-03 21:05:36 | 英語・ドイツ語
電車の中で中学生くらいの女の子2人が夏休みに何をするのかを話していた。

女の子A:『

Wir gehen nach Mallorca.

(私たち、マヨルカ島に行くの)』

マヨルカ島はドイツ人にとても人気のあるスペインの島。

女の子B:『私たちも!でも

Wir fliegen.

(私たちは飛行機で行くけど)



(gehen=to go、fliegen=to fly)
という会話が大真面目にされていた。


ドイツ語のコースに通っていた時、ある1人の先生のみが『Ich gehe nach China.(私は中国へ行きます)』などと言うと、

歩いていくの?

と聞き返していたけれど、その他の先生はgehenは「歩く」以外にも「行く」として普通に使っていたし、私は英語のto goと同じ感覚で使用していた。それできちんと会話が成り立っていた。

が、今回の女の子の会話を聞いてびっくりした。

ドイツからマヨルカ島までは普通に考えて飛行機を使う。その他の交通手段は思いつかない。それなのに、女の子Bはgehenと聞いて「女の子A一家は飛行機で行かない」と判断したのだろうか。百歩譲って「え?」と思ったら「どうやって行くの?」くらい聞いてもいいのに。

とりあえず、gehenと聞いて「歩いていく」と理解する人がいることは分かったので、知識としては覚えておこうと思う。でも、やっぱり私はgehenを使い続けると思う。

ちなみに
zu fuss gehen:歩いていく
mit dem Auto fahren:車で行く
fliegen:飛行機で行く
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