徒然留学日記

30にしてドイツ留学を思い立ち、その後結婚。日々経験したこと、感じたことをつづっています

お別れパーティ

2007-08-28 13:18:43 | タンデム
8月から他国で働くことになったタンデムくん。7月に会えるかな、と思っていたけれど、アパートを探したり、実家に帰ったりで、なかなか会えず、このままお別れかしら、と思っていた。

が、そこはドイツ人。

今度の土曜日、夕方から大学のお城の前の芝の上でワインをみんなで飲もう!

と連絡が来た。あいにく私はその日、他の用事があり、しかも何時に終わるか分からず、なおかつ風邪を引いていたので、「行けるか分からない」と返信した。

当日、その用事は21時に終わり、タンデムくんたち、まだ飲んでいるかしら、と思い、電話した。

飲んでるよ。花火するからあと15分で来られる?

うーん。電車で15分、駅から大学の城まで歩いて10分。30分くらいかかるよ、と言って電話を切った。

大学の最寄り駅に電車が付いた瞬間、タンデムくんから着信。

今どこ?あと5分で来られる?

…だから、30分くらいかかる、って言ったじゃない、と思いながら、城まで走った。

花火、待っていてくれた

そんなに豪華な花火を何発も、というわけではなかったけれど、やっぱり花火はきれい。待っていてくれてありがとう。

ワインを楽しんでいたのは何人か顔見知りの人はいたけれど、ドイツ人ばかり。でも、結構気遣ってくれる人がいて、「ほら、彼女、ドイツ語分からないんだから、英語で話しましょ」と言ってくれて、楽しく過ごせた。

1時間くらいしかいられなかったけれど、タンデムくんに会えてよかった。

ニュータンデム

2005-11-24 19:24:03 | タンデム
新しくタンデムを始めた。今日が第1回目。朝8:15から・・・さすがドイツ人、朝早いことは気にならないらしい。先週の土曜日にテキストを買いに行き、毎週、時間を決めて勉強することにした。

最初は1時間ずつしようね、と言っていたが、最初にドイツ語を始めたら、あっという間に1時間過ぎてしまい、結局、「今回はドイツ語、次回は日本語」ということになった。

テキストを使って、時間を決めて勉強する、というのはやっぱりタンデムっぽい。そのほうが上達もするような気がする。テキストがないと、話題が散漫になり、語彙力、文法力が話題に追いつかず、ついつい英語で話しがちになってしまう。

ある程度の基礎ができていれば(ゆっくりでもその言語で言いたいことが言え、相手の言っていることが理解できれば)、テキストなしで、友達と会話するように会話し、間違いを直してもらえば良いけれど、そのレベルに達していなければ、テキストがあったほうがいいかな、と思った。

このニュータンデムくんはこのセメスターが最後のセメスターということで論文を書いているので、忙しく、また、いつまで続けられるか分からないけれど、できるだけ続け、今度こそ、ドイツ語を継続して勉強しようと思う。

そして、できるだけ今までのタンデムくんともドイツ語を使って会話するようにしようと思う。新しくタンデムパートナーを見つけたけれど、別に、今までのタンデムくんとタンデムパートナーを解消したわけではないので。

ピザタンデム

2005-11-06 18:34:07 | タンデム
日本人の友達2人がタンデムパートナーを探している。同じ寮に日本語に興味のある女の子がいるから声をかけてみたけれど、「時間がない」ということで断られた。

私が次に思いつくのは私のタンデムくんの友達(日本に興味のある友達がいるのかは不明)。日本人の友達は、私がそれほどまじめにドイツ語の勉強をしていないのを知っているから、「あおのタンデムくんでもいいよ」と言っていた。

タンデムくんにメールを書いたところ、「みんなで会ってピザを作ろうよ」ということになった。日本人の友達1人は先約があって来られなかったけれど、タンデムくん、タンデムくんのルームメート、日本人の男の子、私、でピザを作った。

前日にタンデムくんとメールでやり取りしていたとき、私は一瞬、「ドイツ人2人とタンデムパートナーを探している日本人。つまり、明日はドイツ語で会話か??」と不安になった。かといって日本人の男の子がドイツ語を話すのを邪魔するのはナンセンス。でも、私だけ会話に入れないのはつまらない。

書くべきか迷ったけれど、やっぱり書いた。「ドイツ語が分からない私のことを忘れないで」と。「ドイツ語の勉強しないからだよ」と返ってくるかな、と心配したけれど、「分からないところがあったら僕が日本語に訳すよ」と返ってきた。思いがけず優しい言葉でちょっと感動。

結局昨日は英語がメインで、時々ドイツ語と日本語だった。やはり、「勉強」というよりも「楽しい」「コミュニケーションしたい」となると、みんな、英語が出てきてしまうようだった。

さて、ピザ。小麦粉から生地を練り、醗酵させ、薄~く薄~く伸ばしてトッピング。トッピングはパプリカ、玉ねぎ、ハム、パイナップル、モッツァレラなどなど。生地にクミンを入れたけれど、これが当たりで、すごくおいしかった。食べながら焼き、食べても食べても焼きたてのピザを食べられた。

作りながらダーツをした。301から徐々に点数を減らし、最終的に0ぴったりで勝ち、というもので、コントロールの悪い私が3戦のうち2勝。笑いが止まらなかった。私はすごく満足したけれど、他の人は不満だらけ。

楽しい数時間だった。こうして楽しい時間を過ごすと、私はドイツ語を勉強する気になる。試験が終わったらまた少しずつ始めよう。

フリスビー

2005-10-31 03:17:22 | タンデム
そして、タンデムくんと何をしたか、というと、フリスビー・・・私、30を超えているんですけどね。走ったし、飛びました。

直前にやり取りしていたメールではスポーツをするなんてどこにも書いていなかったのに。ただ、自然の中に行くから、靴やパンツは汚れてもいい格好で、とは書いてあったけれど。正直、やられた、と思った。ちなみに、場所は大学構内。

フリスビーなんて、久しぶり。何年ぶりだろう・・・BBQのときにちょこちょこっとしたことはあっても、フリスビーが目的で、しかも2人だけでするなんて・・・そういえば、コントロールの悪い私は、リゾートホテルのプールでフリスビーをしたときに、ちょっとこわもてのお兄さんにフリスビーをぶつけたことがある(25のとき)。

そんな私とフリスビーをする、だなんて。そりゃ、小さい頃は友達や兄と結構したけれど、無謀って言うものではないかい?と思っていた。

しかし、やってみると案外楽しかったりする。どうやると曲がるのか、とか、どうするとまっすぐ飛ぶのか、とか教えてもらった。さすがにタンデムくんは普段から鍛えているだけあって、飛距離もスピードも全然違う。

子どものころ、やったことがあったせいか、勘の戻りも良く、タンデムくんも、「あおはもっとできないかと思っていた」と驚いていた。満足。ジムの成果もあるのかしら?

そして、帰るとき、

ランプのついた、光るフリスビーが欲しいんだよね

と。なんでも、夏の夜、フリスビーをするのに、光るのでないとできないから、と言っていたけれど、そんなにフリスビーが好きなのかしら?だけど、もう夏は終わり、冬が始まっているんですけど。

前回の朝食タンデムのときは「楽しくない」「もう会わなくていいよ」と思い、その後、タンデムパートナーを探している日本人の男の子にタンデムくんを紹介しようとした(でも、タンデムくんにその気がなかった・・・)けれど、やはりいい子だし、数少ないドイツ人の友達だし、今回みたいに過ごすのは楽しかったから、しばらく様子を見ようと思った(今回はドイツ語レッスンはなかった。だから楽しかったのか??)。

夏時間終了

2005-10-31 02:28:14 | タンデム
土曜日でサマータイムが終了。私はなぜか、日曜日で終了、と思い込んでいた。私が持っている時計はPCと携帯のみ。

日曜日、PCをつけてみたところ、携帯の時間とは1時間違っている。あれれ、ということは今日から冬時間なのね、と思った。ここまでは良かったけれど、どちらが正しいか、は判断できなかった・・・

携帯は「自動で時刻修正」(?)という機能をONにしているし、ドイツで買ったものだし、と思い、携帯を信用することにした。

日曜日はタンデムくんに会うことになっていた。日曜日の午後、何度かメールをやり取りしているうちに、タンデムくんが、

今から2時間後、16:21にあおの部屋へ行くよ

と言ってきた。なぜそういう中途半端な時間なのかは今回は不問とした。私は携帯の時計を見て、15:40だったから、

2時間後だと17:30だよ

とメールを返したら、

2時間後は16:21だよ。冬時間!!!

と返ってきた。よくよく彼からのメールを見てみるとタイムスタンプは14:40だった。

そうか、サマータイムが始まったときに時計を1時間進めたわけだから、今度は戻さないといけないのね・・・PCは勝手にサマータイムを終わらせてくれたけれど、携帯は自分で直さないといけなかったのね。

本格的に寒くて暗くて長い冬が始まる。憂鬱・・・

タンデム

2005-10-19 05:05:16 | タンデム
この前の日曜日、珍しくタンデムくんとタンデム(語学exchange)をした。土曜日に突然、「明日、10時から朝食を食べながらドイツ語の勉強をしようよ」とメールが来た。正直、乗り気ではなかったけれど、とりあえず彼の寮へ行った。

メニューはパン、ゆで卵(半熟)、りんご。彼はチョコレートが大好きなので、「nultella」というチョコレートスプレッドをぬって食べた。nutellaはドイツでとても有名。
私は糖分をあまり取りたくないので、チーズとハムをパンに挟んで食べた。
ドイツの朝食はこんな感じらしい。

で、タンデム。いつもは「今日はドイツ語の日ね」と言っても、最初だけで、彼は話すことが大好きなので、いつの間にか英語で会話していることが多い。でも、この前の日曜は違った。

なぜ心を入れ替えたのかはイマイチ不明だけど、いくら私が英語で話しても首を横に振る。驚いた。私がドイツ語で話をしない限り会話が成り立たなかった。そして私のドイツ語は全然ダメ。単語すら出てこなかった。

挙句の果てに、「なんで、ドイツ語そんなにしゃべれないの?」と言われた。最近、また少しずつ勉強をし始めたけれど、そんなに急に話せるわけではないし、ここ1週間は試験勉強をしていたのでドイツ語にはまったく触れていなかった。

そのことを言ったら、

そんなの関係ないよ。あおはもう、1年もドイツにいるんだよ

と言われた。彼は先日、隣の寮に住むロシアの女の子と話をしたそうで、「彼女のドイツ語はとても上手だった」と大絶賛していた。その彼女も1年ドイツに住んでいる。多分、彼女と比べたのでしょう。

彼の言うことは正しく、私もドイツ語に関しては努力する必要があって、いつまでもへらへらと笑っているだけではいけないと思っている。でも、正直、この前の日曜日の2時間は全然楽しくなかった。無理して彼と会う必要はないのかな、と感じた2時間だった。

朝6時の待ち合わせ

2005-07-23 08:08:58 | タンデム
タンデムくんにお願い事をされ、お互いの時間が合うのが「土曜の午前中」だった。なぜか、タンデムくん、ノリノリで「6時でどう?」と言ってきた。冗談だと思ったのでOKした。

その後、待ち合わせ時間について何も話がないまま金曜日を迎えた。私にとってはありえない時間なので、夜、確認のTelをしてみた。

私:本気で6時?
彼:ダメなの?
私:真面目にさぁ、何時が都合がいいの?
彼:6時から11時の間に来てよ
私:じゃあ6時ね^^
彼:OK

ということで、何のためにTelしたのか分からない結果となってしまったが、私は6時とは言ってみたものの、8時くらいに行けばいいかな、と考えていた。

翌朝。
6時過ぎに携帯メールで起こされた。タンデムくんからでメッセージは「?」1文字。まじ?こいつ、本気で6時だと思っていたわけ?とりあえずすぐ起きて準備して、彼の部屋には7時には着いた。着いて一言目。
「遅かったね」
私が「だって…」と言いかけたら「no discussion」
自分、6時にメール打ってから寝ていたくせに!!

これって、私がちゃんと6時に行くべきだったのでしょうか。同じ大学の何人かの日本人に聞いてみたら全員、私が悪い、ということに落ち着いてしまったのですが、納得いきません。

用事が済んで帰るとき、彼が、「次はちゃんと6時ね」というので、「あなたが本気だ、って分かれば、6時の待ち合わせはなんでもないわ」と答えたら、「じゃあ4時ね」と…

こいつ…今回は自分の用事を頼んだ、ということを忘れているんじゃないだろうか。朝4時の待ち合わせが実現しないことを願っている(というか、私、断ります)。

柔道

2005-07-11 03:56:41 | タンデム
タンデムくんは柔道をしている。そして、子どもたちに毎週1回教えている。柔道はする気はないけれど、機会があったので見学に行ってきた。学校の体育館で行われ、小学生くらいの子どもたちを対象にしていた。

恐るべし、ドイツ。ウォーミングアップがサッカー。タンデムくんに、「毎回サッカーするの?」と聞いたところ、「サッカーやらないと柔道やらないんだよね。それに、ただ走るよりも楽しんだほうがいいじゃん」とのこと。1時間半の稽古のうち、10分くらいかけてマットを敷き、稽古始めの挨拶をし、15分間サッカー。もちろんタンデムくんも一緒に。稽古は受身、技、とやり、その後、「自分の身体を知る」ということで縄跳びとフラフープが登場。なかなか面白い稽古だった。

日本で柔道、というと、上下関係がはっきりし、とてもとても先生に対して「疲れたー。休憩しようよ」なんて言えない雰囲気だと思う。でも、ここでは子どもはインストラクターに対し、15分おきに「休憩ー」と言ったり、説明を受けている間もマットの上でゴロゴロしたり、自由気ままだ。

ちなみに、別の曜日は成人を対象にしている稽古があるので、何気なく聞いてみた。
私:やっぱりサッカーするの?
彼:30分ね

1時間半の稽古の中で30分をサッカーに費やすドイツ人。楽しんでやることが長続きする秘訣かもしれない。柔道だけでなく、サッカーも楽しめる。一度で二度おいしい、ってことか?
タンデムくんも子どものころから始めて20年弱柔道を楽しんでいるようだった。

タンデムくん

2005-07-10 16:31:09 | タンデム
ドイツには「タンデム」というお互いの母国語を教えあうシステムがある。私にもドイツ人のパートナーがいる。彼はたまにえっ、という日本語の文章を作るけれど、大体の意味は取れる。かれこれ半年近くの付き合いになる。週1回、多いときは3回くらい会い、ほとんど英語で会話している・・・全然タンデムになっていない・・・

だいたい、通常のタンデムは何曜日、何時からどこで、というのを決めて始めるが、私たちの場合、タンデムくんが「時間と場所を決めるのはつまらないよ」と言ったことからお互いの都合のいいときに散歩したり、イベントに出かけたりしながら少しずつ日本語とドイツ語の勉強をする。テキストを使ったのは2回くらい。おかげで、最初の頃は「これはデート??」と錯覚した。

ジョークが好きで、面白いヤツだし、顔は私好みだし、私が困っていると助けてくれたりしていいヤツなのだが、ドイツ人のせいか、あるいは若い(私との年齢差は片手では足りません)せいか、はたまた単なる個人差なのか分からないけれど、相当マイペースである。

例えば。休みの日の朝7時に電話してきて、「貸していた服、5分後に取りに行くから」。えっと・・・私まだ、寝ていたんですけど。二度と彼にモノは借りない、と誓っていたが、先日、雨が降っていたので傘を借りた。そしてまだ返していない・・・

もうひとつ。私が彼に手伝ってもらいたいことがあり、お願いしたら、「明日の午前中に時間がある」というので、その日の夜、Telして、「何時がいい?」と聞いた。彼は「何の用?」と。忘れているのか??しかも、彼はPartyにいて、「今日は帰らない」と。じゃあ、「明日の午前中は無理ね」と思っていたら、「10時くらいならいいよ」と。当日、10時少し前に携帯メールをしてみた。30分後くらいに、「ごめん、まだ家にいないんだ。あとでTelするよ」と戻ってきた。そして電話では「Sorry」はなかった。一度謝ったからいらないのか??スーパーマーケットで大量に買い物をして冷蔵庫に入りきらないよー、という話をして電話を切られた。

私は振り回されているのか?とりあえず試験も近いので、しばらく距離をおいてみようと思う。