今回読んだ本のタイトルは、『夜、月、そして星』。まだ早いかな、とも思ったけれど、初めて「ドイツ語で何かを学ぶ本」を読んだ。
地球の自転や公転、日食や星座など、小学校で習う理科の範囲で、見開き2ページで1つのトピックが説明されている。絵もわかりやすく、自分の持っている知識とソクチくんの補足で何とか理解できる程度の難易度だった。
ドイツ語の主文は、動詞が文の2番目に来る。今まで読んだ本は本当に子供向けの本なので、たいてい主語は一番最初か3番目に置かれてわかりやすくなっていたけれど、この本では
主語を見失う
ことが多かった。副文から始まって主文の動詞が来て、補語が来て、主文の主語が来て、関係代名詞が来て、などと、1文が長くなると迷子になる。30ページほどの本なので、読み終えたらそこそこ達成感があった。
この本を読み終えた後、ソクチくんに『同じシリーズで塩に関する本を持っているけれど、読む?』と聞かれたので、『Woher kommt das Salz?』(塩はどこから来るの?)も読んだ。
塩に関することのほうが知らないことが多かったせいもあり、こちらの本のほうが興味深かった。私が特に興味を持ったのは、「砂漠ではどこからどうやって塩を得るのか」、「地下400メートルのところにある塩でできた大きな教会」、「塩は友情と信頼の証」あたり。
子供用のお話だけでなく、知識を得る本もいいなぁ、と思った(まだまだ一人では読めないけれど)。