徒然留学日記

30にしてドイツ留学を思い立ち、その後結婚。日々経験したこと、感じたことをつづっています

寿司

2006-04-29 06:30:44 | 料理
冬セメスターの栄養学でお世話になった先生と、一緒に授業を受けたインドネシアの女性、先生の友達で寿司を作った。

先生は寿司が好きだけれど、作ったことがない、と言っていたので、先生のご自宅で一緒に巻き寿司を作った。お酢と砂糖、塩で寿司酢を作ってもよかったけれど、自信がなかったので出来上がっているものを買った。

炊飯器はもちろんないので鍋で炊いた。1kgのお米を炊いたことはなかったので少し不安だったけれど、うまく炊けた。寿司酢もまぜ、さぁ、これから巻こう、というときに、当然私は巻き簾を取り出した。みんないっせいに驚いた。

これって、お寿司を作るときに使うのね

お店では見たことがあっても、どう使うのかは分からなかったらしい。みんなでわいわいしながら巻き寿司を作り、とても楽しかった。

具は、にんじん、アボガド、サーモン、マグロ、良く分からない魚、など。魚は近くのお店で売っているものを買った。買うときに心配だったけれど、お店の人に確認をしたし、そのお店ではその魚を使って寿司を作り、販売しているようなので問題なかった。

にんじんやアボガドを巻いたのは初めてだったけれど、とてもおいしくできた。当然ご飯があまったので、軽く団子にし、上に魚を乗せてみた。これもうまくできたのではないかと自分で思っている。

もちろん、わさびも使った。インドネシアの人は、普段、辛いものに慣れているのに、

わさびは辛さが違う

と驚いていた。唐辛子などは口に入って食道を通り、胃に入っていく感じだけれど、わさびは鼻に来る、と。

それにしても、文化の違いは大きな違いで、ご飯を炊くとき、先生は

塩は入れないの?

とか、沸騰し始めたとき、

ふたを開け、お米をかき回し始めたり

と、そういうことも新鮮で面白かった。

寿司はとても簡単にできるのね、とよろこんでいた。喜んでもらえて本当によかった。
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ベビーシッター

2006-04-28 15:51:59 | Weblog
交換留学の男の子がベビーシッターのアルバイトをドタキャンし、私が代わりに行くことになった。朝10時から12時までのシッターで、朝8時半にキャンセルしたらしい・・・

日本人のお母さんたちがドイツ語を勉強するときに隣の部屋で子どもを預かるときに、ベビーシッターが必要らしい。

今回は、大人6人(うち、2人は見学)、子ども10人以上だった。一人遊びができる子もいたけれど、お母さんと離れて泣きっぱなしの赤ちゃんもいた。私は主に、つかまり立ちをする男の子をみることになった。

すぐに服を引っ張り抱っこをせがむ

・・・・・・抱っこしました。そして、筋肉痛になりました・・・

でも、彼は泣くこともなく、いい子にしていてくれたのでよかった。

2時間のシッターで、1時間はおもちゃで遊び、その後片づけをして、おやつの時間。この前はこいのぼりの形に切った紙に子どもの手形を押し、棒をつけてこいのぼりを作った。こういうちょっとしたイベントも考えるなんて、本職のシッターさん、すごいなぁ、と思った。彼女日本にいたときは保育園で働いていたそうで、片手に子ども抱えて別のことをする、ということもしていた。私にはとてもムリ。

大変と思いつつも、「来週と再来週も来てもらえませんか?」と言われ、「はい」と即答した私。また筋肉痛かぁ。
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ロンドン旅行-おまけその2

2006-04-27 02:27:25 | 旅行
<パブ>
ドイツに戻ってくる日、ロンドンのサッカースタジアムでサッカーの試合があった。どうやらホームチームのユニフォームが青だったようで、スタジアム近くは青いユニフォームを着た人でごった返していた。

私たちはバスに乗って中心部からスタジアムの近くを通って友達の家に帰る途中だった。

スタジアム近くのパブはファンで一杯だった。立って飲んでいる人もたくさんいた。スタジアムから離れるにつれて混雑具合は少なくなっていった。

道路も通行止めにしているところがあり、バスの道順も普段とは違うようだった。

ロンドンからスタンステッド空港へ行くとき、まだ時間があったのでパブでビールを飲んだ。既に試合が始まっており、パブはそこそこ混雑。お客の誰もがアルコール片手にテレビ画面を見ている。ゴールが決まった瞬間は大歓声。

日本では私はそういう経験をしたことがなかったので新鮮だった。


<携帯電話>
私は腕時計を持っていず、携帯電話が時計代わり。

ロンドンとドイツの時差は1時間。携帯の時計を直そうか、とも思ったけれど、面倒なのでそのまま使おう、と決めていた。

スタンステッド空港に到着し、携帯の電源を入れた。もちろん、ドイツ時間が表示された。その後、友達からメールや電話があり、気がついたら

イギリス時間に変更されていた

へぇ。そういえば、「ようこそイギリスへ」みたいなメッセージが届いたから、そのときに変更してくれたのかな?と感心した。

問題はドイツに戻ったとき。もともとドイツで契約しているから「ようこそドイツへ」のメッセージはないし、考えてみればサマータイムの調節もしてくれなかった。そんな携帯なのに、勝手に戻ることはあるのだろうか。

ドイツに戻ってから2時間ほどイギリス時間のままだったけれど、きっとこのまま自動で変わることはないだろう、と判断し、

自分でドイツ時間に直した

中途半端なサービスで、とってもドイツらしい・・・
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ロンドン旅行-おまけその1

2006-04-25 06:09:52 | 旅行
<馬>
ロンドンでもおまわりさんが馬に乗ってパトロールをしているのを何回か見かけた。

何かあったときに本当に馬で追いかけるのか

気になるところだったけれど、幸い、そういう場面には遭遇しなかった。

そんなおまわりさん用だと思うけれど、ロンドン市内のどこかの交差点の1ヶ所で歩行者用の信号機と並んで

馬用の信号機

を見かけた。歩行者用は「人型」マークだけれど、馬用は「馬」マークだった。ちゃんと馬も信号機を守るのね。

<横断歩道>
ロンドンの街中の横断歩道には

右(左)を見る

と書かれている。つまり、車がどちらからやってくるのかがわかるようになっている。イギリスは日本と同じ左側通行。ドイツは右側通行。多分、主に旅行者のために書いてあるんだろうな、と想像。

でも、一方通行の道もあるので、どちらから車が来るのか書いてくれてあるのはとても便利。おかげで車に引かれそうになることもなく旅行を終えることができた。

<地下鉄・バス>
1回券は3ポンド。ロンドン中心部1日券は4.9ポンド。1日券って安い!!ということで、結局毎日買った。地下鉄もバスも乗り放題。

もちろん、ダブルデッカーバスにも乗った。友達の話では、バスはどんどん新しいものに替えられていって、今では旧型はたまに見かける程度、ということだった。実際、私たちが乗ったバスもすべて新型のバスだった。

バスはやはり、路線図が頭に入っていないと乗りこなせない、と思った。なぜなら、

停留所のアナウンスがない

2階に座っていると、「あ、ここで降りる!!」と気がつき、あわてて下に降りていって下車、となる。でも、やはり、2階の一番前の席は見晴らしがよく、空いていると必ずそこに座った。

地下鉄は(機械は違うけれど)自動改札だった。ただ、壊れていることも多く、駅員さんが立っている駅も多かった。
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ロンドン旅行-夜景編

2006-04-24 03:35:45 | 旅行
カンタベリーから戻ってきた後、ロンドン中心部へ夜景を見に行った。ロンドン・アイに乗って夜景を見てもいいかもね、と話していたけれど、営業時間を見てみたら

4月は20時まで

サマータイムだし、緯度が高いし、で、夜8時でもまだ明るい。ということで、ロンドン・アイには結局乗らなかった。

ビッグベン、国会議事堂はライトアップがされ(写真)、きれいだった。Tower of Londonはライトアップはされているものの、美しいわけではなかった。

ロンドン・アイ自体も、一応ライトは灯されているけれど、白一色のライトで、日本の観覧車とはまったく違った感じになっていた。もちろん、白一色でもきれいで、橋の上からロンドン・アイをバックに写真を撮っている人が多かった。

あちこちまわったわけではないけれど、思ったよりライトアップがきれいにされていないな、と思った。
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ロンドン旅行-カンタベリー編

2006-04-23 17:18:47 | 旅行
日曜日はロンドン郊外のCanterbury(カンタベリー)へ。写真はカンタベリーの街の一角。ロンドンからカンタベリーまでは電車で1時間半くらい。今回、初めて「カンタベリー」という地名を知ったけれど、実は、巡礼の街として有名らしい。カンタベリーの大聖堂は世界遺産に登録されている。

Geoffery Chaucerが書いたCanterbury Tales(カンタベリー物語)を題材にした博物館があったので行ってみた。日本語のガイドもあるので物語を理解できて面白かった。蝋人形が展示され、音や人形が動いたり、においなどで物語を楽しむことができる。

大聖堂に到着したときはちょうど、イースターサンデーのミサが終わったときで、司教さんが信者のお見送りをしているところだった。次から次へと信者が出てきて「いったいこの大聖堂はどのくらい大きいのだろう」と思ったけれど、中に入って納得。相当大きく、びっくりした。

次に向かったのは聖アウグスティヌス修道院跡。「跡」というだけあって「廃墟」だった。外からも少し見られるようになっていたけれど、せっかくなので中に入ってみた。当時、重要な修道院だったらしく、かなり大きかった。

ここでもやはり日本語のオーディオガイドがあり、便利。が、途中で集中力がなくなり、日本語すら理解不能になった・・・

カンタベリーは古い街らしく、要塞やタワーハウスが残っていたりした。

カンタベリーには他にも博物館があったけれど、日曜日は残念ながら休館日だったので、博物館は1つだけしか入れなかった。

カンタベリー滞在は半日程度。観光客はそこそこ多かったように思う。日本語のオーディオガイドを借りることができるので便利。
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ロンドン旅行-食事編

2006-04-22 05:37:05 | 旅行
イギリスは「あまり食事がおいしくない」と評判なので期待せずに行った。でも、その土地のものを食べたい私は、土曜日のランチにパブでフィッシュアンドチップス、日曜のランチにローストビーフ(写真)を食べた。

フィッシュアンドチップスは思ったよりおいしかった。もっと脂っぽいかと思ったけれど、それほどでもなく、完食(量は多かったけれど)。

イギリスでは日曜日にローストビーフを食べる習慣がある、ということで、私も日曜日にローストビーフを食べた。ローストビーフの上に乗っているのは「ヨークシャプディング」というもので、ちょっと甘い味がした。ソースと一緒に食べるものらしい。
ローストビーフは感激するほどおいしいわけではないけれど、普通においしかった。

チャイナタウンの中華はそれほどおいしくないけれど、一軒、北京ダックがおいしいお店がある、というので、そのお店で北京ダックを食べた。皮だけでなく、身もサーブされ、おいしくいただいた。チャイナタウンではそれほど高くなく食べることができた。

友達の家で食事を食べるとき、友達が冷凍の「にんじん+ブロッコリー」をよくゆでてくれた。ドイツでブロッコリーをゆでて食べるときも思っていたけれど、

そのまま食べて十分おいしい

日本で食べていたときはそんなにおいしいって思わなかったのにね、と話しながらふと気づいた。

日本にいたときは常においしいものがあふれていたからじゃない?

そういわれてみればそうかも。もしかして、今回、食事は私にとっては悪くなかった、というのはすべてこのせいなのだろうか・・・?
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ロンドン旅行-ロンドン市内編

2006-04-21 07:02:04 | 旅行
ロンドン市内の観光は、主に土曜日と月曜日(昼過ぎまで)にした。最初に行ったのはNotting Hill(ノッティングヒル)。マーケットがたくさん出ていて、アンティークから生鮮野菜、果物、パン、古着などなどたくさん売られていた。観光客であふれかえっていた。

ノッティングヒルで忘れてはならないものは「ノッティングヒルの恋人」で舞台になった本屋さん。マーケットの通りから曲がらないといけなく、なかなか探し出せなかったけれど、なんとか発見。「映画で使われました」という案内はなく、壁に新聞の記事が貼ってあるだけだった。

次に行ったのはBritish Museum(大英博物館)。まぁ、それほど興味がないので、ロゼッタストーン、パルテノン神殿、ミイラなど、有名どころをチラッと見て15分で終了。博物館の中に図書館があり、とても美しい図書館だった。勉強する机もあり、勉強している人もいた。

その後、Tower of Londonを外から眺め、テムズ川沿いを散策しながらマーケットやBig Ben、House of Parliament(国会議事堂)、Westminster Abbey(ウエストミンスター寺院)も外から見学。ウエストミンスター寺院は中に入ろうと思っていたけれど、土曜日は開館時間が短く、間に合わなかったので、月曜の朝に入った。

とても大きな寺院で驚いた。また、ものすごく混んでいた。10時半くらいに見学をし終えた後は入り口に長い行列ができ、友達が、

こんなに並んでいるのは見たことがない

と驚いていた。


そして、公園を散策し、桜を愛でながらBuckingham Palace(バッキンガム宮殿)へ。残念ながら衛兵の交代式は4月までは1日おき(偶数日)だったので、見られなかった。

Harrods(ハロッズ)も一応見ておこう、と思って行ったけれど、あまりの大きさに驚いた。外観も内装も、高級感があふれていた。階段の1つにはカーペットが敷かれていた・・・

ハロッズの食品売り場にはなんと、日本食のお惣菜屋さんが入っていた。やっぱり高いけれど、たまに食べたいときには便利かも。

ロンドンの「ジャパニーズショップ」に連れて行ってもらった。1軒は「ジャパニーズセンタ」と呼ばれるもので、本屋さん、チケットカウンター、おすし屋さん、日本食材の販売店などが入っていた。もう1軒は普通の日本食材屋さんだったけれど、置いてある品数がドイツとは比べ物にならないくらい多かった。

Covent Garden(コヴェントガーデン・写真)にも行ってきた。カフェやバー、お店などがたくさんあった。大道芸人が「これでもか」というくらいいて面白かった。お茶を扱っているお店ではなんと、「茶せん」も売られていた。

美術館、博物館の常設展は無料だけれど、そのほかの観光地は10ポンドくらいし、「やっぱりロンドンって高いわ」と思った。

ロンドンは大都市だけあって、本当に「何でもある」感じだった。たったの3泊では全然まわりきれなかった。
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ロンドン旅行-出国・入国審査編

2006-04-19 04:33:07 | 旅行
ドイツの空港でバスゲートに向かったら、ゲートの直前にパスポートコントロールが。あぁ、これは「国際線」なのね、と思いながらパスポートとボーディングパスを渡した。出国のときは何も聞かれない、と思っていたけれど、いくつか聞かれた。

「どこに住んでいるの?」「何をしているの?」「何を勉強しているの?」などを聞かれた。日本からの旅行者はまず使わない航空会社だからかしら。

ロンドンで入国したときは、「ロンドンで何をするの?」「ドイツでは何をしているの?」「何を専攻しているの?」などを聞かれた。さらに、「どのくらいドイツに滞在しているの?」とも。この質問に、「全部で2年、あと半年滞在します」と答えたら、

どうしてこの時期にロンドンに来たの?

もう、質問の意味が不可解でした。思わず、聞き直したら、

1年半ドイツに住んでいてどうしてこの時期なの?

と。「・・・イースターだからです」と答えたけれど、重要な質問だったのかしら。

質問はまだまだ続き、「どこに滞在するの?」「友達は何をしているの?」などなど盛りだくさんだった。パスポートコントロールを通過するのにに3分はかかったと思う。それなのに、

出国するときはパスポートコントロールがない

ってどういうこと?出て行く人はかまわないってこと?「どこに滞在するか」は聞かれたけれど、「どのくらい滞在するか」は聞かれなかった。「この人は出国したのか」という確認はしていないのだろうか。

ドイツに戻ったらやっぱりパスポートコントロールがあった。何を聞かれるのだろうと思っていたけれど、パスポートと滞在許可を確認し、「OKです」と。

・・・出国のときにいくつか質問されたのに、入国のときは質問なし。

ロンドンに行く便はかなりチェックしているのでしょうか。
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ロンドン旅行-航空会社編

2006-04-18 23:44:51 | 旅行
イースター休暇はロンドンに住む友達のところに遊びに行った。エアラインはドイツの格安航空会社ジャーマンウィング。1月にチケットを買い、税金等込みで約150ユーロ。先週の木曜日に研究室の人から

ルフトハンザの直前販売で99ユーロがあったよ

税金等込みなのかは分からないけれど安い!!しかもルフトハンザ。まぁ、直前販売なので席がなくなってしまえば売り出されないので、安心感も含めてジャーマンウィングでよかったかな。

空港ではチェックインカウンターは本当に出発時刻の2時間前からしか開かなかった。スタッフもカウンターにいるのに、きっちり2時間前。安さの秘訣か?

機内に持ち込めるのはバッグ1つ、8kgまで。私はチェックインする荷物はなかったけれど、バッグの計量を言われた。4.2kg。問題なく持ち込めた。8kgを越える人はセキュリティまで戻ってチェックインをやり直していた。

ゲートはバスゲート。やはりオープンスポットだった。オープンスポットには格安航空会社の飛行機が並んでいた。

座席は自由。早い者勝ち。友達同士や家族連れなどはやはり隣で座るため、バスから下りたら走る走る。私は別にどこでもかまわなかったのでゆっくりと。

機内サービスはすべて有料。頼んでいる人も結構いた。

ロンドンのスタンステッド空港ではターミナルビルに接近したので「ボーディングブリッジか?」と思ったけれど、

ブリッジの適応範囲の飛行機ではなかった

らしく、タラップで飛行機を降り、ブリッジの階段を登り、ターミナルへ。

ロンドンに到着した飛行機が折り返しドイツに戻るのだけれど、駐機時間わずか25分。やっぱり飛行機は飛ばさないと儲けがでないからね、と思いつつも、「すごいなぁ」というのが正直な感想。

ロンドンに到着したときは30分くらい遅れたけれど、ドイツに戻ってきたときは若干の早着だった。ポイントは、チェックインのときに言われるボーディングタイムのような気がする。ロンドンを20:25発の飛行機だったけれど、ボーディングタイムは19:55。その飛行機がドイツから到着するのは20:00。どうがんばっても19:55にボーディング開始はできない。でも、その時間を言っておけばお客さんは19:55までにゲートに集まり、自由席だから先を争って飛行機に乗り込み、オンタイムに出発できる、と。

ロンドンから戻ってくる飛行機のコックピットからのアナウンスは面白かった。普通に「ご搭乗ありがとうございます」から始まり、「このフライトは特別なフライトです」と。何が特別か、というと、

クルーの1人が誕生日



自分がジャーマンウィングでのフライトが最後で、明日からはルフトハンザのカーゴに移る

と。へぇ、そんなプライベートな話もするんだ、と少し驚いた。乗客の反応は薄かったけれど、着陸前、

その誕生日のクルーが挨拶

しかも、ハイテンション。そして、着陸した瞬間、乗客は拍手。そして、飛行機を降りるとき、コックピットが開き、

転職するクルーも一緒にお見送り

なかなか面白い航空会社だった。1人でヨーロッパを旅行するのならジャーマンウィングで全然問題ないと思った。
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