徒然留学日記

30にしてドイツ留学を思い立ち、その後結婚。日々経験したこと、感じたことをつづっています

赤ちゃん

2006-09-27 04:00:19 | Weblog
今日、サウナに行き、帰りの電車で駅に着いたとき、「Hi」と声を掛けられた。誰??と思ったら、

赤ちゃんを抱いているクラスメイト

え??彼女の赤ちゃん?とてもとても驚いた。彼女には「私のこと、分からなかったの?」なんていわれるし。確かに彼女、ここのところ見かけていなかったけれど、まさか、出産していたなんて。妊娠していたなんて全然気づかなかった。

だって、夏に見かけたときは

自転車(ママチャリではない)に乗っていたし

1ヶ月ほど前に男の子(ブロンド、ブルーアイのかわいい子)を出産したようで、さすがに、今は自転車には乗っていない。

彼女は、クラスで1,2を争う秀才だった。その彼女が今年の4月くらいから学校に来る回数が少なくなった。でも、私は「彼女はもう履修するべき授業は履修しちゃったんだろうな」と思っていた。

その後も見かけないと、「彼女はどこかでインターンシップをしているのかも」と勝手に想像していた。私も、クラスメイトと会話するとき、彼女の話はしなかった。

それだけに、衝撃は大きかった。でも、彼女も赤ちゃんも元気そうでよかった。
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ワークショップ

2006-09-27 03:50:39 | 勉強
4月にあったワークショップの続きを今週行った。準備、レセプション、宴会などは前回と変わらず。

今回のMusical surpriseは

ドイツ人の尺八演奏

だった。本当にsurprise。Holger Vanselowという人が演奏者で、日本で尺八を勉強したそう。ちゃんと着物を着ていた。演奏した曲も、日本語のタイトルがついていた。しかし、さすが気象関係の研究をしている人たちがそろっているだけあって、曲目を紹介するとき、例えば曲目が「朝風」だったら

朝は静かで、だんだん乱流が起きてきますね

とか、「きびたきの森」では

『黒い森』(私たちの研究対象地域)を想像してくださいね

など、面白いコメントがついた。

その後の宴会で、やはり、

あなた日本人なの。さっきの演奏、どうなの?アレンジされちゃっていることが多いじゃない?今回はどうだった?

と聞かれた。そんなこといわれても、恥ずかしながら私、尺八を生で聞いたのって、2回目くらい。海外に出るときには自国の文化の知識は必要ですね・・・

今日でワークショップは終わったけれど、明日朝8時から片付け・・・
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ロンドン・パリ旅行-最終日

2006-09-24 01:06:08 | 旅行
最終日は帰国のみ。
シャルルドゴール→フランクフルト。

RERでシャルルドゴールへ。イマイチ駅構内のRERの行き先表示が分からないけれど、多分、大丈夫でしょう、ということで乗り込んだ。

空港駅手前の駅で大量に人が降りた・・・

何があるというのでしょうか?社員証のようなものを首から下げている人が多かったので、何か、会社があるのでしょうか?中にはスーツケースを持って降りる人も。心配しつつも、空港駅に到着。案内表示にしたがって改札を出た。

え・・・空港、どこ?

私はてっきり、降りたらすぐ空港だと思っていた。なおかつ、スーツケースを持った大量の人・人・人で、案内表示がまったく見えない。彼らは窓口でチケットを買っているようだったけれど、彼らは到着客なのか、出発客なのかも分からない。

少し駅をうろうろして、ようやくシャトルバスを発見。バスに乗るのね。駅と空港が直結していると思っていたわ(後でガイドブックを見たらきちんと書いてありました。よく読め!ってことですね)。

チェックインを早々と済ませ、搭乗ゲートへ。ゲートに行く前にまたセキュリティチェックがあり、そこを通ると、中にはトイレがない!!(パスポートとチケットを持って外のトイレに行くことができる。が、セキュリティゲートはまた通らなくてはならない)

飛行機は小さく、100人乗りくらいだった。キャビンクルーはドイツ人。アナウンスは英語+ドイツ語+フランス語。さらに、テープだけれど、日本語の案内も流れた。日本人、多いのね。

3列3列のシートで、私が通路側に座った。ドリンクサービスが始まり、クルーが、私に「何を飲みますか?」と英語で聞いた。両親にも。それぞれドリンクをお願いし、クルーは私たちのシートの後ろの人たち(日本人親子)にサービスを始めた。

ナニヲ オノミニナリマスカ?

私は耳を疑った。「え??今の日本語って、クルーがしゃべったのよね?」

納得いかない!!彼女たちと私たち、何が違うって言うの?着ているもの、そんなに違った?英語で聞かれるのはかまわないけれど、日本人に見られないのはどうかと・・・ただでさえ、中国人に間違えられること、多いのに。少し不満を母にぶつけたら、

やめなさい

とたしなめられた。

しかし、「日本人と見極める基準」を知りたいと思った。

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ロンドン・パリ旅行-7日目

2006-09-21 08:40:33 | 旅行



早起きしてMont Saint-Michel(モンサンミシェル)へ。朝7時にモンパルナスを出発するTGVに乗るため、ホテルを5時半過ぎに出た。朝食のパンをもらえるか聞いたら、もらえた。しかも、普通のときは1人クロワッサン1つと、バゲット3切れくらいなのに、この日はバゲット1本くれた(もちろんクロワッサンは1人1個)。バゲットは、1本まるまる差し出され、「・・・」となっていたら、「カットしようか?」と聞いてくれ、カットしてもらった。

パリのメトロは朝5時半が始発(始発駅発の時間)なので、受付の人が、

タクシー呼ぶ?バスで行くの?

と心配してくれた。始発のメトロに乗ったけれど、なかなか混雑していた。パリの朝は早いらしい。

TGVでは、アナウンスはフランス語だけ。ちょっと驚いた。日本の新幹線はちゃんと日本語と英語があるのに。

レンヌの駅に到着後、バスでモンサンミシェルへ。バスはほぼ満席だった。昼前に到着し、散策しながら名物、といわれるオムレツを食べた。やわらかいふかふかのオムレツだった。

修道院は、やはりきらびやかなところではないので、ちょっと薄暗く、私好みではなかった。日本語の案内があるので、それを頼りに見学。

見学後、お土産屋さん(日本人の店員さんもいた)を見てまわり、15時15分のバスでレンヌに戻った。モンサンミシェルは私が行きたくて仕方のない場所だったけれど、行ってみたら、修道院とレストランとお土産屋さん、という観光地だった。そして、日本人が多かった。特にお昼過ぎになるとたくさんのツアーの人がやってきた。

予定より少し早くレンヌの駅に着いたので、駅の中のカフェに入ろうと思った。父が、牛乳を飲みたい、というので、牛乳があるかどうか英語で聞いてみたら、

英語、分かりません

と言われた。ここまではっきりと拒否されたのは初めてで驚いた。さすがフランス。片言のフランス語でがんばろうかと思ったけれど、近くにキオスクがあったので早々とあきらめた。
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ロンドン・パリ旅行-6日目

2006-09-12 16:18:23 | 旅行



この日はまだ行っていないTour Eiffel(エッフェル塔)へ行った。ちょっと離れたところからタワーを眺め、近づいていって、タワーに上った。ここは階段とエレベータがある。一番上まで登るにはエレベータのみ。私たちは迷わずエレベータで一番上まで行った。

たくさんの人がいたけれど、エレベータもたくさん動いていたので、それほど待つことなく昇って、降りることができた。展望台は高いだけあって、前日の凱旋門の上、ノートルダム寺院の塔よりもパリを良く眺めることができた。

お昼頃にVersailles(ヴェルサイユ)に到着。もちろん、Chateau de Versailles(ヴェルサイユ宮殿)を見るために。写真は鏡の間。12年前に行ったときは、「写真で見たほうがきれい」と思っていたけれど、今回はシャンデリアが磨かれていたせいか、結構きれいだった。

宮殿をざっくりとまわり、庭へ。庭には、Grand Trianon(グラントリアノン)、Petit Trianon(プチトリアノン)、運河を回るバス(有料)が走っていたので、せっかくなので、グラントリアノンとプチトリアノンにも行ってみた。

庭の入場料が7ユーロもした。どうやらこの日はGrandes Eaux(大噴水祭)の日だったらしく、7ユーロだったらしい。庭は手入れがよくされていて、きれいだった。トピアリーがシンメトリーになっていて本当に美しかった。

グラントリアノンは本当に豪華だった。イメージカラーが黄色だったり、赤だったり、・・・プチトリアノンも豪華には豪華だったけれど、どちらかというと、かわいらしい、という感じだった。

帰る直前に始まった噴水をチラッと見て、パリに戻った。この日はみんな食欲がなく、ホテル近くのスーパーでヨーグルトを買い、テイクアウトもできる中華料理屋さんでお惣菜を買ってホテルで食べた。
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ドイツ人、インド人から見た日本

2006-09-11 16:25:11 | Weblog
7月に日本に行った同じ研究室の人に、日本で撮った写真を見せてもらった。集まったのは、日本に行ったドイツ人+日本に行ったインド人+日本に行ったことのないドイツ人2人+ロシア人+私。

まず、奈良の東大寺からスタート。大仏がきれいに写されていた。が、本物を見たことのない人はどのくらい大きいのか見当がつかず、

これってどのくらい大きいの?

と聞いてきた。インド人が、「かなり大きいよ」と答えていたけれど、ぴんと来なかったようだったが、次の写真で人+大仏の写真があり、質問したドイツ人は

うわー、本当、大きいね

と驚いていた。

写真は普通に、旅館のふとん、刺身、寿司などの料理、お寺、神社などなどと続いていた。が、さらに、

結構な量の虫(トカゲや蛾、その他良く分からないもの)

も入っていた。きっと、そういうのが好きなのでしょう(ドイツ人)。

ウォシュレットが面白かったようで、ビデオにとっていた。手で便座を押さえ、水が出るようにし、その水をコップで受け止め、最後は、水でぬれたところをタオルで拭く、いうのが約3分にわたって記録されていた。

日本未体験の人たちは、見たことがなかったのか、興味深深だった。ロシア人は、

ビデ・・・

と言って、絶句し、頭を抱えていた。そういえば、ドイツでウォシュレットに会ったことはまだないな。

見せてもらった写真は、緑が多く、「良き日本」という感じだった。
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ロンドン・パリ旅行-5日目

2006-09-11 04:07:36 | 旅行



パリ観光スタート。両親は初のパリだけれど、私は12年ぶりのパリだった(友達と2人の個人旅行)。ほとんど覚えていないかな、と思っていたけれど、結構覚えていた。

相変わらずロンドンの疲れを引きずっている私たち。最初はHotel de Ville(パリ市庁舎)へ。建物を一周しようかとも思ったけれど、疲れていたので、正面から写真を撮って(逆光)Notre Dameへ。ゴシック建築が美しかった。3つのrose windows(バラ窓)に意味がこめられていることを始めて知った。

疲れているにもかかわらず、塔があると登りたくなる私たち。朝から疲れるよな、と思いつつ、登ってみた。パリの街は上から見ると、白かった。ドイツは屋根が赤かったり、梁が茶色かったりしたけれど、パリは白かった。

続いてステンドグラスが美しいSte Chapelle(写真)へ。2階にたくさんのステンドグラスがあるのだけれど、ちゃんと椅子と各国語(日本語アリ)のステンドグラスの説明書が用意してくれてあり、1つずつ楽しむことができる。

Ste Chapelle のとなりのPalais de Justice(裁判所)から外に出、ランチの後、Conciergerieへ。入ってすぐは、がらんとした広い空間だった。フランス革命のあたりに、処刑者が住んでいたところらしく、マリーアントワネットの部屋も再現されていた。そのほかにも、「貧しい人が入る部屋(藁のふとん)」「お金を出せば入れる部屋(ベッドアリ)」「著名人が入る部屋(本を読んだり、文章を書いたりできる)」など、見ることができた。

次はLouvre(ルーブル)へ。相当疲れていたので、ミロのヴィーナスとモナリザ、ルイ15世の戴冠式の冠、ナポレオン3世の居室を見て、早々にひきあげた。せっかく来たのに・・・と思ったけれど、もう、限界を超えていた。

Musee d'Orsay(オルセー美術館)にも行くつもりだったけれど、とてもムリ、ということで、ホテルに戻った。

1時間ほど休憩し、Place de la Concorde(コンコルド広場)へからChamps-Elysees(シャンゼリゼ)を通り、Arc de Triomphe(凱旋門)へ。12年前に行ったときは、広場から凱旋門まで歩いたけれど、今回はとても歩けず、バス&徒歩、とした。凱旋門に登るつもりはなかったけれど、父が登りたい、というので、登れない母に下で待っていてもらい、2人で登ってきた。夕方のシャンゼリゼ、エッフェル塔はきれいだった。疲れていたけれど、登ってよかったと思う。

こうして、パリ1日目の観光は終了。パリのホテルは、トリプルで取ったけれど、かなり広く、シングルベッド2つ、ダブルベッド1つで、部屋は2つあり、ゆっくりと寝ることができた。
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ロンドン・パリ旅行-4日目

2006-09-09 17:43:07 | 旅行



ロンドン最終日は、大英博物館へ行った。ここも大きな博物館なので、ガイドブックを参考に、有名なところを見てまわるだけにした。それでも、ロゼッタストーンを見て、ミイラを見て、パルテノン神殿を見て、・・・とやっていたら、3時間くらい、あっという間に経ってしまった。

大英博物館には日本の展示室もあるけれど、2006年はお休みのようで、開いていなくて残念だった。本来なら、葛飾北斎の「富士山」などが展示されているよう。

夕方にユーロスターでパリに向かった。ちょうど夕食時だったので、1等車にして夕食を車内で食べた。2時間ほどユーロスターに乗るだけだったので、私は、「寝て、食べて、また寝よう」と思っていたけれど、実際は、

ドリンクサービス、メニュー配布、スターター、パン、メイン、パン、コーヒー、チョコレート(デザートは別にあった)

と続き、とても寝かせてもらえなかった・・・食事は期待していなかったけれど、肉と魚のチョイスがあり、魚(サーモン)はかなりおいしかった。

ユーロスターのアテンダントの人にも、ロンドンを出るときにパスポートをチェックした警察の人にも、片言の日本語で話してくれる人がいて、好印象。

イギリス領にいるときの車内アナウンスは英語→フランス語だったけれど、約20分でドーバー海峡を渡り、フランスに入ったら、フランス語→英語の順になった。

夜9時にパリに着き、ドキドキしながらホテルに向かった。メトロの回数券を買おうと自販機に並んだら、なんと、コインとカードのみ受け付けていた。回数券、10ユーロ以上するのに、紙幣を受け付けないってどうなんでしょう。

ありったけのコインを投入してみたけれど、数10セント足りなく、結局窓口に並びなおすはめになった。

夜10時にホテル到着。ホテルが駅から近かったこともあったけれど、怖い思いをすることはなかった。

*写真はこの日とはまったく関係のない、バッキンガム宮殿での衛兵交代式の音楽隊。
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ロンドン・パリ旅行-3日目

2006-09-08 06:34:44 | 旅行
朝からバッキンガム宮殿(Buckingham Palace)の衛兵交代式(changing of the guard)を見る気満々で宮殿に向かった。交代式自体は11:30からだったけれど、10:30には既にいい位置は人で込み合っていた。

私たちは向かって左側の門の付近で見ることができた。衛兵さんも音楽隊も近くで見ることができた。音楽隊の中には女性?と思われる人が数人いた。衛兵さんたちはピッとしていたけれど、音楽隊の人は鼻をかんだり、話をしたり、と結構自由な感じだった。

宮殿の見学の際にはセキュリティチェックがあり、ペットボトルは没収だった。セキュリティチェックのあたりでうろうろしている若い男性のスタッフは、短髪(坊主?)が多く、「この人たち、もしかして衛兵さん?」と思った(真偽不明)。

宮殿内は絵がたくさんあって、豪華な感じだった。庭を通って外に出るのだけれど、

庭がとても広く、出口は入り口とまったく違うところ

だった。さらに、出口にたどり着くまでにアイスクリーム屋さんがあった。水も売っていて、結構売れていた(入り口でペットボトルは没収されたからか)。

続いて、ウエストミンスター大聖堂(Westminster Cathedral、写真)へ。赤レンガのステキな建物だった。ここはエレベータでタワーに昇れたので昇ってみた。チケットはエレベータに乗っている係員から買う。タワーのオープン時間は夕方5時まで。私たちは4時半に昇り、4時50分くらいに下りのエレベータを待った。

さっき降りたはずの人たちが昇ってきた・・・

係員は乗っていなかった。今日の勤務は終了なのか?乗っていた人たちが「降りるよ。乗りなよ」というので乗り込んだ。私と母が乗ったところでドアが閉まり、父が取り残された。先に下りた私たちが下で待っていたら、

父の乗ったエレベータが途中の階で止まった!!

あとで話を聞いたら、2階で止まり、係員の人がエレベータを操作し、無事、地上にたどり着いたらしい。とても危険なエレベータだった。

その後、コヴェントガーデン(Covent Garden)を見て、King's Cross & St. Pancrosの駅の建物を見てホテルに戻った。立派な建物だった。

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ロンドン・パリ旅行-2日目

2006-09-07 07:26:44 | 旅行



観光開始。最初はメトロを駆使して観光するつもりだったけれど、ガイドブックにバスマップが載っていたので、それを頼りにメトロとバスで観光することにした。ロンドンには3日間滞在する予定だったので、3日間、メトロとバスが乗り放題になるチケットを買った。6回乗れば十分元が取れる値段。

まずはセントポール大聖堂(St Paul's Cathedral)へ。大聖堂内部、地下聖堂を見て530段の回廊を上った。地下聖堂では、関係者が突然ドアから現れ、私がかなり驚いていたら、その人が、

ゴーストだぞ~

とお茶目に対応してくれた。回廊からはテムズ川などが見えた。

次はロンドン塔(The Tower of London)へ。ここはかつては要塞だったり、王室の住居だったり、刑務所だったり、あるいは刑執行の場だったりしたところ。広場では、中世スコットランドの劇を上演(?)していた。

いくつか建物があり、私たちは、The Crown Jewels(王冠などの宝物が展示されている)、The Medieval Palace(エドワード1世時代の部屋を再現)、The White Tower(王室武具を展示)などを見て回った。階段を登ったり降りたりし、この段階で早くも疲れ果てた。

王室関係の場所のせいか、バッキンガム宮殿にいる衛兵さんと同じ制服の衛兵さんがいた。が、

衛兵さんの周りにはロープが張られ、近づくことはできない

ランチはロンドン塔の中のカフェで食べた。お肉や、フィッシュアンドチップス、サラダなど、メニューはそこそこあった。お値段はお手ごろで、味もまずまずだった。

次はタワーブリッジ(Tower Bridge、写真)へ。歩いて渡りたかったけれど、疲れ果てていたのでバスで渡ることにした。

そして国会議事堂(The Houses of Parliament)とビッグベン(Big Ben)を見た。19世紀に建てられたネオゴシック様式が美しかった。

その後、時間があったので、バスでウエストミンスター寺院(Westminster Abbey)へ。前回見たときも思ったけれど、「チャペルって何?」と思うくらいたくさんのチャペルが中にあり、さらに、そこにはお墓が置かれていた。

こうして2日目が終了。この日は、もう走っている台数が少ないという旧型のバスに乗ることができた。

この日の疲れを旅行中、ずっと引きずることになった母と私。メトロに乗るには階段を登ったり降りたりしなくてはならなかったので、できるだけバスを使うようにした。ロンドンのバスってとても便利。路線にもよるけれど、たいてい8~10分おきにやってくる。
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