徒然留学日記

30にしてドイツ留学を思い立ち、その後結婚。日々経験したこと、感じたことをつづっています

布マーケットに行く

2022-05-17 14:54:17 | Weblog


年に1回か2回、私の住んでいる街に布マーケットがオランダからやってくる。裁縫が趣味のソクチくんの同僚から今回の日程を聞いたので行ってきた。開催日は

平日の1日(11~17時)のみ

だった。30くらいのスタンドが立っていたので、1日だけの開催とはもったいない(当日に設営と撤収)。

布だけではなく、レザーや裁縫に関する道具(カッターや裁縫用定規など)、部品(ファスナーや金具など)も売られていて興味深かったけれど、布はたくさんありすぎて最終的にはどれも同じように見えてしまった…

結局購入したものは、

日本の布

と金具。

日本の布はソクチくんが『甚平を作ってみたい』というので、それ用の布と、私のブックカバーか別の物用に端切れ2枚。端切れも「日本の布の端切れ」と書いてあったけれど、帰宅してから調べたら端切れの1枚はアメリカからだった。「え?」とは思ったけれど、かわいいので良しとする。

金具は私のスマホポーチ用の金具で、1つ1.5ユーロのものを5つ買った。お店の人が暗算して『じゃあ、

8ユーロ

でいいよ』と言ったので8ユーロ支払ったけれど、どう考えても7.5ユーロだと思うわ。


人は割とたくさん来ていてにぎわっていた。久々ににぎわっている場所に出てとても楽しかった。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

出張精算をする

2022-05-11 16:10:02 | ソクチくん
先月ソクチくんが出張(1泊)に行き、その精算を職場でしてきた。

職場は州の機関なので州の規則にプラスして職場独自の規則がある。どちらの規則なのかは知らないけれど、

・ドイツ国内の場合、宿泊費(朝食代込)1泊95ユーロまでは100%職場持ち
・深夜0時から1日が始まり、出張時間が14時間未満は日当が6ユーロ、14時間以上24時間未満は12ユーロ、24時間は18ユーロ

の規則があるらしい。

ソクチくんの泊まったホテルは朝食込みで70ユーロ程度なので、100%職場持ち。2日目は、22時に帰宅したので日当は12ユーロ(1,500円くらい)。

総務の人が『日当は12ユーロ。宿泊費は朝食込みの金額だからマイナス4.8ユーロで、ランチはミーティング主催者の招待だったからマイナス9.6ユーロね』

と言ったらしい。『いやいやいやそれ、

合計すると14.4ユーロで日当よりも多くなる

けど』とソクチくんが言ったら『規則なので』と言われたらしい。たかだか2.4ユーロ(300円程度)のことだけれどこれ、いいの?と思う。私としては「むしろ日当要らないから食事代引かないで」と思う。


私がドイツの大学で研究室に通っていたときはどうだったかな?と思い出してみた。

日当はゼロで食事が付いていないときに既定の金額を加算方式

だった。この時初めて「そうか、日当って出張中の食事代の補助なのか」と気が付いた。

さらにその昔、日本で働いていた時はどうだったかな?と思い出してみた。
社長が出張が多い人だったせいか、平社員でも国内出張で1,000円、海外出張で3,000円くらいは出ていたような気がする。そして食事代が込かどうかは関係なく全額受け取っていたので「出張も悪くない」と思っていた。私が勤めていた会社が緩かったのか、ドイツの州が厳しい(元は税金だし)のかどちらなんだろう。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

スーパーで品薄の物

2022-05-08 17:39:51 | Weblog

日本でもそうらしいけれど、ウクライナとロシアの件で今ドイツでは小麦粉が品薄。スーパーには「一家族1キロまで」という張り紙がされている。

先日、近所のスーパーのレジに並んだら、店員さんと客がもめていた。
客は小麦粉を2キロ買いたい。店側は1キロしか売らないルール。

客側は全く引かず、『パンを作るから小麦粉が必要なのよ!まだ棚に小麦粉は十分あるじゃない。なんで買えないの!』と怒鳴っていた。店員さん側は、『1キロしか売らないルールなんです』と冷静に返していたけれど、客は納得しないのでさらに大声になった。

別の売り場のスタッフが何度か『声抑えて』と言いに来たけれど効果なし。私たちの後ろに並んでいたお客さんが『しっ!』と声を上げたけれど効果なし。

そんなに買いたいのなら、もう1回レジに並ぶか、別のスーパーも徒歩5分のところにあるので、そちらに行けばいいのに、と思っていたら、ドイツ語でも英語でもない言語で捨て台詞をはいて出て行った。


もう1つ品薄なのはサンフラワーオイル。ここ2か月くらいはどのスーパーに行ってもオイルの棚はがら空きだった。あるのはオリーブオイルとスーパーによっては菜種油くらい。

先日大型スーパーへ行ったら、プライベートブランドのサンフラワーオイルがあった。
が、あお家が欲しいメーカーのサンフラワーオイルはまだないので、菜種油を購入することにした。オイルの棚には「サンフラワーオイルは1回の買い物につき2本まで」「菜種油は1回の買い物につき2本まで」と張り紙があった。

ソクチくんの実家近くのスーパーでは菜種油もなくなった、と聞いていたので、菜種油2本とオリーブオイル1本の合計3本購入することにした。

レジで『

オイルは2本まで

だから、どれ買う?』と聞かれた。『え?張り紙はサンフラワーオイルと菜種油だけでしたけど』と言ったら、『いや、オイルは種類問わず2本までだから』と言われた。菜種油1本とオリーブオイル1本にしたけれど納得いかないのでインフォメーションカウンターに行った。

『レジ係はオイルは種類問わず2本までしかレジを通さないように指示されているから』と言われた。そして

自分がしていた作業に戻った

ソクチくんが『じゃあ、「オイルは種類問わず2本まで」と張り紙を変えた方がいいと思うけど』と言い始めた途中で『レジ係は...』の返事を作業しながら繰り返された。

日本ではありえないな...と思った。
嫌な気分にはなったけれど、サンフラワーオイルと2か月ぶりくらいに再会できたのはうれしい。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする