ドイツでも結婚式のお祝いと言えば現金が多い。お皿などの物の場合もあるけれど、同棲していたりすると必要なものはすでにそろっているので、現金が多い。婚式用のカードを購入し、メッセージを書き、それにお金を挟んで渡すことが多い。私たちもそうするけれど、付き合いの深さによっては日本のご祝儀袋を用意することがある。
去年、ソクチくんの元同僚の結婚式に招待されたときは、日本で
手ぬぐいでできたご祝儀袋
を買った。今回の友達にも日本でご祝儀袋を購入するつもりだったけれど、日本に行けなくなったので買えなかった。日本食材屋さんにもちょっとした雑貨は置いているので、見てみたけれど、結婚式用の華やかなご祝儀袋は売っていなかったので、私はドイツの普通の結婚式用のカードを買うつもりでいた。
結婚式の1週間前になってもカードを買いに行かないのでどうするのかソクチくんに聞いたら
作る
という。手元にある和紙や折り紙などをかき集め、ネットでご祝儀袋を調べて作成。こんなつぎはぎでいいのかな?と思いつつ、何とか出来上がった。水引は手に入らないので一番困った(マナー違反は承知でリボンかけることも考えた)けれど、手持ちのリボンでそれらしく作った。素人がネットを頼りに手元にある材料のみで作ったものなので、長かったり短かったり太かったりバランスが悪かったりするけれど、友達夫婦は喜んでくれたので良かった。