徒然留学日記

30にしてドイツ留学を思い立ち、その後結婚。日々経験したこと、感じたことをつづっています

サマータイムが始まった

2021-03-28 22:49:17 | Weblog
3月の最後の日曜からドイツではサマータイムが始まる。つまり、今年は今日から。ちなみに、標準時に戻すのは10月の最後の日曜日。

何年か前からサマータイムについて議論がされていて、とりあえず、標準時かサマータイムか、どちらを採用するかは別にして、通年で1つの時間にすることは決定されていた。そして、今年からそれが実施されるはずだったと思うのだけれど、コロナ対策に時間が費やされ、サマータイムの議論は後回しにされたので、今年もサマータイムが始まった。

標準時かサマータイムかどちらを採用するのか決まらない原因の1つは、

EU全体で1つのタイムゾーンにしたい

からだと思う。東西に長いEUで1つのタイムゾーンにするメリットはあるのだろうか、と思う。ロシアやオーストラリア、アメリカなど、東西に長い国では1つの国で複数の標準時があって特に問題なさそうなので、EU内で今まで通り各国ごとに標準時を設けることのどこに問題があるんだろう、と思う(私には理解できないなにかがあるのでしょう)。


私の今の疑問は

今年の10月にサマータイム終了する予定なんだよね?

ということ。今年の秋を楽しみにしよう。
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コーヒーノキの実を収穫する

2021-03-27 16:57:39 | 2人暮らし


ソクチくんの実家にあるコーヒーノキになっている実が熟してきたので収穫した。その数

13個

。コーヒーノキは10年もすると大きくなりすぎるので、育てるのではなくコーヒーにして飲もう、と決めていたけれど、「足りるの?」と言う量。

実から豆(種)を取り出し、一晩水に浸けた。水から取り出したものが写真左上。水に浸けて沈まない豆は傷んでいるそうで、割ってみたら黒くなっていた。

その後、十分乾燥させ(写真右上)、さらに皮(シルバースキン?)を取り除いた(写真左下)。これが焙煎直前のコーヒー豆。

焙煎には焙煎機があるといいのだけれど、さすがにソクチくんの実家にもないので

フライパン

を使った。240度で15分焙煎(写真右下)。フライパンだと常に豆が動いている状態にはならないのでムラができたけれど仕方ない。はぜが足りなかったのか、この時点で

コーヒーの香りはなかった

ので「飲めるの?」と不安になったけれどコーヒーミルで豆を挽いたらコーヒーの香りが出てきた。コーヒーのメジャースプーン1杯弱分できたので、コーヒーを淹れ、ソクチくんと2人で分けた。

後味がちょっと酸味が強かったけれど、思ったよりはおいしかった。
でも、『コーヒー豆は焙煎済みの物を購入しよう』と誓った。


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コロナ-今年のイースター(変更)

2021-03-25 15:53:47 | Weblog
「今年のイースター休暇は木曜スタート」と昨日書いたけれど、

撤回

され、通常のイースター休暇となった。

月曜にメルケル首相と州首相が話し合って今年のイースター休暇は木曜スタート、と決めたけれど、おそらくあちこちから反発があり、水曜の午前にもう一度話し合い、「撤回」のニュースが流れ、お昼過ぎに記者会見があった。

去年の春は、「買い物客を分散させるために日曜もスーパー営業可」ということがあったので、イースター前の木曜を休日にすると買い物客が集中するな、と思っていたので良かった。


さて、ドイツのコロナウィルス感染はかなり増加している。1か月半前くらいは、直近7日間の人口10万人あたりの新規感染者数が50以下の自治体が半分以上あったけれど、今は数える程度。私が住む街も今日、直近7日間の人口10万人あたりの新規感染者数が100を超えてしまった。3日間連続で100を超えると緊急措置として翌々営業日からロックダウンとなる。回避できるといいなぁ。
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コロナ-今年のイースター

2021-03-24 18:21:12 | Weblog
イースターは春分の日の後の最初の満月の次の日曜日とされるため、年によって3月末から4月中旬すぎくらいまでの間で異動する。今年のイースターは4月4日(日)。4月2日(金)は聖金曜日と呼ばれ、祭日。この日は

パーティやクラブなどは禁止

され、静かに過ごす日となっている。3日(土)は、通常の土曜日。5日(月)はやっぱり祭日。ドイツでは、祭日や日曜はお店が閉まるのでいろいろと計画的に買い物に行かないと食いっぱぐれることになる。イースター前の木曜は、スーパーはとても混雑するので、あお家は水曜に買い物に行くことにしていた。

が、今年は新型コロナウィルス蔓延に対する対策として聖金曜日前日の

4月1日(木)が休み扱い

となり、

スーパーも閉店

となることが発表された。4月1日が公的に臨時の祭日となるかどうかはまだ決定ではないらしいけれど、スーパーも閉店になることにちょっとびっくりした。3日の土曜日は食料品を扱う小売店は営業可らしいので、木曜日にスーパーも閉店させる方針がますます理解できない。ガソリンスタンドは営業できるようなので、ガソリンスタンドに併設されているコンビニ的なお店では買い物できるようなので、どうしても困ったらそこだろうな。

あお家は、混雑を避けるためにイースター前の火曜とイースター後の水曜(イースター明けの火曜は混雑する)に買い物に行く予定だけれど、あお家の冷蔵庫にある冷凍スペースが小さいことが痛い。

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ブラッドオレンジ-3年

2021-03-22 15:35:21 | 植物成長日記


ブラッドレンジ種まきから約3年が経った。去年の春時点では3本残っていたけれど、その後1本枯れ、

あお家に1本、ソクチくん実家に1本

残っているのみとなった。今年の写真のブラッドオレンジは、去年の写真の個体とは異なる。去年の時点では今残っている個体のほうが葉っぱが出ずに「枯れかけている」と思っていたけれど、生命力って分からないものだな、と思った。

でも、この個体はいつも

育っては枯れ、育っては枯れ

を繰り返すのでなかなか多くならない。今は新芽があちこちから出ているけれど、どのくらい育つんだろう。

ちなみに、ソクチくんの実家で育ててもらっている個体は、

かなり大きく、葉っぱも濃い緑のつやつや

で、とても元気そう。義母、植物を育てるのうまいなぁ。

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ドイツの宅配サービス

2021-03-18 16:30:01 | Weblog
宅配サービス事情は、地域や配達員によって大きく異なるけれど、私が住んでいる地域では、集合住宅に配達があると配達員は

複数の世帯の呼び鈴を一気に押す

事が多い。「誰かが受け取ってくれればOK」な感じ。あお家が住んでいるアパートは大家さんとあお家の2世帯のみ。大家さん宅に宅配があってもあお家も呼ばれることが多い。2,3年ほど前には、呼び鈴が押され、私がインターホンに「はい」と返事をしても応答がなく、それでも、と思って玄関まで行くと誰もいなく

不在票

が残されていることが何回かあった。インターホンまでの10秒も待てないのか…基本、再配達はないので、翌日10時以降に最寄りの郵便局に受け取りに行くことになるのだけれど、

翌日10時に行っても荷物が届いていない

ことが多いので、お昼前に行くことが多かったけれど、お昼に行ってもまだ受け取れなかったこともあった。こういうことが続いたので、郵便局の人に言ったら、『

同様のクレームが他にも何件か来てる

ので、配達会社に伝えます』と言われ、その後は改善された。


去年からコロナウィルスが流行りだし、宅配は基本、非対面となった。配達員が呼び鈴を押し、反応があったら荷物を置いて立ち去るので、配達員と顔を合わせることはない。

去年の12月23日(水)、荷物が届いた。いつものように配達員はいなく、荷物だけが置かれていた。ガブリエラさん宛て。

住所はあっているけれど、ガブリエラという名前の人はいない

。クリスマス時期なので、大家さんの知り合いからのプレゼントの可能性もあると思い、すでに別荘に行っていた大家さんに連絡してみたけれど、知らない、というので、発送元のアマゾンサポートサービスに連絡してみた。電話で連絡をもらえるようにオンラインで連絡し、

「送信」のボタンを押して3秒後

に電話がかかってきた。仕事早いな。
ソクチくんが状況を説明した後の会話。
アマゾン:他の世帯かもしれないよ。玄関に置いておいたら本人が持って行くんじゃないの?
ソクチ:さっきも伝えたけど、ここは大家さんと家だけで、どちらにも○○という苗字の人はいない
アマゾン:じゃあ、受け取らなければよかったのに。なんで受け取ったの?
ソクチ:だから、荷物は玄関先に置かれていて、配達員とは顔を合わせていないんだ

ようやく状況把握ができたようで、返送用のラベルをメールで送ってもらい、午後郵便局に行った。郵便局の明かりはついていて、職員のいつものお兄さんが荷物の仕分けをしているのが見えたけれど、入り口に鍵がかかっていて入れない。

水曜は12時半までの営業

で、閉店中だった…
ソクチくんが窓から店内を伺ったらお兄さんと目が合ったのでちょっと手を挙げたら

電気を消され

お兄さんは奥の部屋へ…1回閉店中に開けたら今後も期待されるから、正しいとは思うけれど、私たちも自分たちのせいで来ているわけではないのに、ともやっとした思いは残った。
仕方ないので、翌日クリスマスイブに開店時間前から並んで返送した。

そしてつい先日、このガブリエラさん宛ての荷物が再び届いた。玄関先に置かれている荷物がガブリエラさん宛てであることを確認し、配達員はまだ近くにいるはず、と、探したら道路の反対側を小包を持って小走りしている配達員を見かけたので『すみませーん』と声をかけた。

『住所はあっているけれど、この苗字の人はいない』と伝えたら、表札を確認し、荷物のバーコードをスキャンし、持ち帰ってくれた。よかった。

というか、ガブリエラさん、誰なんだろう、と思う。私たちがこの部屋に引っ越してすでに10年。私たちの前に入居していた人はガブリエラさんではない。不思議。

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お茶を買う

2021-03-16 18:18:07 | 2人暮らし


あお家のお茶事情は、ソクチくんが出勤している日は私は緑茶(面倒な時はおさ湯)、ソクチくんはオフィスに緑茶を含め何種類か茶葉を置いているので、適当に入れる。ソクチくんが自宅にいる日はティーポットにお茶を入れておいておく。

コロナ前はソクチくんの実家方面にあるお茶屋さん(個人店)で購入していたけれど、去年秋に

駅前再開発のため閉店

となったらしい。良いお店だったのに残念。
お茶屋さん閉店と言えば、私の両親が緑茶を買っていたお店も店主高齢のため閉店となったらしい。今飲んでいる緑茶は別のお店でも買えるので不便はないとはいえ、こちらも残念。

さて、コロナでお茶屋さんに行けず(そしてお茶屋さん閉店)、でもソクチくん在宅で緑茶以外の茶葉が尽きてきたので、ドイツの有名なお茶屋さんTeaGschwendnerに行ってきた。街中にも大きな店舗があるけれど、自宅から歩いて20分くらいのところにもこじんまりとした店舗があるので、散歩がてらそちらに行ってみた。

すでに袋詰めにされている茶葉もあったけれど、量り売りがメインだった。

私たちが今回買いたかったのは
・アールグレー
・ダージリン
・フルーツティ
・ハーブティ
だった。

アールグレー、ダージリンはそれぞれ5,6種あったけれど、あっさり決まった。

私は以前はフルーツティは好まなかったけれど、頂き物の茶葉セットの中にあった洋ナシのフルーツティがおいしく、「おいしいフルーツティもあるのか」と、おいしいフルーツティを探すことにした。ハイビスカスの酸味が私好みではないんだろうな、と思い、前に行っていたお茶屋さんで「ハイビスカスが入っていないフルーツティ」を薦めてもらったところ、とてもおいしかった(白桃)ので、今回も「ハイビスカスなし」のフルーツティを薦めてもらった。

ハイビスカスが入っていても酸味のないものを選んでもらったら

10種類以上

あった。その中から今回購入したのは「洋ナシ(写真右下)」と「ブラッドオレンジ(写真右上)」の2種類。香りは全く異なるけれど、見た目はあまり変わらないなぁ。100g購入したけれど、お茶の淹れ方を見ると、

1リットルにつき20g使用

となっている。つまり、5回分。
とはいえ、私もソクチくんも濃いお茶は好まないので、気持ち薄めに淹れてみた。

洋ナシの方はおいしかったけれど、ブラッドオレンジは色はきれいだし香りもとてもいいけれど、口に含むと

お湯?

というくらい味が薄かった。2回目淹れた時は1回目より濃くしたけれど、印象は変わらなかった。次は別の種類を購入しよう。

購入したハーブティはざっくり日本語に訳すと「オーストリアの山のハーブティ(写真左)」と「グルメなハーブティ(写真真ん中)」。オーストリアの方はレモンバームがメインで、グルメの方はレモングラスがメイン。

ハーブティも、以前は私は好まなかったけれど、ドイツに来てから友人が庭で摘んだばかりのミントで淹れてくれたお茶がおいしかったり、今飲んでいるペパーミントを乾燥させただけのお茶もおいしかったりするので、オーストリアの方を飲んでみたけれど、予想通りの味だった(可もなく不可もなく)。ハーブティはソクチくんのオフィスに持って行ってもらおう。

とりあえずお茶のストックができてよかった。

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コロナ-現行の制限措置延長と一部緩和

2021-03-11 16:39:57 | Weblog
前回の制限措置が基本的に今月28日まで延長となった。ドイツの新規コロナウィルス感染者数は一時よりもずいぶん減ったものの、変異株が優勢になってきたようで気が抜けない。しかもここ数日は若干増加中。

私が住む街も、2月半ばには直近7日間の人口10万人あたりの新規感染者数が30くらいにまで順調に減り、数日間その数字を維持できたので、「次の目安の25までもう少し」と思ったけれど、

その後1週間弱くらい

で50を超え、しばらくは55前後だったけれど、じりじりと増加し、昨日今日は70となった。本当、増えるときはあっという間。

そんな中、髪の毛カットの予約を半年ぶりにした私(予約をしたときはまだ50を少し超えたくらいだった)。電車にも乗るし少し心配。


さて、今週から新たなルールが有効となっているドイツ。地域によって新規感染者数が多かったり少なかったりするので、地域ごとに措置を緩和できるようになった。措置の緩和は5段階あり、直近7日間の人口10万人あたりの新規感染者数を14日間50以下または50~100で維持できると次の段階に進める。直近7日間の人口10万人あたりの新規感染者数が3日連続で100を超えると「非常ブレーキ」として、先週まで行われていた措置に戻る。

段階ごとの措置の緩和は細かすぎてよく分からないし、直近7日間の人口10万人あたりの新規感染者数が50または100前後を行ったり来たりしている地域はちょっと大変だな、と思う。

今回のお知らせの中に、

コロナ迅速検査

があった。「段階的緩和」の中にも「同日に迅速検査を受ける」ことで受けられるサービスもある。この迅速検査、「無症状の人は、一週間につき最低一回の迅速検査を受けることが可能となる。3月8日以降、費用は連邦が負担」らしいけれど、どんな検査でどこで受けられるのかについては今のところ

不明

(あまり興味がないので積極的に調べていない)。

ホームオフィスは4月30日まで推奨(雇用者は、その業務が許す限りにおいて、従業員がホームオフィスで働くことを可能としなければならない)されているので、私は4月末までは今まで通りの生活かな、と思う。


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判決が出る

2021-03-03 16:18:23 | ソクチくん
12月中旬頃にソクチくんが証人として出席した裁判の判決が出た。

1月中旬にソクチくんの元勤務先の会長から「判決は1月下旬に出るから、判決が出たらまた連絡する」と連絡があったけれど、その後音沙汰なかったので、もしかして負けたのかな、とも思っていた。でも、そのメールに添付されていた裁判所からの文書を読むと、裁判を起こした会社側が、『2月なら国外にいる元社員を呼んで証言させることができる』と裁判所に訴えたらしいけれど、裁判所は『

その必要はない

』と一蹴していたので、ソクチくんたちの証言で十分ならソクチくんの元勤務先が負けることはないだろうとも思っていた。


先日、ソクチくんの元勤務先の会長からメールが来た。

全面的に勝った

らしい。よかった。

このメールにも裁判所からの文書が添付されていて、その文書にその判決に至った理由が書かれている。

理由の1つは、すでに元勤務先を退職しているソクチくんは元勤務先についてあえて有利な証言をする必要はなく、証言内容の信頼度が高い、ということだった。確かにソクチくんは退職したけれど、円満退職だったし、転職先では職種は違うとはいえ業界的には同じで、先日は元勤務先の社長を含んだグループミーティングもしていて関りが全くないわけではないので、この理由は意外だった。

とはいえ、裁判を起こした会社は
・測器を壊した人はうちの社員じゃない(ソクチくんと元同僚が『測器にぶつかった人はその会社の上着を着ていた』と証言したら、『その上着は現場に放置されていたもの』と反論)
・ソクチ氏は元勤務先の社員じゃない
・元勤務先は(誰かが)壊した測器の所有者ではない
と、びっくりするような主張をしていたので当然の結果だと思う。

裁判を起こした会社は、ソクチくんの元勤務先に測器の修理代や代わりの測器が到着するまでソクチくんたちが現場で待たされた時間の補償、ソクチくんの元勤務先の弁護士料、督促状の切手代などと、

金利+5%

の延滞金を支払うことになった。その会社は裁判費用も支払うことになったので大損害だと思う。そもそも勝てると思って裁判を起こしたのかとても気になる。

まだ控訴できる期間ではあるけれど、ソクチくんの元勤務先の弁護士は『十中八九控訴はしない』とみている。

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