ツェルマットと言えば、マッターホルン。氷河特急の中からも見えて、母と大興奮した。氷河特急で夕方到着したので、その日はツェルマットのマッターホルンスポットへ行ったくらい。
翌日は朝から電車に乗り、ゴルナーグラートへ。鉄道でアクセスできる屋外の展望台としては、ヨーロッパでもっとも高いところにあるらしい。
ゴルナーグラートに到着したら、
犬が2頭
待っていた(ちなみに、1頭はまだ8カ月の子犬らしい)。観光客と一緒に写真を撮るらしい。日本人のツアー団体も集合写真を撮っていた。私たちはそこからもう少し上にある展望台へ行った。そこにも
犬が1頭
いた。母が『撮ってもらおうよ』と言い出したので、値段と写真の受け渡しの確認をした。
・写真1枚15フラン
・気に入らなければ購入しなくてもよい
・受け取りはツェルマットのメインステーション近くのお店で午後3時以降
ということで、何の問題もなさそうだったのでお願いした。
犬と一緒に2枚、犬なしで2枚撮影した。エロスという名前の犬で、若いのか、
なかなか言うことを聞かない犬
だった。
夕方、写真を確認しに行ったら、3枚あり、結局3枚購入した。なかなか言うことを聞かなかった犬もちゃんと恰好よく写っていた。
ゴルナーグラートを降りた後、ホテルで休憩を兼ねお昼を食べ、地下ケーブルカーでスネガへ。ここへは私が20歳のとき来て、スネガからツェルマットまでハイキングをしたところ。懐かしい。一緒にハイキングした友達はもう、3人の子供の母親になった。スネガ近くのライ湖を見て、ハイキングをすることを決めたけれど、当時、この湖で逆さマッターホルンが見られるなんて知らなかった。
写真は、ライ湖に写った逆さマッターホルン。写真では雲が多く写っているけれど、実際はそうでもなく、風もなく、比較的きれいに逆さマッターホルンが見えたと思う。ライ湖は
水たまり?
と思うほど小さかった。湖の周りの草の生え具合から考えると、通常はもう少し水が多いのだと思う。
そして、地下ケーブルカーの駅からこのライ湖へ、
リフト
ができていた。ライ湖へ降りてきたときは気がつかなかったけれど、登るのも大変だな、と思い、料金など聞こうと思い、リフトに近付いたけれど
無人
だった。どうやら、エレベーターのようにボタンを押し、行き来すればいいらしい(無料)。
写真はスネガで見つけた、ツェルマットのマスコット(?)マーモット。どしどし走る姿もかわいらしかった。
高山植物も思ったよりたくさん咲いていて、きれいだった。
その後、ツェルマットの町を散策し、ねずみ返しの小屋も見に行った。1軒だけが名所なわけではなく、その辺り一帯が17世紀くらいの建物になっていて、いい感じになっている。そのうちの1軒は、
ウィークリーマンション
になっていた。写真がかかっていたけれど、中はリフォームされていてとてもきれいそうだった。