徒然留学日記

30にしてドイツ留学を思い立ち、その後結婚。日々経験したこと、感じたことをつづっています

クリスマス-24日

2009-12-31 00:39:50 | Weblog
友達カップルが、『24日、予定がないのなら、クリスマスディナーを食べにおいでよ』と招待してくれた。大勢でパーティみたいな感じになるのかな、と思ったけれど、集まったのは、友達カップル、友達カップルの友達、私たちの共通の友達と私、の計5人で、本当にディナーだった。

彼らのフラットは初めて行ったけれど、広くてびっくり。彼らは一緒に暮らし始めて何年も経っているせいか、何もかもそろっていた(ウィーもあった)。私も、彼らと同じ年数ドイツにいるはずなのに、この差は何なんだろう。

彼女は料理がとても上手で、彼女の国の料理を4種類(魚料理も含む)作ってくれ、彼氏は彼氏で、彼の国の料理を1種類作ってくれた。

どれもすばらしくおいしかった

デザートは、キャッサバのケーキみたいなもの。これもおいしかった。『甘すぎない?』と聞かれたけれど、甘すぎず、とてもおいしかった。どれもおいしすぎ、私は、

食べ過ぎて若干胃が痛くなった

5人集まったけれど、料理は、それぞれの料理で5人分くらいありそうなボリュームだったので、もちろん残ってしまったけれど、友達が

容器に詰め、持ち帰らせてくれた

自分たち2人ではこんなに食べきれないし、冷蔵庫に入れておけば2日くらいは大丈夫だから、と。とてもうれしかった。さらに、



までくれた。久々に彼女たちと話が出来、楽しいクリスマスディナーだった。

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2009年のクリスマス

2009-12-30 00:22:21 | Weblog
ドイツでは、24日はお店は午後1時か2時に閉店し、公共交通機関は土曜日の時刻表で運行され、25日、26日は祭日(お店は閉店)。そして、今年は27日が日曜だったため、

3.5連休

となった。ここで考えなくてはならないのが、食料。お店が開かないので、その分を買いだめしておかないといけない。私も、24日の午前までに、野菜や小麦粉、パスタなどを買い込んだ。

が、結局、予定がばたばたと入り、その3.5連休のうち、自分で料理したのは

2回のみ

だった。思ったより料理をしなかったから、食材があまってしまった。

同居人も、クリスマス休暇のために買いだめをしたようで、

冷凍室にパンがぎっしり

詰まっていた。しかも、バゲットは長いためか、ビニール袋に入れず、むき出しのまま冷凍。気にならないのだろうか。
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クリスマスマーケットへ行く-その3

2009-12-29 00:37:52 | Weblog
極寒のクリスマスマーケットはとても寒かったし、もう12月半ば過ぎだったので、『今年のクリスマスマーケットはこれでおしまい』と思っていたある日、同じ研究室にいた人からメールが来た。

中世のクリスマスマーケットに行こうよ

・・・。寒いし、そこのクリスマスマーケットは今年、もう2回行ったんだけど。と思ったけれど、せっかく誘ってくれたし、他に誘われた人も『行く』というので、行ってきた。

寒くなかった

それに、3回目の今回ですら、『初めて見るもの』があり、楽しかった。例えば、直径50cmくらいの円周上に12個くらいの小さな家が配置され、真ん中に小さなネズミを置き、そのネズミがどの家に入るか、を賭けるもの。要は、

子供のギャンブル

他にも、丸太の上にお店の人(大人)と子供がまたがり、砂袋のようなものでお互いを叩き落とすゲームなどがあった。お店の人に子供が勝つのは難しいだろうな。

去年は7人くらいで行ったクリスマスマーケット。今年は4人だった。多分、来年は誰も残っていないだろうな、と思う。


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from scratch

2009-12-28 00:32:50 | 英語・ドイツ語
その誕生日パーティに私のインド人の友達も呼び、彼に、『うどんはね、1から作ったんだ』と伝えたとき、from scratchを使った。日本で習った気がしたし、ドイツに来てから友達も使っていたので、私も使ってみた。

from scratchは機械を1から作るときに主に使われて、食べ物には使わないよ

と言われた。しかも、食べ物に使うと、

ゴミから作り出した感じ

になってしまう、という。へぇ、そうなんだ、と思ったけれど、『でも、使っている人、いるよ』と言ってみたら、

それはアメリカ英語。standard Englishでは使わないよ

そうか、イギリス英語がstandard Englishなのか。インドはイギリス英語だからな。
とりあえず、from scratchのことは覚えておこう。

ちなみに、食べ物を1から作るときは、

homemade

を使うらしい。言われてみればその通りだ。

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誕生日パーティ

2009-12-27 00:29:40 | Weblog
日本人の友達が日本から遊びに来ている友達の誕生日パーティを開き、日本食を作る予定、というので、手伝いも兼ねて行って来た。

違う大学の寮なので、造りも全く違っていて、面白かった。部屋自体は私が住んでいた寮のほうが大きい。その寮は、4人でシェアなので、キッチンはそれほど大きくはないけれど、キッチンにソファやイスが置いてあり、こじんまりとしたパーティなら問題なさそう。

作った料理は、ピザ、お好み焼き、スープ2種、サラダ、うどん。

主催者達は、うどんを小麦粉から作るのは初めて、という。前に私が友達と作ったとき、とにかく時間がかかった印象があったので、パーティ開始1時間前からこね始めるのはどうだろう、と内心思った(ちゃんとアドバイスもした)。

出来上がりは、正直、イマイチだった。『こし』とは違う、うどんの硬さが際立っていた、と私は思う。捏ねも、寝かす時間も足りなかったように思う。
ピザやスープはおいしかった。特に、トマトベースに味噌や醤油を入れたスープは抜群だった。

招待した人の人数に比べて、食べ物も飲み物(特にソフトドリンク)が足りなかったけれど、普段とは違う人達に会えてとても楽しかった。特に、あんなにたくさんの日本人と会ったのは何年ぶりだっただろうか。

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ジム-会費引き落としのトラブル

2009-12-26 00:05:28 | ジム・サウナ
ジムに通おう、と一念発起したけれど、風邪を引いたり、忙しかったり、で、全く行けていなかったある日、ジムから電話がかかってきた。

会費、支払いに来てください

と。え?私、1年間分を引き落としで1回払いする契約だったのですけど・・・と思い、ジムに行ってみた。

500ユーロくらいを支払わないといけないのに、銀行から引き落とされているのは110ユーロくらいだった。しかも、1回払い契約のはずが、月払いにコンピュータ上なっていた。

もう面倒だから、解約できないかな~と思い、聞いてみたけれど、やっぱりダメだったので、おとなしく支払うことにした。が、話を聞いてみると、契約のときには聞いていなかった(体力チェックなど)ことがたくさん出てきた。ある意味、ラッキーだったかも。

さて、残りの支払いをしないといけない。私は、『総額-引きとされた金額』で、380ユーロくらいを支払えばいいんじゃない?と単純に思っていたけれど、受付の人は、内訳を気にし始めた。

どうやら、引き落とされた110ユーロの内訳が分からないらしい。入会費+1か月分の会費だと引き落としが多すぎるし、入会費+2か月分の会費だと引き落としが少なすぎるらしい。ああでもない、こうでもない、とすること

約1時間

何でこんなに時間がかかるの?
結局支払う金額は、『総額-引きとされた金額』。最初からこの計算でよかったのに。

私は銀行引き落としをお願いしたけれど、ジム側は、

引き落とし出来ないから、現金で払ってくれ

という。嫌だな、と思ったけれど仕方ないので、近くのATMでお金を下ろし、支払い。
これで終了、と思ったけれど、また翌日、ジムから『会費を支払ってください』と電話が来た。大丈夫か、このジム。そして、その2週間後、銀行口座を確認したら、

35ユーロ、引き落とされている

ことを発見。再びジムに行ったら、前回対応してくれた人がいたので、比較的話がスムーズに進んだけれど、そのスタッフ曰く、

この引き落としは、銀行側のミスだから、銀行に行って『返金してください』と言って

という。そうなの?そんな、『返金してください』で、銀行は返金してくれるの?と、半信半疑で銀行に行った。

あっさり返金

へぇ。念のため、ジムのスタッフに、『35ユーロは間違って引き落とされたので、返金してあげてください』というメモを書いてもらったけれど、それすら必要なかった。

今年はあと何回、ジムに行けるかしら。

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サンタクロース?ニコラウス?

2009-12-25 00:00:43 | Weblog


ドイツでは、プレゼントは12月6日にニコラウスが持ってくることになっている。クリスマスには、WeihnachtsmannかChristkindがプレゼントを用意する(らしい)。Weihnacht=クリスマス、Mann=男性、Kind=子供。

写真のサンタクロースの格好をしているのは、メンザ(学食)でもらったチョコレート。12月初めに1つと今週2つ、全部で3つもらった。1つ60gだから、全部で180gだ。幸せ。クリスマス時期になると、各チョコレートメーカからこのようなサンタ型のチョコレートが売られる。

このサンタ型チョコはニコラウスなのか、サンタクロースなのか、ドイツ人男性4人に聞いてみた(20代前半、半ば、後半、40代前半)。

『ニコラウスだ』とはっきりと言い切ったのは20代後半の人のみ。では、サンタクロースとニコラウス、外見は同じなのか、違うのか、に関しては、20代半ばの人は、『ニコラウスは茶色い服を着ている』と言っていたけれど、残りの3人は、『ニコラウスもひげを生やして赤い服を着ている』と。20代後半の人も、ニコラウスとサンタクロースは似た外見、と言っていたけれど、チョコレートは『ニコラウス』だと。なぜなのでしょう。

ニコラウス(の日)は、ドイツの伝統なので、両親が育った地域、家庭でそれぞれ違うのかな、と思う。40代前半の人は、『ニコラウスは、プレゼントと



を持ってくる。で、子供に、「1年間、いい子にしていたか?」と聞き、いい子にしていなかった子供を鞭でたたく』という。結構怖いわ。ちなみに、この彼が言うには、ドイツには、Weihnachtsmannだけでなく、Weihnachtsfrauもいる、という。Frau=女性。
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極寒のクリスマスマーケット

2009-12-24 00:02:39 | Weblog
同じクリスマスマーケットに、今度は研究室の人と一緒に行った。行った日は、ものすごい寒波が来ていた日。当初の予定では、3時間くらい過ごす予定だったけれど、

2時間で切り上げた

同僚たちは、グリューワインのカップを持って帰ったけれど、途中で、

カップに少し残っていたグリューワインが凍った

ドイツ人の同僚は、

こんなに寒いクリスマスマーケットは記憶にない。多分、一番記憶に残るクリスマスマーケットだろうね

と言っていた。本当に寒く、歩いても歩いても温まらなかった。後で友達に聞いてみたら、

マイナス18度

だったらしい。マイナス18度が最低気温なのか、最高気温なのか、平均気温なのかは分からないけれど、相当寒かった。寒すぎて私は言葉が出なかったけれど、ドイツ人の同僚は、

日本人って強いね

と言っていた。私が全然『寒い』と言わなかったから、らしい。そういえば彼は、体調が少し悪かったせいもあると思うけれど、『寒い、寒い』とずっと言っていた。

本当、記憶に残るクリスマスマーケットになりそうな気がする。

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クリスマスマーケットへ行く-その2

2009-12-23 00:01:08 | Weblog
前回、中世のクリスマスマーケットに行ったとき、また別の近くの街のクリスマスマーケットに行こう、ということになった。私もそこは、3年ぶりくらいのクリスマスマーケット。

私が住んでいる街のクリスマスマーケットとも、中世のクリスマスマーケットとも異なる、イルミネーション(単色)がきれいに施されていて、とてもロマンティックなクリスマスマーケット。

クリスマスマーケットに向かうSバーンの中で、ドイツ人の男の子が、

この前、お母さんと焼いたんだ

と、レープクーヘンを差し出してくれた。レープクーヘンは、ドイツのクリスマスのお菓子で、スパイスが効いている。とりわけおいしい!と思ったことはなかったけれど、彼のレープクーヘンは、

改良に改良を重ねたレシピ

らしく、お世辞抜きでとてもおいしかった。12月にしか作らない、というのがもったいないくらい。

別のドイツ人と合流し、クリスマスマーケットに向かった。彼は、2時間くらいのマーケット散策中に

5,6杯くらいグリューワインを飲んだ

マルクトによってグリューワインの味が違うから、飲みたい気持ちは分かるけれど、5杯って。しかも、ただ、グリューワインの飲み比べをするのではなく、トッピングに生クリームをオーダーできるところではオーダーしたし、スウェーデンのグリューワインを飲めるマルクトではスウェーデンのものをオーダーすることを忘れない。

このドイツ人たちは、前回の中世のクリスマスマーケットでもそうだったけれど、

ぽんぽんといろいろ買う

ソーセージも食べたし、グリューワインも飲んだし、アーモンドや栗も買って食べた。1年に1回の楽しみだからだろうか。

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クリスマスエクスカーション

2009-12-22 10:03:49 | Weblog
今年も研究室でクリスマスエクスカーションが開催された。10月末くらいに、そのエクスカーションを手配しているポスドクが、

今年はゼクト(スパークリングワイン)工場に見学に行く

と、連絡をくれた。まぁ、普段行けそうにないところだし、面白そうかな、と思い、参加することにした。

エクスカーション1週間前、同僚のドイツ人が、

エクスカーション代、いくらだっけ?

と聞いてきた。『え?有料なの?』と思ったけれど、5ユーロくらいかな、と想像し、秘書さんに聞いてみた。

12ユーロよ

え?12ユーロ?ちょっと高くない?聞き間違いか?などといろいろ思ったけれど、やっぱり12ユーロだった。


当日。そのゼクト工場がある街のクリスマスマーケットを1時間ほど見た後、ゼクト工場へ。ガイドさんが説明してくれたけれど、ドイツ語だったのであまり理解できなかった。数少ない、理解できたことで一番『おぉ』と思ったのは、

ブドウ畑から直接パイプでブドウを輸送するから、トラックは不要

ということ。

ゼクトの試飲をし、ツアーが終わるとショップへ。スーパーマーケットで買うよりも確かに安いらしいけれど、それでも、

一番安いゼクトで9.8ユーロ(750ml)

学生には高い。買っていたのは、やはりポスドクと教授のみ。
正直、12ユーロ払ったから、小さいビンのゼクトくらいはお土産があるかな、と思っていたけれど、それもない。純粋に、1時間弱の工場見学と1杯のゼクトの試飲で12ユーロ。高かったなぁ(後日、インド人も『高かったよね』と言っていた)。

その後は、レストランへ。オーダーをし終わった後、料理が来るまでの間、研究室の人が用意してくれた『気候変動に関するクイズ』をした。全部ドイツ語だったから、ペアになったドイツ人にほぼお任せした。4択問題が10問程度。私たちは2問間違えた。教授は当然ながら全問正解。

そうこうしているうちに、料理が運ばれてきた。こういうとき、ドイツだなぁ、と思うのは、

サーブされた人から食べ始める(みんながそろうのを待たない)

今回、私は比較的早めにサーブされた。が、フォークがないことに気付き、フォークをお願いしようとしたら、隣に座っていたドイツ人が、フォークを差し出し、『これ使って』という。私は、ウェイトレスさんに頼めばいいや、と思っていたので、断わったら、今度は、

近くに座っていた教授からフォークが差し出された

『冷めるから、早くこれで食べて』と。さすがに、教授のを使うのは、と思い、隣のドイツ人のフォークを使って食べ始めた。

料理もおいしかったし、教授や普段話をしないポスドクと話が出来たり、と、それなりに楽しかったけれど、結局このエクスカーションで

30ユーロ近く使った

ことが満足感を下げる。忘年会を日本ですることと比べれば、30ユーロは安いと思うけれど、やっぱり高かったな、と思う。

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