徒然留学日記

30にしてドイツ留学を思い立ち、その後結婚。日々経験したこと、感じたことをつづっています

新しいタンデムパートナー

2015-09-30 14:47:24 | タンデム
最近新しいタンデムパートナーができた。

イタリア人

の。でも、言語は日本語とドイツ語。イタリア語を習ってもいいかな、と思わなくもないけれど、とりあえずはドイツ語でお願いした。

私には2週間に1回くらいタンデムをするドイツ人のタンデムパートナーがすでにいる。2週間に1回、というのが怠け者の私にはちょうどいいし、気が向いたら家でソクチくんとドイツ語で話せばいいのでタンデムパートナーを増やすつもりはなかった。

が、日本人の友達が帰国することになり、彼女から『月に1回とかでもいいから、会ってもらえないかな?彼女には変な日本語を覚えてもらいたくないからあおちゃん、タンデムを引き受けてもらえないかしら』と打診があった。『私の日本語はそれほどきれいではないけれど、家も近いみたいだし、月に1回でよければ』とイタリア人タンデムパートナーを紹介してもらった。そして現在、

週1回

のペースで会っている…
しかも、朝食またはランチを食べながらなので、2時間半から3時間。毎週だと疲れるな、と最初の頃は思っていたけれど、彼女は話し上手だし、日本語も私が出会った外国人(配偶者が日本人を除く)の中で一番上手なので、それほど疲れない(逆に楽しい)。電話もたまにするけれど、

すべて日本語

でOK。

ちなみに、彼女の日本語学習のきっかけは、あるアイドルグループとある俳優さんにはまったことらしい。彼女はその俳優さんの

ファンクラブ会員

でもある。彼女の話だと、彼女がヨーロッパでただ一人の会員らしい。いつか、その俳優さんのファンミーティングと、そのアイドルグループのコンサートに行くのが夢らしい。

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ミュンヘンで友達に会う

2015-09-28 11:40:14 | Weblog


3月のクラス会で元クラスメイトの1人がドイツに住んでいることが分かった。
が、誰もドイツのどこに住んでいるのかは知らなかった。彼女と仲の良かった人に連絡先を聞いてみたけれど、『う~ん。Lineのしか分からないんだよね』と言う。『今わかるのは日本の携帯の番号だけ』というので、一応携帯の番号を教えてもらい、ドイツでSMSを送ってみたけれど、案の定音沙汰なし。日本の携帯をドイツでも使えるようにはしないよね。

クラス会からしばらくして幹事から『SNSでつながったよ!』と連絡が入り、私も彼女と連絡が取れるようになった。

9月上旬のある日、彼女とミュンヘンで会った。10数年ぶりなので、すぐに分かるかなぁ、と心配したけれど、お互いすぐに分かった。たぶん、約束をしていないと『あれ?似ている…』と思うくらいだろうけれど、会う約束をしているので逃す心配はなかった。

あれこれと話をしていると、『クラス会での担任の先生の話、いろいろなことがごちゃごちゃになって記憶が変わっちゃってるね』ということが多々あった。私もそうだけれど、20年も経つと記憶が上書きされてしまう。

ランチとお茶であっという間に時間が経ち、彼女が帰る時間になった。私はまだ時間があったので、アルテ・ピナコテークへ行った。アルテ・ピナコテークはもともとはヴィッテルスバッハ家の収蔵品を公開するための美術館。デューラーやルーベンスなどの作品も収蔵している。私は見学には1時間ほどしか使えなかったので、すべての作品をざっと見るのが精いっぱいだった。


私がミュンヘンに行った日は、難民が数万人ドイツに到着したほぼ初日だった。現在は、ザルツブルク/ミュンヘンの電車が運休(10月初めまで)していたり、オーストリアとドイツの国境でパスポートコントロールがあったりするけれど、その日は普通に電車は動いていた。駅も街も「いつも通り」だったので少し驚いた。

私が帰りの電車の乗り場を探そうと掲示板を見上げていた時、8人くらいの警察官がとあるプラットフォームに向かって走って行った。そこには、オーストリアからの電車が止まっていて、人だかりができていて、その写真を撮っている人もいた。そのプラットフォームにもすでに警察官はいたから、結構な人数の警察官がいたけれど、特に混乱もなく、しばらくしたらオーストリアに向けて電車が出発した。

たくさんの難民が一気にドイツに来たけれど、(失礼ながら)意外にもきちんと対処できているんだな、と思った(当時)。
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面白かった会話

2015-09-25 13:09:33 | 英語・ドイツ語
バスに乗っているときに、3歳くらいの男の子を連れたお母さんと年配の男性も乗ってきた。お母さんと男性は顔見知りのようで、挨拶をしていた。男性はショッピング帰りのようで、たくさん荷物を持っていて、そこからアイスクリームを1つ取り出し、男の子にあげた。

お母さんが男の子に:Wie sagt man? (何て言うの?)
男の子が男性に:Danke. (ありがとう)
男性が男の子に:Das ist falsch. (それは違うね)

私は隣で聞いていて、『じゃあ、何て言うんだろう』と思っていたら男性が

Mehr. (もっと)

と男の子に言っていて思わず吹き出してしまった。なかなか面白い会話だった。

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電気代-2014~2015年

2015-09-23 10:53:17 | 2人暮らし
ドイツでは、電気や水道、暖房代は月々定額を支払い、年に1度過不足を清算する。そして、前年の使用量を基に翌年の月々の支払額が決定される。

私たちのアパートの電気代は7月末が締めになっている。7月の下旬に電力会社からお知らせが届き、

自分でメーターの数値を読み取り

連絡した。
ドイツでは検針員を見たことがないけれど、ごまかす人はいないのだろうか。

さて、私たちの2013年8月から2014年7月の電気使用量は2,065kWhだった。2014年8月から2015年7月までの使用量は

1,373kWh

だった。そして、今年8月からの電気代が15ユーロほど安くなった!

なんでこんなに使用量が減ったんだろうね、とソクチくんと話したところ、去年購入した

冷蔵庫

だろう、と言うことになった。さすがに新しい冷蔵庫は消費電力が違う(以前の冷蔵庫は大家さんのもので、おそらく10年以上使用していたもの)。1日中使うものだからその効果がすぐに現れ、今の冷蔵庫は私たち負担で購入したけれど、元が取れたと思う。

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友達の誕生日パーティに行く

2015-09-21 13:06:21 | Weblog
元同僚のクロアチア人から誕生日パーティのお誘いが来た。

『久しぶり!元気だった?』などと会話した後、『1年以上会っていないよね?』と言われた。そうだっけ?と思い考えてみたら、1年数か月前にカナダに戻った元同僚の送別会以来だった。1年数か月前のことすら「つい最近」と思ってしまう…

普段のパーティはドイツ語メインだけれど、この日は英語メインで久々に楽しいパーティだった。しかも、多国籍。ネパール人男性の彼女が今、日本にいて、彼も月末から日本に行く、とか、トルコ人と文化の話をしたりして楽しかった。

さらには、

同じ時期に大学で勉強した

アメリカ人も来ていた。彼とはコースも学年も違っていたけれど、「いつまでも大学に残っている仲間」として仲良くなり、たまに学食で一緒にランチを食べたりしたけれど、時々彼は

長期で消息不明

になるし、私も大学を辞めたり、でここ数年会うことがなかったけれど、友達のパーティで再会。ちなみに、クロアチア人の元同僚とどうやって知り合ったのかを聞いたら、『

2週間前にあった別の友達のパーティ

で知り合った』という。パーティで人脈が広がるって本当だ。


後日、クロアチア人の元同僚、仲のいいドイツ人の元同僚と3人でカフェに行った。
クロアチア人の元同僚はそろそろPh.Dを取る時期だと思い、話を振ってみた。『あと半年くらいかなぁ。でも、最近

教授に無視されている

んだよね』と話し始めた。『アポを取ってその時間に秘書さんの部屋に行くでしょ。アポの時間直前に

教授がす~っと出ていく

んだよね。これがこの半年で2回あった』という。私の時もアポの時間にランチに行って戻って来ないとか、テレフォンカンファレンスとか、何度もぶっちされたけれど、さすがに『これはないわぁ』と思う。この教授、学生から何かを求められそうなときはひたすら無視する傾向がある。

話は変わり、ドイツ人の元同僚が『またパーティしようと思うんだよね』と言い出した。
クロアチア人:『お、いいね!私、この前のBBQの残りの肉が冷凍庫にたくさんあるよ!』
ドイツ人:『いや、家ではBBQはしないよ』
クロアチア人:『うちの冷凍庫の肉はどうするの?』
ドイツ人&私:『…』

また近いうちにコーヒーに誘おうかな。

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叔母の70歳の誕生日パーティ

2015-09-20 12:19:24 | Weblog
去年、ソクチくんの叔母の一人が70歳の誕生日を迎えた。ドイツでは、60歳、70歳、80歳などの誕生日パーティのほか、65歳、75歳などでも盛大な誕生日パーティを開く人が多い。

誕生日パーティが近づいてきたある日、

パーティは延期

という知らせが入った。その叔母の長女一家がアメリカから帰国するから延期する、という。
私はその一家とは会ったことがないし、その前の年に赤ちゃんが生まれていて、親戚のだれも会っていないからお披露目もかねて開催すればいいのに、と思うけれど、なぜか延期。

当初は2か月くらいの延期だったけれど、2か月たっても音沙汰なし。『中止だね』と思っていたら、今年の3月、招待状が届いた。

あと数か月で71歳になるけど…

70歳の間にパーティをすればOKなのだろうか…

ソクチくんに『意味が分からないけど』と言ったら、『うん、

僕にもわからない

』と言われた…
それでも、『親戚に会えるし、ただでおいしい食事を食べられるから行く』と。私にはそれも理解不能。

パーティに参加したのは叔母さんの友達も含めて15人程度のこじんまりしたものだった。

パーティの翌日に発覚したのは、

長女家族は招待していない

という事実。
というか、誕生日パーティを開催する、ということも伝えていなかった模様。どんな親子関係なんだろうか…

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夏の旅行-ホテル編

2015-09-19 13:27:17 | 旅行


今回、ザルツブルクで泊まったホテルはHotel Garni Lehenerhof。Booking.comのサイトで予約をした。予約時点では、確かに『お車でいらっしゃる方は駐車場を確保するのでご連絡ください』とあったので、駐車場の確保をお願いした。
が、出発直前の確認では、『駐車場は

確約できません

。近くに公共の駐車場があるので、満車の場合はそちらをご利用ください』となっていた…
無料の駐車場の有無もホテル探しの重要なポイントだったのに。

私たちが夕方チェックインした時点では残りの駐車場は2つだった。

ホテルの立地は、ザルツブルクの旧市街まで歩いても行けるし、バス停もすぐ近くにあり、便利だった。

私たちがザルツブルクに滞在した日は、気温40度くらいの暑い日だった。このホテルは

ザルツブルクの交通のかなめ

と思われる道路に面している。
部屋にはエアコンはなく、卓上の扇風機が1台あるのみだった。つまり、

窓を開けるとうるさく、閉めると暑い

という日だった。夜になっても気温は下がらず、交通量も減らず、私たちは睡眠不足になった。
アメニティはなかったけれど、WiFiは無料だし、清潔ないいホテルだったと思う(窓を開ける必要のない時期は)。


キームゼー観光のために、BergenのHotel Mariandl(写真)に泊まった。外観もかわいらしかったけれど、中もドイツの田舎の家、という感じでかわいらしかった。

ここもBooking.comで予約をした。ダブルルームにはスタンダードとコンフォートの2種類があり、私たちはソクチくんのたっての希望でコンフォートに泊まった。

ベッドの幅が181-210cm

だから。しかも、料金の差額が1人1泊1ユーロだったから。
予約をした後、『朝食なし』となっていることに気が付いた。シングルやスタンダードのダブルルームには朝食がついているのに。ホテルのウェブサイトを見ると、どの部屋タイプにも朝食がついているので大丈夫じゃない?と思ったけれど、ソクチくんは

電話

をかけ始めた。そこまでして朝食の確認をするのか、と思ったけれど、Bergenはそこそこの田舎町なので、自分たちで朝食を調達するには前もって準備がいるかもしれないから、ということだった。
朝食はもちろんついていた。パンやチーズは1種類のみだったけれど、おいしかった。

私たちが泊まった部屋にはベランダがついていたけれど、

隣の部屋とつながっていた(仕切り等はなし)

不用心な気もするけれど、ドイツの田舎はこんなもんなのだろうか。

このホテルのバスルームには

シャンプーの小袋が1つ

のみ置かれていた。2人で泊まるのに…
ソクチくんが1泊目に使用したけれど、2泊目は

補充されなかった


サンプル?

アメニティはこんな感じだし、WiFiは有料なので、そのあたりはいまいちだけれど、部屋はかわいいし、スタッフも感じがいいし、私たちはシャンプーもボディソープも持っていくので、総合的にもまずまず、と言ったところ。ただ、車がないと来ないホテルだと思う。



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夏の旅行-ミュンヘン編

2015-09-18 10:31:03 | 旅行


ミュンヘンには休憩のために立ち寄っただけなので、観光はせず、ニンフェンブルク城とそのすぐそばの植物園へ行った。植物園には大きな温室があり、中にはサボテンや竹、熱帯植物、蘭、シナモンやトウガラシなどのスパイス類などが生育していた。そういえば、稲も生育していた。植物園で稲を見たのは初めてかも。

写真はスイレンとハスのコーナーで生育していた、人が乗れるんじゃないかと思うくらい大きなハスの葉っぱ。私はなんとなく、ハスやスイレンを見るとテンションが上がる。

外には花各種、高山植物コーナー、森林コーナーがあり、面白かった。森林コーナーには「Abies homolepis Nikko-Tanne Japan」と書かれている木があった。調べてみたら、ウラジロモミで別名がニッコウモミで、日本の特産種らしい。

植物園をてくてく歩いていくと、裏門みたいなところに出て、そこから小道を渡るとニンフェンブルク城に入る。



ニンフェンブルク城はルートヴィヒ2世が生まれたお城でもある。今回は内部の見学はしなかったけれど、中には美人画ギャラリーがあり、たくさんの美人画を見ることができる。

このお城、一般公開されているけれど、

ヴィッテルスバッハ家が所有

しているらしい。ルートヴィヒ2世が残した借金をヴィッテルスバッハ家が返済したと聞いたことがあるけれど、このお城も個人所有なのか…スケールが違う。

3年前ほどに来た時も工事中だったような気がするけれど、今回も工事中だった。
運河ではゴンドラに乗れるようになっていたけれど、運河の途中に橋があり、そこを超えることができないから、

橋と宮殿側の運河の端

を往復するのみだった。橋から道路(公共交通機関)まで結構あるから、中途半端な感じだった。

植物園とニンフェンブルク城の間に「マグダレーナの庵」(瞑想する場所)と呼ばれる建物があった。外観はとても古く見えたけれど、実は18世紀に建てられたもので、

廃墟をイメージ

して作られたらしい。

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夏の旅行-フラウエン・インゼル編

2015-09-17 09:33:04 | 旅行


ヘレン・インゼルで観光した後、船でお隣のフラウエン・インゼルへ。この島の見どころは782年に建設されたベネディクト派の女子修道院(写真)。建物には華美な装飾はなく、ずいぶん前に建てられたんだな、と感じられる。入り口の床がかなりすり減っていたので、建設されてから1200年以上の間に多くの人がそこを歩いたのでしょう。修道院内は普通の修道院だったように思う。

併設されているショップは結構大きかった。売られているものも、宗教的なものから宗教的なものには見えないものまでいろいろあって面白かった。3,4台エアコンが設置されていて、東芝など、日本のメーカーだった。

せっかくなので、島をぐるっと回ってみることにした。小さい島なのでそれほど時間はかからない。



船着き場の近くにはカフェやかわいらしい建物があった。
が、そこから少し歩くと

芝生&湖

という感じで、芝生の上に寝転んで本を読んだり、湖で泳いでいる人がたくさんいた。

私たちは

1日に4本しかない

Uebersee/Feldwies行きの船を逃した(最終から2番目に乗りたかった)ので、最終の船で戻ることにした。船の出発は

2時間後

暑かったのでカフェでアイスコーヒーを飲んでみたけれど、2時間カフェで座って過ごすわけにはいかないので、私たちも芝生方面に向かった。

ちょうど空いているベンチを見つけたので、それを木陰に移動させ30分ほどぼーっと景色を眺めながら過ごした。鳥を見たり、湖で遊んでいる子供たちを見たり、修道院を振り返って見たりしていたので、思いのほか時間がたつのが早かった。

船着き場に行ってみると、

大行列

になっていた。『あれ?みんなUebersee/Feldwiesに行くの?船、そんなに大きくないよね。全員乗れるの?』と思ったけれど、大半はPrienへ行く人たちだった。ヘレン・インゼルに行くときに船内で購入したチケットは、船を下りるときも、フラウエン・インゼルに行くときの船でもチェックされることはなかったけれど、ここで船に乗るときに回収された。なるほど、島に行ったら戻らないといけないからね。

フラウエン・インゼルはのんびりとした島なので、1日ゆっくりと過ごすにはもってこいの島だろうな、と思った。

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夏の旅行-ヘレン・インゼル編

2015-09-16 12:53:45 | 旅行


お城好きな私はルートヴィヒ2世が建てたヘレンキームゼー城にも行ってみたかったけれど、このお城はキームゼーにあるヘレン・インゼルという島にあるので、なかなか行く機会がなかったけれど、この夏、行ってきた。

島に行くためには船に乗らないといけないけれど、船着き場は6か所。このうち、プリーン(Prien)は電車の駅もあり、船もたくさん発着するメインの船着き場。私たちはキームゼーの南にホテルを取ったので、Uebersee/Feldwiesというところから船に乗った。ここからヘレン・インゼルに行く船は1日に

4本

あるのみ。朝一番が10時だったので、それに乗り遅れないために

9時半

には船着き場に到着した。駐車場はあるけれど、それほど大きくないので、早く来て正解だったと思う。10時が近づくと、50人以上の人が集まった。チケット売り場は船着き場にはなかったので、『乗るときにチケットを買うと時間かかるね』と思ったけれど、船が出発してから船の中でチケットを買うシステムだった。

さて、ヘレン・インゼルに到着し、お城のガイドツアーのチケットを購入した。ソクチくんが購入したらドイツ語のツアーだったので、英語のツアーに変更してもらった。受け取ったチケットを見たら

ヘブライ語

となっていた…
事前に調べた限り、ドイツ語と英語のツアーのみだったけど、ヘブライ語って。

ツアーの時間まであと20分ほどだった。船着き場からお城までは15分くらいとのことだったので、『あまり時間ないね』と言いながら歩き始めた。ソクチくんが『トイレに行きたい』と言い出したので、速足で歩き始めた。

林の中を歩いていくと、突然お庭とお城が現れた。写真を撮ろうとしたらソクチくんが、『僕、トイレに行きたいんだけど。写真は帰るときに撮ればいいよ』と言い出した。私もツアーの前にトイレに行きたいし、と思い、写真は諦めた。

ツアーの入り口はツアーごとにどのゲートに並ぶかが電光掲示板に示されていた。が、

開始まであと数分の時点で変更

になった。
気になったのは、英語のツアーとドイツ語のツアーの間に

11:28 中国語

とあったこと。28分って…

ツアーは英語だったけれど、日本語で説明してある紙をもらうことができる(ツアーの最後で『もしよければ返してくれる?』と言われる)ので、よく理解できた。

お城は、一言でいうと、どこまでも

ルイ14世リスペクト

という感じだった。ルイ14世の絵や騎馬像などが飾られ、ヴェルサイユ宮殿にある鏡の回廊を模したもの(でも

オリジナルよりも長い

)があったりと、あちこちでルイ14世を感じることができる。

食堂には、マイセンのシャンデリアやつぼ、バラが飾られていてそれはもう、素敵すぎてため息が出る。

ツアーが終了したあとも少し見学できるところがあり、出口付近に浴室があった。

6万リットルのお湯

を入れることができる大理石の浴槽があった。浴槽というよりはプールでは…
天井にはピンクと青色のベネチアのムラノガラスでできているとてもかわいらしいシャンデリアがあった。

ツアーが終了し、さて、庭に出ようか、と思ったら、ソクチくんが『

お腹空いた。レストランに行こうよ

』と言い出した。レストランは船着き場の比較的近くにある。
…いつ写真撮るんだよ!と怒ったら、『あ、博物館がある。行ってみようよ』と話をはぐらかされ、ルートヴィヒ2世博物館へ。



内部はミュンヘンのレジデンツやルートヴィヒ2世が建てたもう1つのお城・リンダーホーフ城の部屋を模した展示などがされていて、興味深かった。ルートヴィヒ2世のデスマスクもあった。
写真はリンダーホーフ城の寝室のコピー。

博物館を見学した後、無事に庭で写真撮影をした。


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