徒然留学日記

30にしてドイツ留学を思い立ち、その後結婚。日々経験したこと、感じたことをつづっています

太鼓を聴く

2007-08-30 05:33:21 | Weblog
知り合いの人に誘われてを聴きに行った。倭は和太鼓の演奏を中心にしたパフォーマンスグループ(と私は感じた)。

ほぼ1年位前から公演のポスターが駅などに貼られていて、多少の興味はあった。が、積極的に観にいくほどのパワーはなかった。

会場は小さいながらも3階席まであるホール。両脇のステージを見難い席はほぼ空いていたものの、そのほかの席は7割がた埋まっていたように思う。しかも、非日本人率高し。

少し遅れていったので、最初の20分ほどは見逃したけれど、とても面白いパフォーマンスだった。10人ほどが大小さまざまの太鼓をたたいたり、三味線を弾いたり、シンバルのようなものを使って遊んでみたり、と、太鼓だけでなく、他の楽器を使って2時間、観客をひきつけた。

倭は男女混合チーム。みんな、鍛えているだけあって腕も背中もすばらしい筋肉がついていた。特に、女性の1人はほぼ、最初から最後まで出演しっぱなしで、その体力に驚いた。パフォーマンス重視のチームだけあって、太鼓の演奏だけでなく、ステージ上を右に左に、走り回っていた。

さすがに、「おなかに響く」和太鼓の演奏、というわけではなかったけれど、とてもとても楽しめた。日本語で観客に話しかけることはなかったけれど、そのパフォーマンスで観客が一体となって笑うことができた。

ステージを観るまでは強い関心はなかったけれど、結局、パンフレットを公演終了後に購入した。売店では、パンフのほか、リストバンドやDVD、Tシャツなどが売られていた。

パンフは

ドイツ語と英語。演奏者のプロフィールはドイツ語のみ

日本のグループだから日本語もあると思ったのにな。残念。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

メンザ改修工事中

2007-08-29 04:36:41 | Weblog
メンザ(学食)の改修工事が始まった。いろいろ使えない機器があるらしく、

メニュー2種類+ピザ

のみの提供となった。ピザはさすがにいつものお皿だけど、そのほかのメニューには使い捨てのお皿が使われるようになった。この生活が

2週間

続くらしい…

いつもはメンザでサラダを食べていた私。でも今は、サラダバーはない。よって、メニュー2種類とピザのどれかを食べることになる。ちなみにピザは直径20cmくらいのホールピザ。これが1人分?同じ研究室のオーストリア人(彼はそれほど大食いではない)に「大きくない?」と言ったら、「そんなことないよ。でも、日本人には大きすぎるかもね」と言われた。彼だけには同意してもらえると思ったのにな。

今日はスープに入っているソーセージを食べた。

しょっぱーい

もう、食べながら体温がぐんぐん上がるのを感じ、さらに、

体が温まったせいか、鼻水が出てきた

体格違うから、きっと1食全部食べたら余裕で「日本人の1日の食塩摂取量の目安」を超えると思う。しょっぱいのでもちろん全部食べられず…

この生活があと10日も続くのか、と思うと憂鬱。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

お別れパーティ

2007-08-28 13:18:43 | タンデム
8月から他国で働くことになったタンデムくん。7月に会えるかな、と思っていたけれど、アパートを探したり、実家に帰ったりで、なかなか会えず、このままお別れかしら、と思っていた。

が、そこはドイツ人。

今度の土曜日、夕方から大学のお城の前の芝の上でワインをみんなで飲もう!

と連絡が来た。あいにく私はその日、他の用事があり、しかも何時に終わるか分からず、なおかつ風邪を引いていたので、「行けるか分からない」と返信した。

当日、その用事は21時に終わり、タンデムくんたち、まだ飲んでいるかしら、と思い、電話した。

飲んでるよ。花火するからあと15分で来られる?

うーん。電車で15分、駅から大学の城まで歩いて10分。30分くらいかかるよ、と言って電話を切った。

大学の最寄り駅に電車が付いた瞬間、タンデムくんから着信。

今どこ?あと5分で来られる?

…だから、30分くらいかかる、って言ったじゃない、と思いながら、城まで走った。

花火、待っていてくれた

そんなに豪華な花火を何発も、というわけではなかったけれど、やっぱり花火はきれい。待っていてくれてありがとう。

ワインを楽しんでいたのは何人か顔見知りの人はいたけれど、ドイツ人ばかり。でも、結構気遣ってくれる人がいて、「ほら、彼女、ドイツ語分からないんだから、英語で話しましょ」と言ってくれて、楽しく過ごせた。

1時間くらいしかいられなかったけれど、タンデムくんに会えてよかった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

契約延長

2007-08-23 03:58:31 | Weblog
8月末でバイトの契約が2つとも切れることになっていた。私の研究室の教授には7月に「延長してもらえますか?」と聞いたら、

うーん。秘書に確認してみないと分からないけど、多分大丈夫だよ

との答えをもらっていた。
その後、音沙汰なく半月が過ぎた。そろそろ聞いたほうがいいかな、と思っていた矢先、秘書さんが、

契約更新の書類を作っているんだけど、あおさんはいつまでバイトするのかしら?

とやってきた。締め切りは10月中旬ですけど、と伝えたら、

きっちり10月15日まで

の契約となった。渋いな。

書類にサインをして契約完了、と思っていたら、今週、別の書類を持ってきた。3月に初めて契約したときも書いたけれど、そのときはドイツ語堪能な日本人に手伝ってもらったけれど、今回は頼れる人もなく、コピーもなく、前に「秘書さんに聞けばいいのよ」と何人かに言われていたので、秘書さんに聞きに行った。

私、明日から休暇だから、時間ないのよ

といわれた。しかも、

これはあおさんの仕事よ。私の仕事ではないの。誰かドイツ人に手伝ってもらったら?

とも。そんな、聞けるようなドイツ人の友達はいないし。だからといって、ドイツの社会システムの知識のない私が一人で年金や健康保険に関するドイツ語の書類を完成させられるわけもなく、半ば強引に秘書さんのところにおいてきた。

5分後、秘書さんが私のオフィスにやってきた。

これはあおさんの仕事なのよ

というために。私も、

前に、分からないところは秘書さんに手伝ってもらえばいい、って人に言われたし。あなたは私を手伝ってくれてもいいと思うんだけど

と負けずに言った。そうしたら、

手伝うことはできるわ。例えばこの書類を用意したり。でも、この書類を完成させるのはあなたの仕事よ

は?書類を用意するのは「手伝う」ってことなの?あなたの仕事ではなくて?

他の研究室では秘書さんが全部してくれるけど

と言ってみたら少し勢いが弱まった。
まぁ、私も最近は忙しく、言い争っている時間ももったいないので、秘書さんが、

これは私だけの仕事ではないわ

と言った時に「ありがとう」と言ったら、引き下がってくれた。
やっぱりドイツ人だけあって、どこからどこまでが自分の仕事、それ以外はしない、またはエキストラ、っていうことを証明したかったのでしょう。

言い争えるだけの語学力が欲しい、と思った。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする