徒然留学日記

30にしてドイツ留学を思い立ち、その後結婚。日々経験したこと、感じたことをつづっています

忘れたころにストライキ

2024-04-27 16:11:56 | Weblog
今年に入ってから頻繁にストライキをしていたドイツ鉄道の運転士組合とルフトハンザの地上職組合、客室乗務員組合がそれぞれ会社と合意したようで、3月下旬からしばらくストライキはなかった。

ちなみに、ドイツ鉄道の運転士組合は、「ストライキ開始の48時間前の事前アナウンスをしない」と宣言し、実際、貨物列車のストライキ開始まで48時間なかったことがある。

で、ドイツ鉄道側は「発電所への燃料輸送や経済に深刻な影響を与える」と、ストライキの中止を求めて

裁判所

に訴えた。そして判決は

ストライキは合法

となり、そこから速やかに会社側と組合側が合意に達したよう。


さて、先週、私が住むエリアでUバーンとバスの運転士のストライキが2日間あった。ここ何週間かストライキがなかったのですっかり油断していたけれど、Uバーンとバスの運転士組合はまだ交渉中だったのか。Uバーンとバスは普段の生活に使っているので、影響が大きかった。

4月はイギリスやフランスでもストライキ実施のニュースを読んだので、物価上昇に給料が追い付かないんだろうな、と思う。いろんなものがすごい勢いで値上がり中。
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ランチョンマットを作る

2024-04-09 16:06:09 | ソクチくん


あお家実家は、何年か前にテーブルクロスの使用をやめ、ランチョンマットに移行し、私が一時帰国中にテーブルクロスからランチョンマットを作った。

そのランチョンマットも汚れたりして枚数が減ったので、2年前の一時帰国中に実家にある布でランチョンマットを作った。さすがにまだ数枚は使える状態で残っているけれど、実家の母が『無地の生地でランチョンマットを作ってほしい』と言ってきた。100均などで売っているランチョンマットは大きすぎるし、

柄があると薬を探すのが大変

ということで、無地指定。

いつもはけちけちハンドメイドで、「買い足さない」をテーマにソクチくんに作ってもらうけれど、さすがに無地の生地の手持ちはないので購入するつもりだった。オンラインでもいいけど、生地の厚さがよくわからないので、実際に街に見に行く予定だった。

その前日、たまたま大家さんにその話をしたら、『うちにある生地を使っていい』と言われ、その日のうちに無地または無地っぽい生地数種類見せてくれた。

緑や紺、グレー、オールドローズ、黄色などがあり、「使わせてもらうならオールドローズ」と決めた。
でも一応お店も見たい、と、街の布屋さんに行った。ハープのカバーを作ったときに布を買ったお店は閉店済みで、営業中の布屋さんは

2店

で、そのうち1店はちょっといいスーツのためのウール生地とその裏地専門店で、私たちが欲しい生地の取り扱いはなかった。

もう1店は

無地の生地はほとんどなし

だった。
というわけで、大家さんからいただいたオールドローズ色の生地でランチョンマットを作成することにした。ランチョンマットの枚数はたくさんあるに越したことはないので、いただいた布を余すことなく使うつもりでいたけれど、布の真ん中あたりに

小さな穴

があることに気が付いた。小さな穴を避けてオールドローズ一色のランチョンマットを6枚と、オールドローズ+生成りのランチョンマットを5枚の合計11枚作った。ちなみに、生成りの布はソクチくんが作りたいものがあったようで、3年前くらいに購入したもの。今でも作りたい気持ちはあるらしいけれど、作る気配がないので使わせてもらった(この布を購入したお店は閉店済みなので、『もうこの布は手に入らないんだけど!』とちょっともめた)。

ランチョンマットの裏地は

2年前にあお家実家から持ってきたもの

(無地もあったけれど、母が『この布でランチョンマットは嫌』と言っていた布なので、裏地に使用)なので、結局やっぱりけちけちハンドメイドになった。




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刺繍糸

2024-04-08 15:23:28 | Weblog


義母から25番の刺繍糸をもらってしばらくしてから、再び『まだ刺繍糸いる?』と聞かれた。義母は若いころは手芸は何でもしていたけれど、高齢になった今は、手元をいちいち確認しなくてもよい編み物をメインにしていて、刺繍はもうするつもりはないらしい。

ということで、写真左側の刺繍糸を今回譲り受けた。「これ、刺繍糸じゃなくて

毛糸

じゃない?」と思うくらいの太さだった。私は刺繍糸と言えば、25番(写真右)しか知らなかったけれど、25番とか、番号が付いているだけあって世の中には太さの違う刺繍糸があった。今回もらった刺繍糸は3番。

どういう作品に使うんだろう、3番の刺繍糸が通る針はあるのだろうか、と、疑問は尽きないけれど、とりあえず何か思いつくまでしまっておこう。
と、結局保管場所が変わるだけだったし、なんならスペースがたくさんある義実家に置いておいてもらった方が良かった気もする。

さて、この3番の刺繍糸、1綛は10メートル。ラベルにはどこ製とは書かれていないし、材質も書かれていない(書かれているメーカーはドイツのものなので、ドイツ製だし、昔は刺繍糸と言えば綿か絹なので、「材質は見ればわかる」らしい)。先にもらった25番の刺繍糸は1綛8メートルのものと10メートルのものがあり、10メートルのもののラベルにはやっぱりどこ製とか、材質は書かれていない。8メートルのものは西ドイツ製で綿100%と書かれている。やっぱり昔は1綛10メートルだったのだろうか。

ちなみに、義母からもらったものの、義母ももともとの持ち主(購入者)は知らないらしい。ソクチくんの祖母か大叔母あたりか。

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今年の桜終了

2024-04-03 14:40:54 | Weblog


いつもは今ぐらいが見ごろのはずの桜が今年は3月末でほぼ終了だった。ソクチくん実家近くの桜並木に行ったら、ほとんど散っていて、「毎年ここだけ少し遅く開花する」という場所の桜だけが満開だった(写真)。

先々週末は寒かった(しかも開花し始めているとは知らなかった)し、先週末は天気が悪かったし、と、今年はそもそも花見に向かない年だった気がする。




同じ公園内に水仙がたくさん植わっている場所がある。10年前くらいまでは別の場所に黄色の水仙がたくさん植わってたけれど、そちらは冬に雪が降るとそり遊びに使われるせいか、年々水仙が減り、今ではまばらに咲くだけになっていてちょっと寂しい。

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イースターエッグを作る

2024-04-02 14:50:34 | Weblog


週末はイースターだったので、友人家族とイースターエッグ(ゆで卵に色付け)を作った。ソクチくんの実家ではゆで卵を作るときに

玉ねぎの皮

を卵に巻いてゆでる(茶~黄色のまだら模様になる)ので、こういう市販品での色付けは初めてだったので興味深かった。

染料はパステルカラー6色セットの市販品。説明書きによると、ゆで卵が茹で上がってまだ温かいうちに染料につけると書かれていたけれど、私たちはゆで卵を持ち寄ったのですっかり冷めていた。
が、とりあえずやってみる。

用意するものは、
染料


ベーコンの脂身

酢は、染料が殻に入り込むように、殻を少し溶かす働きがあるらしい。

色付けは、卵を染料+水+酢の入った容器に入れ、4分待つだけ。
私たちの卵は、赤、青、オレンジ、紫に染めた。オレンジはちょっと薄かったけれど、きれいな色に染まったと思う。

お好みでシールを貼ったりした後、

ベーコンの脂身で艶出し

して終了。簡単にきれいなイースターエッグができた。


ドイツでよく見かけるイースターエッグのデコレーションに

生卵の殻

に絵をかいたりシールを貼ったりしたものがある。「生卵の殻」なので、中身は出してあるわけで、私も一応知識としては「生卵の上と下に穴をあけて中身を吹き出す」と知っていたものの、どうやって中身を出すのかは見たことがなかった。今回、友人のご主人が1つ、お子さん用に作ったけれど、

本当に私の知識のまま

だった。卵の上と下に爪楊枝で穴をあけ(下側は少し大きめにすると少し楽)、上側の穴に口をつけ、強く吹くと下の穴から中身が出てくる、という、力業だった。


と、ドイツではイースター時期に卵の消費量が上がると思うのだけれど、みなさん、どうやってゆで卵を食べているんだろう、と少し気になる。

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