徒然留学日記

30にしてドイツ留学を思い立ち、その後結婚。日々経験したこと、感じたことをつづっています

一時帰国(2017年初夏)-名古屋観光編

2017-06-29 23:26:41 | 日本


ドイツで知り合った友達と名古屋で会った。今回は名古屋能楽堂、徳川美術館、熱田神宮と、3か所行ったけれど、どこも初めてで楽しかった。

名古屋能楽堂は名古屋城の近く。月に4,5回、能舞台を見学させてくれる日があり、私たちが行ったのはちょうどその日だったので能舞台をじっくり見学してきた。

ホールに入る前に警備らしき人が人数のカウントをしていた。私たちがホールに入ってしばらくしたらその警備の人も入ってきた。せっかくなので、と思い『この能楽堂はいつできたんですか?』などと質問したら、ものすごく丁寧に答えてくれた。そして、途中から私たちの専属ガイドさんのようになり、

入場者のカウントをしていなかった

ような気がする…

この能舞台、

総木曾檜

で、能舞台の屋根を支えている柱は

樹齢600年

だったらしい。

能舞台を正面から見て左手前の柱は「目付け柱」と呼ばれ、能面をつけると視野が極端に狭くなるので、能を舞うときにこの目付け柱を自分の位置を確認する目安の1つにしているらしい。『ホールの外に触れる面が展示してあるので、どのくらいの視野になるか確認してみるといいですよ』と言われたので、面をつけてみたら

ほとんど見えない

。この状態で舞うなんてすごい。

警備の人に『野村萬斎さんはここからここに飛んだんですよ。あんなことができるのは萬斎さんくらいですね』や『能楽協会が主催する公演は高くないですよ(実際、数千円)』などと教えてもらい、能や狂言に興味が出てきた。能や狂言を習っている人たちもいて、その人たちの発表会も能楽堂で行われるらしい。

徳川美術館には武具や刀、茶の湯関連(名古屋城二の丸御殿にあった「猿面茶室」が復元されていて、私は茶の湯関連の展示を一番楽しんだ)などが展示されていた。復元された能舞台もあり、『さっき見た能楽堂と同じだね~』などと話をした。

源氏物語絵巻を楽しみにしていたけれど、当然複製で、

展示室も一番小さくて

残念だった。





最後は熱田神宮。帰る時間が近づいていたので、

西門から入って西門から帰った

から、半分以上見られなかった(本宮でお参りして信長塀(写真)を見たくらい)。信長塀は、日本三大土塀の一つで、織田信長が桶狭間の合戦の戦勝のお礼に奉納したらしい。

能楽堂には今度は公演を見に行きたいし、熱田神宮もまたお参りに行きたい。

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一時帰国(2017年初夏)-空港・飛行機編その2

2017-06-25 02:56:17 | 日本



日本からドイツに戻るときは若干の早着でフランクフルトについた。セキュリティも入国審査も空いていたのであっという間にドイツ国内線の出発ゲートに到着した。

搭乗開始までにはまだ30分以上あるな、と思っていたら、SMSが届いた。何だろう、とみてみたら、

ルフトハンザからフライトキャンセル

のお知らせだった。

ゲートのカウンターにスタッフがいたので、すぐに詳細を聞きに行った。私は3番目にカウンターに到着したけれど、その後もスマホを片手に持った人がわらわらとカウンター周辺にやってきた。

スタッフが1人目の対応を終了したところで電話を取り、詳細な情報を得たようで、私たち全員に向かって案内をしてくれた。まとめると、

雷雲が近づいているので、フライトはキャンセル。そのあとの便もおそらくキャンセルになるので、ホールAのバンド5で荷物をピックアップして

電車で

目的地に行ってね。ボーディングパスは電車のチケットに変更してね。
ということだった。

ボーディングパスから電車のチケットへの変更は機械でもできるようだったけれど、私は3番目に並んでいたこともあり、カウンターで変更してもらった。

さて次は、荷物のピックアップ。「ホールA」と言われたけれど、そのホールAの場所が分からない。カウンターのスタッフは1人で、他にも待っている人がいたので、彼女には聞けなかった。彼女が指さした方向に歩いていくと、別のスタッフが歩いていたので聞いてみたら丁寧に教えてくれた。

ホールAに無事たどり着き、一応案内表示板でどのバンドなのかを確認したけれど、

私の便名の案内はない

ので、とりあえずバンド5に行ってみた。

ベルトは止まっていた

けれど、スーツケースはたくさん残っていた。バンド5の案内表示にも私の便名はなかったけれど、バンド5を1周してみたら私のスーツケースがあったので引き取り、電車の駅までスーツケースを転がした(結構遠い)。電車は当然

満員

で、デッキに立ちっぱなしで地元の駅に着いた。地元の駅でソクチくんと合流し、スーツケースを渡し、やっと重い荷物から解放された。


さて、フライトのキャンセル原因の雷雲だけれど、キャンセルの連絡を受けた時点でソクチくんに連絡し、ソクチくんがレーダーなどを見て、『えー。その雷雲、

ずいぶん遠くにある

よ。全然問題ないのに』と言った。確かに、雷が鳴ったのは、私が自宅に戻って1時間後くらいだった。たぶん、私の乗るはずだった便を出してしまうとその飛行機がフランクフルトに戻れない可能性が高く、翌日のフライトに影響するから早々とキャンセルしたんだと思う。

私の両親が来た時もドイツの国内線がキャンセルになった。英語もドイツ語も分からなくて、携帯も持っていない両親、よく荷物を引き取って電車に乗って(しかも乗り換えあり)私たちが住む町に到着したな、と改めて思った。

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一時帰国(2017年初夏)-空港・飛行機編その1

2017-06-23 23:38:34 | 日本



今年は初夏に一時帰国をした。航空会社はルフトハンザで、座席指定を一切しなかったので

580ユーロ(63,000円くらい)

で、今までで一番安かった。


今回も地元の空港からフランクフルトへ飛行機で行った。今回は地元の空港にも全身透視スキャナーみたいなものが設置されていた。
日本の空港はセントレアからドイツに戻ったけれど、セントレアでは全身透視スキャナーみたいなものも設置されていたけれど、基本、歩いて通るセキュリティーだった。そのセキュリティーに引っかかった人がスキャナーにまわされるようだった。

私は地元の空港でそのスキャナーに引っかかった。
が、全く同じ格好をしていたセントレアでは引っかからず(歩いて通るタイプのセキュリティ)、フランクフルトに到着してから行われたチェックでは引っかかった。
セントレアのセキュリティが緩すぎるのか、ドイツのセキュリティの精度が悪すぎるのか。

スキャナーのスキャンが終わった後、係員と一緒に体のどこが怪しいのか、一緒に画面を見ることができたけれど、私の場合、2回(地元の空港とフランクフルト空港)とも同じような場所が引っかかった。何が悪かったんだろう…

さて、日本帰国当日、フランクフルトの到着後、日本行きの便のゲートを空港の掲示板で探したけれど「Z」としか出ていなかったので、ボーディングパスに書かれていたゲートに向かった。途中でランチも済ませたところでなんとなくメールチェックをした。

ゲートが変更

となりました、と入っていた…
端から端への移動で少し焦ったけれど無事飛行機に搭乗。定刻を少し過ぎたところで出発となった。

出発時、コックピットから『出発が少し遅れたけれど、今日の飛行時間は通常よりも短めの予定なので、日本到着は定刻を予定しています』とアナウンスが入った。

その後、滑走路に向かい、離陸までもう少しかな、と思ったときに再度コックピットからアナウンスがあった。『

エンジンの1機に問題

があるので、駐機場に戻ります』と。

その後完全に止まったところで再び『ルフトハンザの技術士が10分から15分後に到着し、点検後、出発となります』とアナウンスが入った。これは、最悪の場合は代替機か、全日空の夜便か、との考えがよぎったけれど、このアナウンスから20分後くらいには『点検で問題がなかったので今から出発します。が、

航路が混雑していて出発許可が下りるまでに1時間かかる

ので、別ルートで出発許可の申請をします』とアナウンスがあった。コックピットクルーも『問題が1つ解決したと思ったらまた別の問題が発生したよ』と少し笑っていた。

航路は、シベリア上空から中国上空の航路に変更したと思う。それがよかったのか、比較的すぐに出発許可が出たので、結局全部で

1時間遅れ

で出発し、日本到着も1時間遅れとなった。

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ソクチくんの体組成

2017-06-21 21:15:00 | ソクチくん
ソクチくんが新しいフィットネスに通い始め、

タニタの体組成計(プロフェッショナル用)

で体組成を計測したらしい。

それによると
体重:82.3キロ
体脂肪率:7%
筋肉組織量:72キロ
骨量:3.3キロ
と、ソクチくんが結果を読み上げ始めた。

常々ソクチくんの記憶力に疑問を持っている私は、ざっと計算して、『あ、

脳みそない

ね~』と言ったら、ソクチくんは『

ザンネンデス

』と返してきた。

紙をよく見てみると、

基礎代謝量が3,000キロカロリー以上

で、体年齢が23歳となっていた。
いろいろ面白すぎてどこから突っ込んでいいのか分からない。

実際のところは、体組成計には問題はなかったと思うけれど、ソクチくん、フィットネスに

約20分歩いて

行ったので、汗をたくさんかいて体の水分バランスがおかしかったから変な数値が出たのだと思う。

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ネズミが出る

2017-06-20 02:23:40 | Weblog
私が住んでいる地区はとても自然が豊かな地区で、リスやキツネも出る。もちろん、

庭や森など、家の外

でしか見たことがない。
が、私たちの家は洗濯機を置く部屋があるけれど、そこで

Spitzmaus(トガリネズミ)

が出た。私が見つけ、すぐにソクチくんを呼んだ。私は「ネズミ=伝染病持ち」と思っていたけれど、ソクチくんが『これはSpitzmausだから、病気よりも



が危険だよ。しかもこのネズミは保護されているから殺せない』という。

洗濯機置き場の部屋を閉め切り、ネズミを捕獲しようとしたけれど、洗濯機の後ろに隠れたりしてなかなか捕まらない。ソクチくんが長い棒をもって洗濯機の下などをつつき、ネズミを追い出し、何とかバケツに入れることに成功した。格闘すること約15分。長かった。

その後はソクチくんが

庭の一角にあるコンポスト

あたりに放した。もう戻って来ないことを祈っている。


ネズミは日本でも見たことがあったけれど、家の中で至近距離から見たのは初めてだった。
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