徒然留学日記

30にしてドイツ留学を思い立ち、その後結婚。日々経験したこと、感じたことをつづっています

エレベーターに閉じ込められる

2019-06-26 16:12:16 | Weblog
私は一人の時は5階くらいまでならエレベーターがあっても階段を使って昇り降りする。過去に閉じ込められたことがあるわけではないけれど、なんとなく不安に思っているので、危険なことはしない。

友人親子と一緒に、あるデパートの最上階にあるレストランに行った。子どもも一緒なのでエスカレーターよりはエレベーターのほうがいいのかな、と思ってエレベーターを使うことにした。

私たちがエレベーターの前に到着したとき、ちょうどエレベーターのドアが閉まった。

と思ったらドアが開いた。「中の人が『開く』ボタンを押してくれたのかな」と思ったけれど、

中の人はエレベーターから出た

。ちょっと不審に思ったけれど、「気が変わったのかな」くらいに思い、私たちがそのエレベーターに乗った。最上階のボタンを押し、ドアが閉まった。

と思ったらドアが開いた。「あれ?」と思い再び最上階のボタンを押した。ドアは閉まったけれど、動かない。そして

その後、ドアも開かない

点灯していた最上階のボタンも消え、他のボタンを押しても点灯しない。私はすぐに

非常ベル

を押した。すぐに応答してくれ、ドアが開かないこと、どこで止まったかを伝えたら、『すぐに助けを行かせるわ』と言われ、待つこと5分程度ですぐにスタッフが来てくれた。最初は力でドアを開けようとしていたけれど、開かなかったので鍵を取り出した。鍵を持っているなら最初から鍵を使えばいいのに。

今回閉じ込められたエレベーターはガラス張りだったので閉塞感がなく、心理的に負担は少なかったのでよかったけれど、やっぱり当分の間は一人の時はエレベーターには乗らない、と決心した。

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無期限滞在許可取得への道-滞在許可更新編

2019-06-15 17:19:43 | Weblog

前回取得した滞在許可が期限を迎える前日に、滞在許可を更新しに外国人局へ行った。私たちの住む街では、期限が切れる1か月~2か月くらい前に外国人局から

○月×日の△時にこの部屋に以下の書類をもって来ること

と手紙が来る。都合が悪ければ電話で予約をずらしてもらうことになるけれど、滞在許可更新は重要なので私は今まで一度も予定をずらしてもらったことはない。

以前は期限が切れる3週間ほど前に予約を入れられていたけれど、最近は

期限が切れる前日

が多いらしく、私もそうだった。

持ち物は前回と同じ。

詳しいことは分からないけれど、「配偶者がドイツ人で、配偶者用の無期限滞在許可を取得するにはB1(ドイツ語の試験のレベル。B1は中級程度)の合格証明書が必要」と複数の日本人から聞いている。私はB1の試験は受けていない。今の期限付き滞在許可でも

3年間のものがでる

から、半年ごとに外国人局に通っていたことを思えば楽だし、パスポートを更新したら滞在許可も更新しないといけないし、ということで、B1の試験合格は、必要に迫られるまでは放置することにしている。


さて、滞在許可更新当日。必要書類を全部そろえて行ったので問題なくまた3年間の滞在許可が下りた。一緒にいたソクチくんが無期限滞在許可について聞いたら、『申請できるわよ。この書類を持って申請に来て』と言われ、書類を渡された。

無期限滞在許可申請に必要な書類は、
*無期限滞在許可の申請書
*写真
*在職証明
*直近3か月分の給与明細
*アパートの大家さんからの賃貸証明

B1の試験の合格証明書は言われなかったけれど、無期限滞在許可の申請書以外はどれもたった今外国人局に提出したものだけど、また提出し直すんだ…

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無期限滞在許可取得への道-パスポート更新編

2019-06-13 12:22:10 | Weblog
ドイツで2回目のパスポート更新をした。前回は領事館の出張サービスがあるときにパスポート更新の申請と受け取りに2回行ったけれど、最近は

申請は郵送でできる

そうなので、郵送した。郵送した書類は

*現在所持する旅券のコピー
*各種旅券発給申請用紙(紙の色や厚さに決まりはあるが、ダウンロードできる)
*写真
*旅券返納留保願(ダウンロードできる)
*旅券受領の同意書(ダウンロードできる)

の5種。写真は日本のインスタントの証明写真機で撮ってきたものを使う予定だったけれど、フラッシュの関係なのか

背景にグラデーション

ができていたので、急きょドイツで写真屋さんに行って証明写真を撮ってもらった。

3枚撮ってもらってその中からプリントするものを選んだけれど、1枚は半目、1枚は微妙、最後の1枚は唇がきちんと閉じていない、というありさまだった。『この中から選ぶのなら最後の1枚だけど、唇がきちんと閉じていないから証明写真としてはダメですよね?』と言ったら、『大丈夫よ。

修正

するから』と言ってささっと修正してくれ、写真の唇は閉じたけれど、いいのだろうか。

パスポート更新の申請をするときに受け取り場所(領事館の出張サービスを利用するのか、領事館に取に行くのか)を選ばないといけないけれど、今回は領事館に取に行くことにした。


領事館に入るのに

セキュリティチェック

がある、というので、ドキドキしたけれど、建物(領事館だけではなく、別の施設も入居している)の入り口にはなく、エレベーターを降りたフロアにもなく、領事館の入り口にもなかった。

領事館の入り口の前でカメラに向かって名前と用件、人数を告げて入り口のドアを開けてもらったらそこにあった。

セキュリティチェックと領事館の窓口は2メートルと離れていない。確かに、他の施設も入居している建物なので、領事館が借りている場所でしかセキュリティチェックはできないのだろうけれど、もっと離れたところでやらないと意味がないのではないだろうか…

領事館は私の前に1人しかお客さんがいなく、あっという間に新しいパスポートを入手できた。

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義叔母の誕生日パーティ

2019-06-10 08:54:48 | Weblog
義叔母の誕生日パーティへ行った。ドイツでは、30歳、35歳、40歳、45歳などのキリのいい年齢の時に大きな誕生日パーティを開催する人が多い。

義叔母の今回の誕生日パーティの予定は、

11時~:ランチ(ケータリング)
16時~:コーヒータイム(義叔母手作りのケーキ)
18時~:観劇
観劇終了後:ディナー(事前にソクチくんと私で準備)


という話だった。観劇はドイツ語だから私には理解できないだろうし、ディナーの準備も面倒だな、と密かに思っていた。

誕生日パーティ当日、ソクチくんのいとこ夫婦とソクチくんはディナーの準備に取り掛かったけれど、私は声を掛けられなかった。準備しているのはクロックムッシュ。パンにバターを塗り、チーズをすりおろすところまで準備して、残りは観劇から帰宅してから完成させた。

ソクチくんたちが準備中、義叔母や義両親と突然義叔母が『あおはパンにバターを塗るとき

パンをガリガリ

削るのよね』と言った。確かに、私はパンにバターを塗るのはほんの少し(むしろ塗らなくてもいいくらいに思っているけれど、そこはお付き合いで塗っている)だけれど、義叔母と一緒に食事をしたのはもう何年も前なのに「よく覚えているなぁ」くらいに思っていた。

後日、ソクチくんにその話をしたら、『「あおにはクロックムッシュの準備の手伝いをさせるな。バターをけちるから」と言っていたんだよね』と言われたので、そこでやっと合点がいった。

さて、観劇終了後帰宅したら21時。そこから私とソクチくんでクロックムッシュを仕上げたけれど、すりおろされていたチーズの量を見てびっくりした。

9人分のクロックムッシュに対して1キロ

が準備されていた。一人100g以上か…レシピにはその他、クレームフレッシュや卵黄、ハム、スライスチーズなどを使うと書かれていたけれど、ソクチくんと私の判断で勝手に大幅に減らした。すりおろされたチーズは

半分近く残った

し、クレームフレッシュも半分使用、卵黄は使わなかった。

ソクチくんによると、レシピには「パンに薄くバターを塗る」と書いてあったそう。ソクチくんは一応

普段よりも多く

塗ったけれど、義叔母が『それでは足りない』と

3倍

は塗った、と言う。

クロックムッシュ自体はおいしかったけれど、やっぱり21時半過ぎから食べているので、『寝られなかった』と言うゲストもいた。


観劇は「Appartment」をみた。フランスの金持ちが破産したので、余っている部屋を貸し出す、というところからスタートしただけで、特にストーリーがあるわけでもなく、俳優たちがジャグリングやアクロバットをするのを観客が見るだけだったので楽しめた。フラフープを10本扱ったり、投げた風船を吹き矢で割ったり、ところどころ観客も参加したり、で面白かった。

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