徒然留学日記

30にしてドイツ留学を思い立ち、その後結婚。日々経験したこと、感じたことをつづっています

日本旅行-東京旅行1日目(その1)

2011-09-30 00:35:06 | 日本



東京へ行く時、新幹線を利用した。ホームに到着したら、


東京方面のホームに2台、新幹線が止まっていた

そして、『新富士~三島で大雨のため、運転を見合わせている。運転再開までには相当時間がかかる見込み』とのことだった。
私は日本に住んでいたときは、ほぼ毎月のように新幹線を利用していたけれど、大雨で運転見合わせなんて初めての経験。ソクチくん(電車に関しては運がないと自覚している)も、『日本の新幹線は時刻表通りに運行する、って聞いているのに、自分が乗るとなったらこんなことになるなんて』と若干テンションが下がり気味だった。

アナウンスで、『運転再開までには相当時間がかかる』と言っていたので、何時間かかるんだろう、と思っていたら、

1時間半遅れ

で運転再開となった。半日くらいかかるのかしら、と思っていたので、意外に早かった。
ソクチくんがびっくりしていたのは、

約5分おきに状況がアナウンス

されること。そういえば、ドイツではこんな頻繁にアナウンスされることはまずない。
さらに、1時間半遅れで運転再開となったけれど、東京到着は

約1時間遅れ

だった。これも、ドイツではまず考えられない。ドイツでは、

一旦遅れたらどんどん遅れるのみ


さて、東京旅行初日は、関東に住んでいる兄一家と会った。最初に行った場所は

秋葉原のメイドカフェ

兄が下調べをしておいてくれ、『ここにメイドカフェが多いらしい』という通りに連れて行ってくれたら、

勧誘のメイドさんがあちこちに

その中から1軒選び、お店へ。内装がとてもかわいいお店だった。そのお店の一押しのランチはオムライスで、メイドさんがケチャップでお絵かきをしてくれる、というものだった。兄家族と私はオムライスを頼んだけれど、ソクチくんは

カレーライス

カレーライスのご飯がハート形に盛り付けてあってかわいかった。

さて、オムライスのお絵かきは、というと、まず甥っ子から始まった。

仮面ライダーオーズ

をオーダー。メイドさんは『え。クウガなら描けるけど』と言っていたけれど、さすがプロ。パソコンでチェックし、自分で紙に描き、それを見ながらケチャップで描いた。次は兄。

メーテル

をオーダー。メイドさん、義姉、私がそろって『え?!』と声をあげた。
再びメイドさんはパソコンでチェック。やっぱりうまく描けたと思う。次は私。どうしようかと思ったけれど、メーテルがOKなら、と思い、

花の子ルンルン

をお願いしてみた。

どう見ても20代前半のメイドさんに

ソクチくんに私が小さいころ見ていたアニメを聞かれ、花の子ルンルンと答えたら、どこかでアニメを入手してきてくれ、日本旅行前、ほぼ毎日のように見ていたので、お願いしてしまった。

再びメイドさんに『え?』と言われ、再びパソコンでチェック。描き上がったルンルンは、良く似ていた。最後は義姉。義姉は名探偵コナンのコナンをお願いし、メイドさんに

やっと描けるのが来ましたね

と言われていた。

最初は、『ケチャップで絵を描いていたらオムライスが冷めちゃうじゃん』と思っていたけれど、途中からものすごく楽しくなってきた。

メイドさんは最初から最後までメイドさんなのかな、と思っていたけれど、そこのお店は、基本は

普通のウェイトレスさん

で、時々メイドさんになる、という感じだった。
まぁ、楽しかったけれど、積極的に『次も』とは思わないな。

ランチの後は柴又の帝釈天へ。私たち、

誰も寅さんの映画を見たことがない

けれど、とりあえず駅前の寅さんの像と記念写真。
上の写真は、帝釈天の写真で、ソクチくんはこの松の形をとても気に入っていて、ドイツで説明するとき、

大きい盆栽みたい

でしょ、と言う。確かに。
屋根などの彫刻が見事だった。




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日本旅行-奈良編

2011-09-29 03:48:21 | 日本



京都から奈良はJRの快速電車1本で行け、便利だった。私たちは午前中に京都を出て、午後、奈良観光をした。最初に行ったのはお決まりの東大寺。ソクチくんは大仏の大きさに圧倒されていた。

大仏殿をぐるっと一周する途中、大仏の鼻の穴の大きさと同じと言われている四角い穴のあいている柱があった。私は小学生の時、この柱の穴をくぐった記憶があるけれど、今は無理だな、と思いながら、大学生くらいの男性3人組がくぐろうとしているのを眺めていた。

1人目は頭を入れたところでギブアップ。2人目は、

友達に引っ張ってもらいつつも成功

細身の男性だったけれど、大人でもくぐれるんだ。

大仏殿を見学した後は、五重塔がある興福寺へ。中金堂は、建設当初の堂を再現するために工事中だった。




興福寺を出てからは、ホテルでもらった『ならまち』の地図を見ながら歩いた。『ならまち』という地名はないけれど、江戸時代末から明治時代の町家の面影を見ることができる。いくつかお薦めの場所があり、私たちは『格子の家』を目指した。

格子の家は、ならまちの伝統的な町家を再現したもので、実際に部屋に入ることができる。中の間には箱階段があり、2階にも上がれる。
町家は、間口が広いと税金が高かったため、間口は狭いけれども、奥に長い、というのが特徴らしい。

奈良は結構街全体が『公園』という感じで、シカはどこにでもいたし、のんびりとした時間が流れていたような気がする。私たちのホテルはJR、近鉄の駅から結構遠かったけれど、シカや街並みを見たりして問題なく歩けた。

私はもっと奈良を見てもいいかな、と思ったけれど、ソクチくんは

蒸し暑い。汗が噴き出るからもう歩きたくない

ということで、奈良観光は実質半日くらいだった。

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日本旅行-京都編

2011-09-24 01:42:47 | 日本



日本旅行の行先を決める際、ソクチくんはほとんど『ここに行きたい』と言うことはなかったけれど、京都の嵐山の

竹林

には『行きたい』と主張した。ドイツで購入したガイドブックには、『見どころ』として載っていたけれど、私は『へぇ。そういうところもあるんだ』と言うくらいの認識だった。ちなみに、ドイツで購入したソクチくんの携帯の待ち受け画面は竹林。ガイドブックに載っている写真とほぼ同じなので京都の竹林だと思われる。

嵐山には始めて行ったけれど、お土産屋さんが並び、観光客でにぎわっていた。川も流れていてとても雰囲気のいいところだった。

さて、竹林を見るために公園に入って行ったわけだけど、

竹林のあたりだけ外国人(特に欧米)比率が高い

ように感じた。欧米ではこんなに太くて立派な竹は育たないのでしょうか。




翌日は京都の観光名所巡りをした。清水寺→銀閣寺→金閣寺→竜安寺と回り、お寺を堪能した。ソクチくんは銀閣寺の庭園の美しさに心を奪われたようだった。確かに、木の葉っぱが緑で、砂盛りとのコントラストが美しかった。

竜安寺の石庭もよかったけれど、ソクチくんにとっては、

消火用の赤いバケツが並べられていた

ことが記憶に残ったらしい。


京都は何でどうやって回るのが一番いいのかな、と思っていたら、市バスの一日乗車券カードがあることを知り、購入。残念ながら料金均一区間のみ有効なので、嵐山へは追加料金が必要だったけれど、そのほかはこの乗車券のみでOKだったので、安く回れたと思う。

京都のバスは複雑、という印象だったけれど、今回、1日乗車カード購入時にバスマップをいただき、2日間乗ってみたところ、

それほど大変ではなかった

また京都に行く機会があればぜひ活用したい。


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日本旅行-空港・飛行機編

2011-09-21 03:12:48 | 日本



ソクチくんは以前から日本旅行をしたがっていたけれど、長期の休みを取れる時期が限られているため、この夏を逃したら来年の春まで日本旅行ができないため、先日日本旅行をしてきた。

私にとって日本の夏は

7年ぶり

だったので、耐えられるかどうか不安だったけれど、思ってたより普通に過ごせたので、体がこういう暑さを求めていたのかな、と思う。

さて、フライトはいつも通りルフトハンザ。今回は飛行機の予約をしてから実際のフライトまで約1ヶ月半だった。座席指定を見て驚いた(ドイツ→日本)。満席に近いのは覚悟していたけれど、空いている席が

非常口の横の席のみ

ラッキーだったと思う。ドイツに戻ってくる便もほぼ満席で、これは普通の席しか取れなかった。日本出国の時、いつも名古屋空港のカウンターで『先着○名様にビジネスクラスに○○ユーロでアップグレードを紹介していますがいかがですか?』と聞かれるので、今回は『ビジネスクラスは空いていますか?』と私から尋ねたところ、

相当高くなりますよ

と言われあっさり断念。やっぱり夏は稼ぎ時なんだな、と思った。

さて今回のフライトで感じたのは、

日本人クルーの割合が大きくなった

ということと、

ドイツ人クルーがますます感じ悪くなった

ということ。ドイツに戻ってくるとき、エコノミーのトイレは階段で下に降りたところに6つくらい個室があるタイプの機材だった。あるとき、トイレ待ちが長蛇の列になったので、近くにいたドイツ人クルーに『他にトイレはないのか』を聞いたら、



と一言返ってきただけだった。『トイレはどこ?』と思われたかな、と思い、『他にトイレはないの?』と聞いてみたら、やっぱり

下だけ

と一言返ってきただけだった。そのほか、通路で仕事をしているクルーに『すみません、通してください』と言っても無視されたり、さらには、ドイツで飛行機を降りるときに

見送りなし

という状態だった。通常はボーディングブリッジのところで『さようなら』をすると思っていたけれど、

ドイツ人クルー同士話し込んでいた

初めての経験でかなり驚いた。

あと、機内食のメニューがメニュー表と実際のものと違っていた。メニュー表には『細巻き、ティラミス』となっていたけれど、実際に運ばれてきたものは『茶そば、フルーツ』だった。機内食にはそれほど期待をしていないとはいえ、こういうのはちょっとがっかりする。

まぁ、それでもルフトは便利だからまた使ってしまうんだろうな。


さて。今回の旅行は

人生初の飛行機搭乗

のソクチくんが一緒だった。おそらく機内では眠れないだろうな、と思っていたけれど、案の定、全く眠れなかったようだった。ドイツ→日本は私はいつも通りよく寝て、たまに目が覚めると『ソクチくんは何をしているかな』と、ソクチくんを見ていた。彼はずっと

窓の外を見ていた

後で『夜景がきれいだったよ』と教えてくれた。
日本→ドイツは私も何となくあまり眠れず、2人で映画を見て過ごした。

写真は日本出国日の名古屋空港

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