徒然留学日記

30にしてドイツ留学を思い立ち、その後結婚。日々経験したこと、感じたことをつづっています

バッグを作る

2021-12-18 03:52:11 | ソクチくん


ソクチくんが使っていた1泊旅行用のバッグがずいぶんボロボロになった。『ミシンも材料もあるから、作り方さえ分かれば作れると思うんだよね』と強気なことを言いだした。

バッグの外布になったのは、6,7年前に大家さんからもらった椅子(写真左上)の背もたれと座面部分の布2脚(2台?)分。厚手の布で、防水加工はされていないけれど割と水を通さない。ちなみに椅子の枠部分の木は、椅子をもらってすぐに室内用の作業台(写真左下)になった(大家さんは、ソクチくんが別のものを作る、と知ったうえで椅子をくれた。全部で3脚もらい、写真の椅子はあお家で使用中)。ハープを購入してからは狭い部屋がますます狭くなり、この作業台の上にクリスマスツリーを飾っている。

完成したバッグ(写真右)のファスナーは、ソクチくんが以前持っていたダイビングスーツから取り外したもの、持ち手部分はなんだかよく分からないけれど自宅にあったもの、写真には写っていないけれど、内布はソクチくんの実家に眠っていたもの、と、材料費はほぼゼロ。ミシンも足踏み式なので、電気代はミシンに取り付けたランプのみ、という環境に優しいバッグになった。

持ち手部分を縫うのに黒ではなく白糸を使っているのが不思議だけれど、たぶん、先日白糸を購入したばかりでたくさんあるのと、自分用で使うバッグなのでケチったのかな、と思う。

さて、数学はできるけれど計算が苦手なソクチくん。今回もやっぱり内布を切るときに円周の長さに合わせて切るはずの長方形の辺の長さを間違え、制作途中で布を継ぎ足していた。

裁縫が上手な人が見るとあちこち改善点だらけなのだろうけれど、素人が作った初めてのバッグにしては良くできたと思う。後は、どのくらい持つのかが気になるところ(実家に行くときに使用)。
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検定試験を手伝う-2021年

2021-12-15 16:20:48 | Weblog
先日開催された検定試験に手伝いに行ってきた。2018年に『人手が足りない』と声をかけてもらってから毎年声をかけてもらっている。去年はコロナで検定試験が中止になったので、私が手伝うのは今年が3回目。

ちょうど感染者数が増加中だったこともあり、「今年も中止になるのかな?」と思っていたけれど、試験関係は割と開催されるようで、この検定試験も無事開催となった。

コロナ関連の規制が強まり、会場の建物に入場するには3G(ワクチン接種者(geimpfte)、コロナ感染快復者(genesene)、コロナ検査実施者(getestete))の証明が必要で、ワクチン接種の場合は、

黄色のワクチンパスポートの提示では不可

で、

QRコード+身分証明書

が必要だった。黄色のワクチンパスポートがオリジナルのはずだけど、紙製だから簡単に偽造できちゃうから不可なのかな。QRコードにしても、そのQRコードの持ち主が本人とは限らない、ということで、こうなったのかな、と思う。私はたまたま検定試験の2週間ほど前にスマホを買い替えていて、無事デジタルに移行していたので良かった。

検定試験はドイツの他の都市でも開催されていて、いつもは全レベルを各都市で行っているけれど、今年はコロナの影響なのか、

都市によって開催レベルが異なって

いた。受験者の中に「やけに遠い場所から受けに来ているな。もっと近い受験会場があるのに、そっちは定員いっぱいだったのかな」という人がいたけれど、そっちの都市では開催されない受験級だったよう。私の友人は逆に、そっちの都市に受験しに行った。


さて当日。
建物入り口できちんと3Gチェックをされ、手伝いの人の控室へ。
いつもはビュッフェスタイルの軽食が用意されているけれど、今年はもちろんなし。

でも、受け持ちの部屋に

水2本とバゲットサンド2本とチョコ(1人あたり)

が用意されていた。水はガス入りとガスなし1本ずつと、気を遣ってもらっていた。
控室にはコーヒー、水、菓子パンも用意され、こちらは欲しい人が取るスタイルのものが用意されていた。

手伝いは二人一組ですることになっていて、私のパートナーは必ずドイツ人だけれど、今年の私のパートナーは

友人の息子

という、とてもラッキーな状況だった。試験の開始前に注意事項をドイツ語で説明する必要があり、ほとんど問題なくドイツ人が引き受けてくれるけれど、たまにもめている人たちもいるので、パートナーがどんな人なのかはドキドキする(英語でコミュニケーション取れる人なのか?とか)けれど、友人息子ということで今年は大船に乗った気分になった。

試験は無事問題なく終了。感染者が報告された、という連絡もないので何事もなく終わったのかな、と思う。みんな、普段の勉強の成果を十分発揮できていたら私もうれしい。

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定番のなぞなぞ

2021-12-08 16:32:12 | Weblog
今年の夏に日本留学から帰ってきたドイツ人の若者に最近会った。いろいろ話をする中で『あおさんはなぞなぞ好きですか?』と聞かれた。もうこの歳になるとなぞなぞは好きとか嫌いとかそういうものではないけれど、せっかくなので聞いてみた。

歯がきれいなアメリカの州はどこですか?

『ハワイだね』と即答したら『このなぞなぞ、知ってた?』と聞かれた。いつ頃なのかは覚えていないけれど、聞き覚えはあるので、私が子どものころからあるなぞなぞなんだろうな、と思った。


家に帰ってソクチくんに同じなぞなぞを英語で出した。割とすぐに『ハワイ』と答えたのでびっくりした。どうやら、10年以上前に参加していた日本語コースの先生に教えてもらったらしい。その先生は、私よりももう少し上の世代なので、(もしその先生の子ども時代から存在するのであれば)本当に

定番・長寿のなぞなぞ

なんだな、と思った。

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コロナ-職場の3G

2021-12-07 23:35:53 | Weblog
先週から職場での3Gが必須になった。3Gは、ワクチン接種者(geimpfte)、コロナ感染快復者(genesene)、コロナ検査実施者(getestete)を指す。

ホームオフィスが強く推奨されているのに3Gが必須ということは、

誰が確認する

んだろう、と思っていた。従業員のみの出入りなら、最初に確認を済ませれば大丈夫な気はするけれど、ソクチくんの職場は不特定多数ではないけれど、職員以外も多数出入りする。

先々週の金曜日、部長クラスの人から職員にメールがあった。
「来週の月曜と火曜、7時45分から17時45分まで2時間ごとのシフトで職員が出入口で3Gのチェックをする」

やっぱり職員がするのか。
ソクチくんの職場は、ポストによって公務員、州に直接雇用されているけれど公務員待遇ではない有期・無期契約の職員、州から割り当てられた財源で雇用されている職員、外部プロジェクトで取ってきた財源で雇用されている職員、など、様々いる。

気になったので、ソクチくんに「そのシフトには公務員は何人入っているのか」聞いてみた。

メールを送信した本人のみ

だった…
水曜日以降は「シフトに入れる人」が自主的に入ることになり、ソクチくんも1回入った。しかも、週1回の出社の日はシフトに入れなかったので

もう1日出社

という、ホームオフィス推奨なのに3Gチェックのために出社という、本末転倒な結果となった。

1日5人のシフトで週5日なので、1週間で25人必要。ソクチくんの部署は約70人くらいの職員がいて、そのうち約20人が公務員。公務員の貢献は

3人

だったらしい。いつまでこのルールが続くのかは不明だけれど、もう少し公平にすればいいのに、と思う。


さて、私が住んでいる州では、今、スーパーや郵便局などの生活必需品を取り扱う店以外は2G(ワクチン接種者、コロナ感染快復者)ルールとなった。

出入口に専任の人が立ち、タブレットでQRコードを読んで確認する店もあれば、お客さんが入店するとスタッフが来て

目視

で確認という店もあった。友人の話では、専任の人が出入口に立っていたけれど、

確認せず入店させている

店もあったらしい。大丈夫なんだろうか…

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