徒然留学日記

30にしてドイツ留学を思い立ち、その後結婚。日々経験したこと、感じたことをつづっています

杏仁豆腐を作る

2021-02-16 19:24:13 | Weblog
ゼリーを食べたくなり、去年の秋に日本食材屋さんで購入した寒天とおいしい牛乳があったので

牛乳寒天

を作った。簡単な割に満足度が大きかったので、この先、ゼリーを食べたくなったら牛乳寒天を作ろう、と思っていた。

翌日。
ソクチくんがアーモンドをミキサーに入れてパウダーにしていた。『何作るの?』と聞いたら

杏仁豆腐

という。『え?私、日本にいた時、中国人の先生から中華料理を習ったことがあるけれど、杏仁豆腐にはアーモンドエッセンスを使ったよ』と言ったら、『でも、調べたレシピではアーモンドパウダー使っていたよ』というので、私も調べてみたら、アーモンドパウダーを使っているものもあった。知らなかった。

アーモンドエッセンスと寒天をスーパーで買い、早速杏仁豆腐(風)を作った。

私が作った牛乳寒天は、口の中で崩れる感じがしたけれど、ソクチくんの杏仁豆腐はゼラチンで固めたみたいにつるっとした食感だった。私もソクチくんも、液体と寒天の量はパッケージに書かれたものにだいたい従い、私は寒天4グラムに対し、液体600ml、ソクチくんは、寒天10グラムに対し、液体500mlだった。

おかしい、と思い、パッケージを確認した。日本食材屋さんで購入した寒天は、寒天100%。スーパーで購入した寒天の商品名は『Agartine』。まず思ったのは、「寒天(Agar-Agar)+ゼラチン(Gelatine)」だったけれど、ヴィーガンとなっていたので、ゼラチンは使われていないはず。次に原材料を確認した。

マルトデキストリン、寒天(25%)

となっていた。添加物が75%…
ソクチくん調べによると、マルトデキストリンにも液体をつるっと固める効果があるそうだけれど、つまりは、寒天2.5グラムに対して液体500mlを使ったから、私の牛乳寒天よりもつるっとして柔らかかったということなのかな?

次は寒天100%の商品を見つけたい。


その後ソクチくんは、杏仁豆腐づくりが楽しい(寒天と液体の割合を毎回変える)ようで、実家に帰るたびに洋梨のコンポートを持ってきて、杏仁豆腐を作ってこの洋梨のコンポートを載せて食べる。この洋梨のコンポートは、去年の秋にソクチくんの実家の近所の人(去年は豊作だったらしい)から頂いた洋梨をソクチくんの両親がコンポートにしたもの。

煮ても煮ても柔らかくならなかった

ようで、あまり義父の好みではないようなので、私たちが食べている。