季刊誌「NAGI凪」冬の号670円を買った。タイトルにあるように、県内の新進作家13人と1グループの器を特集している。
陶磁器は好きである。鑑賞も好きだが、買う自家用は飾るものはなく、日用雑器ばかりである。観賞用のを買い求めるお金のないのも理由だが、柳宗悦のいう「用の美」を自分の価値判断としている。駒場の日本民芸館を訪ねたこともあるぐらいだから、彼の本はいくつか読んでいる。
従って器も力のあるのが好きである。普段使っているものがそんなものばかりでないのは眼力の足らなさで、仕方ない。買ってみて値段ほどでもないと思ったものもある。せいぜい一個1万円未満ばかりで、皿などは2千円以内だ。でも、一度だけ、信楽の陶芸家のところで、4000円の中皿を一枚買ったことがある。都会の半額だ。自転車で行ったものだから、デイバックを用意したが、落車は出来ないなと思って慎重に走ったり、その陶芸家に自転車用の靴(SIDI)は初めて見たといわれたことも思い出である。
残念ながら「凪」の特集した作家の作品は一つとして持っていないが、中には買ってみたいものもある。実際手にとってみた作家の器もあったがそれは買っていない。こうしたものはネクタイの好みと同じで人様ざまである。しかし、本当によい作品は人の眼を離さないものだし、人気も出る。10年後このうち、どの陶芸家の名が出るかだ。
陶磁器は好きである。鑑賞も好きだが、買う自家用は飾るものはなく、日用雑器ばかりである。観賞用のを買い求めるお金のないのも理由だが、柳宗悦のいう「用の美」を自分の価値判断としている。駒場の日本民芸館を訪ねたこともあるぐらいだから、彼の本はいくつか読んでいる。
従って器も力のあるのが好きである。普段使っているものがそんなものばかりでないのは眼力の足らなさで、仕方ない。買ってみて値段ほどでもないと思ったものもある。せいぜい一個1万円未満ばかりで、皿などは2千円以内だ。でも、一度だけ、信楽の陶芸家のところで、4000円の中皿を一枚買ったことがある。都会の半額だ。自転車で行ったものだから、デイバックを用意したが、落車は出来ないなと思って慎重に走ったり、その陶芸家に自転車用の靴(SIDI)は初めて見たといわれたことも思い出である。
残念ながら「凪」の特集した作家の作品は一つとして持っていないが、中には買ってみたいものもある。実際手にとってみた作家の器もあったがそれは買っていない。こうしたものはネクタイの好みと同じで人様ざまである。しかし、本当によい作品は人の眼を離さないものだし、人気も出る。10年後このうち、どの陶芸家の名が出るかだ。