『「都市交通」の新たなステージへ』という副題のついたこの本(写真)を買ったのは、例のパブコメが終了してから。11月の提言をだした「懇談会」メンバーであった古倉氏も3人の共著の一人である。2年前に出版されている。
最後の章で「わが国において、自転車に市民権を与え、その活用を推進するにあたり、最も必要とされるのは、自転車を「交通手段」として位置づけ、走行空間を確保することである。欧米各国が自転車政策の核に据えているのもこの点である。走行空間があいまいな「交通手段」というものは存在しない」と書いている。
その通りと思う。交通手段として、走行空間を「骨太」に実現することこそ、やるべきことだ。
古倉氏は56歳だが、国土交通省に長くいた経験か諸外国の事情に詳しい。もう少し、このあたりを詳細に知りたいと思うのであります。必要なのは、どういう考えで政策が行われているかということ。考え方をしっかり取り入れないで形をまねても、「外国と事情が違うから」という意見に流される。そういうところをしっかり聞きたいものだ。
最後の章で「わが国において、自転車に市民権を与え、その活用を推進するにあたり、最も必要とされるのは、自転車を「交通手段」として位置づけ、走行空間を確保することである。欧米各国が自転車政策の核に据えているのもこの点である。走行空間があいまいな「交通手段」というものは存在しない」と書いている。
その通りと思う。交通手段として、走行空間を「骨太」に実現することこそ、やるべきことだ。
古倉氏は56歳だが、国土交通省に長くいた経験か諸外国の事情に詳しい。もう少し、このあたりを詳細に知りたいと思うのであります。必要なのは、どういう考えで政策が行われているかということ。考え方をしっかり取り入れないで形をまねても、「外国と事情が違うから」という意見に流される。そういうところをしっかり聞きたいものだ。