自転車のサドルの上で・・・

サドルの上での気ままなひとりごと

逆鱗

2011-12-31 | Weblog
 龍は元々人間に危害を加えることはないのだが、81枚ある鱗のうち、顎の下にある逆さに生えている鱗を触られることを非常に嫌う。触ったとたん食い殺される。これ「逆鱗」という。
 さてはて、大晦日である。2011年どうあがこうがこの一日しかない。朝から一生懸命外回りの掃除をしていたが、天気が良い。温かい。こういう時は、嫌味の一つも出るというもの。これが「逆鱗」に触れた。山の神の。
 時は10時を回っていたが、自転車に乗って出て行け、となり、合点とばかり準備する。さりとて作業の残りもあり遠くというわけにも行かない。
 グリーンロードで旧美里村の辰水神社へ来年の干支を見に行く事に。
 毎年村人が作る発泡スチロール製の干支が人気を呼んでいる(写真)。 
 帰りは長谷山経由で中勢BPにでる。途中「胞衣塚」に立ちよる。伊勢平氏発祥の地と言われる。ここは「平清盛」の父親の「忠盛」の胞衣(胎盤)を埋めたと言われる塚がある。産湯を使ったといわれる池も残っている。横を通過したことはあるが、ゆっくり寄ったのは初めて。NHKのドラマの始まる前に認識を新たに、なんて。清盛の5代前の平維衡は1006年に伊勢守に任じられている。一族は伊勢・伊賀を治めた。
 58km程度だけど走れば気分も良く、来年は干支も干支。「逆鱗」に触れないよう特に気をつけようと思うのでありました。
 みなさま、来年もよろしくです。
 
 
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